美味しかな、美味しかな。
東京に世田谷区というところがあり、世田谷区の中に三軒茶屋という場所がある。
私は三軒茶屋は世田谷の中心だと思っているのであるが、その理由はというと単純に銀行の支店名が「世田谷支店」というのが集中しているから、というだけの理由である。
ここに住むようになって2年余りが経つが、実はあまりまちのことを知らない気がする。
おいしいものを食べるのが大好きなので、いろいろ店を探しているのだが三軒茶屋に限らず自分の嗜好にあったお気に入りの食べ物屋を見つけるというのは大変なものだ。
ところで話は戻るのだが、三軒茶屋に下北沢へ通じる「茶沢通り」という通りがある。
文字通り、三軒「茶」屋と下北「沢」を結ぶ通りである。
うまいネーミングだと思う。
私は引っ越してきたばかりの頃、てっきり「茶沢」という地名があるんだと思って必死で探した苦い経験がある。
別に苦くないな。
苦い、若い、岩い。
似てるな。
岩いってなんだよ。
その茶沢通り沿いに「川善」という肉屋さんがあり、その2階に直営のとんかつ屋さんがある。
じつは前々からココのとんかつは美味い、といろんな人に聞いていたのだが食べたことがなかった。
先日、たまたま晩飯時に近くを通りかかったので入ってみることにした。
上ロースカツでも1200円くらい。
決して高くはない。
注文して出てきたとんかつのブ厚いこと!
一口食べてみると…美味い!こりゃあ美味い。
思わず「うまい!」と口に出したらお店のオバサンに「ありがとうございます」と笑いながら言われてしまうくらい美味かった。
やっぱり豚肉はうまい。
豚肉体型の私としては共食い状態だが肉の中では豚肉が一番美味いように思われる。
実は私、中学3年まで牛肉を食った記憶がない。
初めて食ったのは修学旅行で京都に行ったときに出てきたすき焼きである。
思わず周りの友だちに「これ何の肉?」と聞いてしまい「あ?牛じゃん。」と言われてしまったのである。
すき焼きは食べたことはあったが、そう、我が家のすき焼きは豚肉だったのである。
親に聞くと「お父さんが牛肉嫌いだったから」ということなのだが非常に疑わしい。
ある程度のものを食わしておかないと表で恥をかくぞい。
もういい思い出だけど。
ちなみに卵をつけて食べるのもそのときに初めて知ったのだった。
卵も嫌いだったっていうのかい、パパ。
いちおう断っとくけど、いまは牛肉もたまには食べるし、すき焼き食うときは卵もつけるよ。
でもね、実は豚肉のすき焼きの方が好きだし、卵もつけないほうが本当は好き。
牛肉は匂いがね…美味いけど。
やっぱり親の子なのかな?
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