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2005年9月19日 (月)

夜中のムチャ。

わが家で「夜中のムチャ」と言われる行事(?)がある。
それは、「この道路はどこまでこの道路なのかを探る旅」である。

よく分からないかもしれないが、自分の家の前を通っている道路がどこまで続いているのか気になったことはないだろうか?
それを実際にやってみるのがこの「夜中のムチャ」である。

ことの起こりは女房が「ねえ、世田谷通りってどこまで続いてるのかなぁ?」と聞いてきたことからだった。
「そりゃぁ、相模原の方まで行って16号ぐらいまで続いてるだろ」
「行ったことある?」
「さすがにそりゃぁねぇな」
「行きたい!」と言って実際に行ってみた、というのが続いている。

これまでに世田谷通りや国道246号線、青梅街道などを制覇(?)してきた。

ちなみに世田谷通りは、神奈川県内に入ると「津久井道」という道路になってしまうので、正確には世田谷通りがずっと続いているわけではないが、相模原市内まで続いていた。

246は東京の三宅坂から沼津インターから出てきた道路と合流してちょっと行って国道1号線にぶつかって終点。

青梅街道は新宿駅の大ガードの下から始まって青梅市内で国道411号になる。
そのうち東京都と山梨県の県境くらいで青梅街道という名称は消えてしまうのだが411号線は続く。
エラい山の中を通って塩山市を過ぎ道路に突き当たるので、これで終わりか、よし帰ろうと思ってしばらく走っているとあら不思議。
突然411号線が復活するじゃないの。
ずっとたどっていくと411号線は山梨県庁の前で終点。
ここが青梅街道の終点と思っていいだろう。

1国(第一京浜国道=国道15号線)などは横浜あたりで終わりなのでラクでいい。
芝にある国道130号線もいい。
なんたって500メートルしかないんだから。

でも、短すぎるのも面白くない。
適度な長さがある道路がいいのだ。

先日は甲州街道に挑戦してみた。
走って走って甲府市まで行ってみたが終点が見える気配がない。
その時点で夜中の1時を回っていたので今回はここで断念して、次回はここから行くことにしよう、と一時帰宅することにした。
あとで調べてみると、下諏訪で中仙道に合流すると書いてあった。
…良かった、あんとき帰ってきて。

これを行うのは金曜日の夜中だ。
昼間に行けばいいじゃないかと思われるかもしれないが私も一応普段はサラリーマンなので、土日だと昼間にしかいけない。
混んでるじゃん。
それに金曜日の夜中にたっぷり遊ぶと土曜日に「明日も休みじゃ~ん」と休みを長く感じることが出来るのだ。
金曜日に酒を飲んでしまうと土曜日は動けないので酒を飲まないとこの満足感が得られる。
ちなみにわが家では夜中にデートすることを、アメリカ人が遊ぶときはいったん自宅に帰ってそれから出かけることになぞらえて「アメリカ」と呼んでいる。
もちろんわが家でしか通じない。

先日、女房がこう言った。
「ねえねえ、国道1号線はどこまで行ってるのかな?」
…妻よ、私の記憶が確かなら終点は京都の三条大橋だ。
それはカンベンしてくれ。

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コメント

ガソリン高騰の中、ドライブなんて羨ましいですね・・・
三流企業の私にはとてもできません。
でも、地図を見るのが大好きでしょっちゅう眺めています。
もうひとつは時刻表・・・貧乏人なのでとても旅行には行けないのですが、時刻表を見てこの列車に乗り、ここで乗り換えなどとしていると旅行に行った気分になれます。

投稿: イズチ | 2005年9月19日 (月) 16:10

そ~なんですよね。ガソリン高いですよね~。このドライブも危機を迎えてます!(大げさな…)まあ、ご近所でいっちゃん安いスタンドを探してがんばって経費節減に励んどります!

投稿: くうみん@管理人 | 2005年9月19日 (月) 21:27

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