What a luxury day!
12月である。
多少の時差はあるものの全世界的に12月である。
オーストラリアは真夏だがそれでも12月である。
一年で最後の月である。
どんなにあがいても来月には来年になっている。
こんな時期だからだれでも忙しい。
日本では先生も走っちゃうぐらい忙しいということで「師走」と呼ばれている。
そのくらい忙しいのだ。
それは、いつもはボーっとしているウチの夫婦も例外ではない。
この不景気でもおかげさまでボーナスをもらうことができた。
しかし、このお金はほとんど手元に残らない。
なぜなら…まあいろいろあるからね~。
ボーナスが入ったということはやることがたくさんある。
自動車保険の更新とか…まあいろいろ。
そんで、大事なのがお歳暮を贈ること。
年末の付け届けなどの儀礼は大事だからね。
折り目正しくね。
それから、ボーナスが出ると我が家にはお決まりの行事がある。
それはお互いの親を食事に連れて行くこと。
ささやかな感謝の気持ちとして、リクエストを聞いてちょっといいお店に連れて行くのだ。
今日は、お歳暮を買ってから、夕方に女房の親を食事に連れて行くことになっている。
リクエストは「美味しいうなぎ」である。
まずは、新宿の伊勢丹にお歳暮を買いに行った。
わが家は毎年伊勢丹だ。
理由は特にないけどここに決まっている。
すると女房が「新宿の伊勢丹に行くならちょっと美味しいもの食べない?」と行ってきた。
美味しいものには、目がないので食べることにはまったく異論はないが、なにを食べるのかと聞いたら「伊勢海老のスパゲッティとウニのスパゲッティ」だって。
なんか、聞いただけで美味しそうだな。
まあ、夜もあるからそこそこにしておこうね。
というわけで、伊勢丹到着。
きっと道路は大混雑。裏道から行こう、という判断は大当たり。
大きな渋滞にも巻き込まれず順調に新宿に着いた。
この地図デカすぎて見えないのよ。
開いたら、名前を付けて保存してから見てね。(←またかい!)
時間が12時30分だったので、先に食事を摂ることにした。
伊勢丹のレストラン街に行くと…。
オイオイ、エラい混んでんな~。
時間が時間だからしょうがないか。
ここのレストラン街には「吉兆」とか「分とく山」とか「星岡茶寮」とか有名な店がけっこう入っている。
我々が行くのは「南欧料理AGIO」。
ここもご多分に漏れず並んでいる。
でも思ったより早く順番が来て、店内へ。
お目当ての「伊勢海老のタリオリーニ」と「ウニのタリオリーニ」を注文する。
1品2400円でっせ!
あたしゃあ、こんなに高いパスタは初めて食いましたぜ!
伊勢海老のほうはトマトベースなんだけど、それに伊勢海老のダシが見事にマッチしていて実にうまい。
ウニのほうはクリーム仕立てで、ウニとクリームとトマトのバランスがなんとも言えず素晴らしい。
本当に美味かった!
そのあと方南町のドンキホーテで買物をして、女房の実家へ。
晩飯のうなぎを食いに行くためだ。
私は普段はともかく、美味しいうなぎを食べるときは店を決めている。
上野毛にある「神田きくかわ」だ。
はっきり言ってココのうなぎは日本一美味い。
前の日のうちにしっかり予約は入れてある。
ココの店は本当のうなぎ屋なので、まともに行ったら出てくるのに1時間近くかかる。
昔の人は「口説き話はうなぎ屋で、別れ話はカニ屋で」と言ったが実に上手いことを言う。
うなぎは出てくるまでに時間がかかり、カニ屋は無言になるので余計な口を利かなくていいということだ。
余談だけど昔の人はHをするのにうなぎ屋さんを使ったんだって。
いやぁ、美味かったよ。
やっぱりココの店は日本一だよ、ウン。
伊達にうな重3200円しないね。
昼夜ととっても贅沢な食事をしてしまった。
このまま続けたら、1年持たずに尿酸値が上がりまくって死んじゃうね。
まあ、それ以前に財布が破綻するけどね。
ちなみに、私の母親にどこに行きたいか聞いたら、即答で「なだ万」だって。
いくらするか知ってんのか!
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