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2006年4月27日 (木)

初任給の思い出。

今日は女房の帰りが遅い。
なんでも後輩の男の子たちと飲みに行くらしい。
まあ、女房は私と同業者だし、先輩として後輩の面倒を見ることもあるのは当然だ。
「悩み事聞いてくださいよ~」みたいなことが多いらしい。

もちろん私だって後輩の女の子の面倒を見ることはある。
違うのは女房は後輩の男の子に「先輩!飲みに行きましょうよ!」と言われることはあっても、私が後輩の女の子に言われることはないことだな。
ちょっと寂しい。

女房は会社では「せんぱーい!!」と頼りにされてるみたい。
性格がさっぱりしていて見かけによらず男っぽいから男の子も頼りやすいんだろう。
それなりに頼りにされているらしい。
うちではちょっと頼りない奥様だけど、外での顔は違うらしい。
普通のサラリーマンと一緒だな。
当たり前だよ、女房だって普通のサラリーマンだもん。
なんか、ノロケみたいなのでこの辺でやめとこう。

さてそんなことを考えていたら思い出した。
昨日(もう一昨日か)は4月25日。
初めてのお給料をもらった人も多かったんではないだろうか?

私の初任給は14年前に遡る。
…14年前だよな?
いいんだよな?
私は松井秀喜と同じ年で同期入団なので14年目ななはずだ。
入団てどこに?

私の初任給はパアッと使っちゃったんだと思う。
当時はじいちゃんとばあちゃんと一緒に住んでたので、ジジババと家族みんな連れてご飯を食べに行ったなぁ。
親の兄弟もいたし、まだそのころは商売をやってたので店が終わるのを待って、7、8人でぞろぞろとご飯を食べに行った。
確か京王線のつつじケ丘にあったしゃぶしゃぶの店だったと思う。
ひとり3000円ぐらいで食べ放題だったかな?
私は最初の孫でみんなに可愛がってもらってたし、世話になってたしせめてもの恩返しと思ってね。

ここまではいい。
非常にハートウォーミングストーリー。
問題はこのあと。

当時、弟は学校の寮に入ってたので一緒に食事に行けなかった。
そこで別の機会で自宅に帰ってきたときに食事に行くことにした。
なにが食いたい?
「寿司!」
即答かよ。
わかったよ、そのかわり回る寿司な。
というわけで回転寿司に。

その店はなにを食べても1皿100円だった。
当時は私が18歳、弟は3つ下なので15歳。
2人とも食べざかり。
弟は当時すでに180センチを超えていた。
私は今の身長と変わらず163センチ。
もちろん酒は飲めない。
それどころかお味噌汁も惜しんで、ひたすらお茶だけでお寿司を食べていた。

さて問題。
お会計はいくらだったでしょう?
ここでポイント。
このお店は何を食べても1皿100円。
私たちはお寿司しか食べてない。
正解は…?

1万1千円。
いちまんいっせんえん~↑?
そう!
なんと2人で110皿食ったのだ。
内訳は弟が70皿、私も意地で頑張ったのだがそれでも40皿だった。
みなさん、回転寿司で70皿食うヤツを見たことがあるだろうか?
私はある。
しかも目の前で。

たしか途中で店の皿が足りなくなって、従業員が皿を下げに来て代わりに「50皿」って書いた紙を皿に貼っていった気がする。

もう、すでにわが家ではこの話は伝説になっている。
おかげで私の財布はスッカラカン、とまでは行かなかったけどみんなのお食事で給料の半分はすっ飛んだと思う。
でも、これはこれで自分の中では満足だったので今でも楽しい思い出として残っている。

そうそう、先日弟と久しぶりに回転寿司を食べに行ったんだが、「すいません、マグロが3皿とえんがわ2皿、あといくらを2皿ください。」って相変わらずムチャクチャな頼み方をしていた。
そんな頼み方すんのお前だけじゃ!
ちなみに、オヤジは60近いのにいまだにご飯をドンブリ3杯食べるそうだからこりゃ遺伝だろう。
なのに、オヤジと弟は痩せていて、私はデブリン。
私も食べるは食べるけど、コイツらにはかなわない。
ずるい。

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