それは違うのだ!
大雪による被害が各地で相次いでいる。
被災地の皆様には心からお見舞い申し上げる。
自然災害とは、地震や洪水、台風だけではないということをまざまざと思い知らされる。
今朝方、そんなニュースを見ていたら、国道405号線が通行止めになってしまったため、孤立状態になってしまったという長野県栄村からのニュースをやっていた。
その中でのひとコマ。
家の中に新聞紙にくるまれた何かがぶら下がっている。
「あれはなんですか?」とリポーターが尋ねる。
家の人はこう答える。「あれは白菜なんですよ。こうしておくとしみるのを防げるんです。」
そして、白菜のアップ画像とともにナレーションとスーパーが。
「新聞紙でくるむことによって、湿気を防ぎ長持ちさせることが出来る。」
…違うぞ。違うぞ意味が。
「しみる」というのは、「水が染みる」という意味ではなく、「凍みる」つまり「凍る」という意味である。
うちは女房が信州の人なので「凍みる」という言い方はよく使う。
このぐらいはわかってないとなぁ、TV局。
いまは方言ブームなんだし。
ちなみに「高野豆腐」の別称を「凍み豆腐」って言うけど、あれはズバリ豆腐を凍らせて作るから。
そういえば、昔読売に栄村忠広って選手がいたなぁ…、と意味もなく全然関係ないことを思い出してしまった。
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