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2006年5月10日 (水)

主夫ですから。

連休が終わった。
今さらなにを言ってるのかと思われるだろうが、連休中を振り返ってみるとものの見事に主夫業をサボっていた事に気づいた。
特に晩ご飯は1週間以上作っていない。
ひどいね、こりゃ。
というわけで、反省も含めて今日はちゃんと晩ご飯を作ってみた。
下ごしらえも気合いを込めてやったのでご披露させていただこう!

コレがわが家の晩ご飯。
ちなみに味噌汁がないのはわが家の習慣で、元は女房の実家の習慣だ。
味噌汁は朝ごはんに出る。
味噌汁が飲みたいときは自分で作る。

Bangohan

うむむ…。
イマイチ美味しそうに見えないのはなぜ?

ちなみにメニューは、一番大きな皿がゴーヤチャンプルー。
その上がカツオの唐揚げ。
その上が菜の花のおひたし。

一応、肉も魚も野菜も入れて栄養のバランスを考えてある。
いよ!主夫のカガミ!
ついでなのでそれぞれの解説なんぞを…。
なにを始めるんだ、コイツは…。

【1】ゴーヤチャンプルー
連休中に渋谷の東急百貨店で沖縄物産展が開かれていた。
いくつか沖縄の食材を買ったりしてきたのだが、その時からゴーヤチャンプルーが食べたかったのだ。
作り方はこんな感じ。
①ブタバラ肉に下味をつけておく。漬け汁は醤油に日本酒をちょっと混ぜてそこに生姜をすりおろす。あんまりビタビタ漬けなくていいよ。肉を入れたら漬け汁が消えちゃうくらいでいい。漬けるっていうよりまぶす感じかな?これに30分も漬ければいい。
②ゴーヤは2つに切って、中のワタをキレイに取り除く。こいつが苦味の元なのでキッチリと。それを千切りに。塩もみしたあと下ゆですると苦くない。…いや、苦いは苦いな。苦味が和らぐ、コレが正しい表現。
③モヤシはゴーヤと一緒に下ゆでしとく。一緒でいいよ、めんどくさいから。
④フライパン(うちは中華鍋)で豚肉を漬け汁のまま炒める。
⑤下ゆでしたゴーヤを投入。
⑥水切りした木綿豆腐を手でグチャグチャつぶしながら入れる。これがちょっと楽しい。ちなみに豆腐の水切りはラップをしないで電子レンジに入れて30秒~1分チンすればバッチリ。じゃあ、キッチンタオルを巻いてレンジにかけたら…と考えついたアナタはエラい。
⑦下ゆでしたモヤシを投入。
⑧ちょっとだけ醤油を投入。鍋肌に滑らせて入れるアナタはナイス。ちなみにわが家ではナムプラー(タイ料理で使う魚醤)を使用する。香ばしいにおいがしてなかなかナイス。ちなみに味付けは肉の下味を尊重してコッテリはつけない。
⑨材料を鍋の向こうに寄せて、手前側に卵を投入しスクランブルエッグを作る。7割固まったら全部の材料と混ぜ合わせて出来上がり。なんでこんなことするのかって?別の鍋で作ったらめんどくさいでしょうが。

【2】
カツオの唐揚げ。
今日はカツオが安かった。
お刺身で198円ですぜ。
家計を預かる主夫としてはコレは見逃せませんな。
刺身用なら生でも食べれるし、でも刺身よりなんか工夫できないかな?
そう考えて、唐揚げにすることにした。
ちょっと変わってて美味しそうでしょ?
揚げ物ってめんどくさそうでしょ?
私も独身のときは一切作ったことなかったの。
でも、女房が揚げ物作るのを見てて分かったの。
揚げ物ってそれだけでおかずになるんだよね。
慣れればたいしたことないな、と思って揚げ物はけっこうやるようにしている。
作り方はこんな感じ。
①カツオの刺身に下味をつける。味ポンに生姜をおろして入れる。ひたひたよりちょっと少ないくらいかな。
②その間に千キャベツを作る。刻む刻む刻む刻む。切ったキャベツはパリパリ感を出したいなら水の中へ。でもコレをやると栄養が抜けちゃうので栄養を大事にしたい人はやらない方がいいかもね。お好きな方をどうぞ。ちなみにわが家では揚げ物の時は必ず千キャベツ。キャベツが胃を守って余分な油の吸収を抑えてくれるんだって。そうだよね、キャ○ジンていう胃薬があるくらいだもんね。
③カツオに衣をつける。ビニール袋を用意し、そこに必要最小限の小麦粉を入れる。ドバドバはいらないよ。ホントに少しで大丈夫だから。入れたらそこにカツオを入れて、袋を膨らませてシャカシャカ振る。ほら、衣がついた。
④カツオを油で揚げる。コツは高い温度でさっとカラッと揚げること。ちなみに普通の揚げ物でコレをやると中まで火が通らずに生揚げになっちゃうのでやってはいけない。カツオの場合は刺身なので半生で食べるように衣に色がついたぐらいでもう油から上げちゃっていい。
⑤盛り付け。センスが問われる。なので私はここでミスる(笑)。キャベツの上にカツオの唐揚げを盛る。そのくらい分かるわな。私の場合、刺身についていた大根のつまや大葉もそのまま乗っけちゃう。味付けはレモン系もサッパリしてていいけど一番ラクなのはマヨネーズかね。マヨネーズはいいよね。デブの血液だよ。でも食いすぎは禁物。なので、少しでもこってり感が出るように今日はアボカドをさいの目切りにして乗せてみた。植物性脂肪だからまだ体にいいだろうし、アボカドが78円だったのだ。んででき上がりね。

【3】菜の花のおひたし
女房の田舎から菜の花をもらったので、どうしようかと考えた。
おひたしかな~?
辛し和えってのもアリかな?
…んじゃあ両方で。
①菜の花をゆでる。ゆでたら取り出して冷やして適当な大きさに切っておく。
②和えるタレを作る。耐熱の器に醤油と砂糖と日本酒を入れてレンジで1分チン。砂糖が溶けたらでき上がり。コレにカラシを入れて溶く。
③シラス干しを油で揚げる。わっと入れてじゅわーってなってシラス干しが浮いてきて泡が少なくなったら取り出して油を切る。
④ゆでた菜の花、タレ、揚げたシラス干しを混ぜてでき上がり。

…まぁ、こんなところですな。
コレを1時間で仕上げるわけ。
同時進行ならけっこう楽勝。
もちろん、この間にご飯を炊いておくのを忘れずに。

ちなみに、けっこう量が多いでしょ?
晩飯で余ったら明日の朝飯になり、それでも余ったら弁当のおかずになるわけ。
経済的でしょ?

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コメント

ステキ♡
勉強になります。
私もやってみよ♪

投稿: えのっち | 2006年5月10日 (水) 01:46

おはようです!
すご~い!。くーみんさんは主夫もなさるんですね。私もどちらかというと家事、食事作りは好きな方ですよ。味噌汁は、妻より上手です。って、私は、味噌汁は毎食でも良いのです。

あっ!コメント色々になってしまいますが・・・・

大型免許も取得されたんですね!おめでとうございます。それから、ブログの文字もその場で選択できるようになってるし・・・・。うんうん!くーみんさんも皆様の事を考えてくださってますね!!B型って意外とマメなのかもね。。。(笑)

投稿: eimeis | 2006年5月10日 (水) 06:06

えのっちさん。
どれもそんなに難しいものじゃないので、おかずをあともう一品!って時に使えるものだと思いますよ。

eimeisさん。
独身が長かったし、共働き夫婦の悲しさか私はバッチリ主夫です。
晩ご飯の担当は私です。
料理は女房よりうまいかも…。
コメントがイロイロになるのは当たり前です!
イロイロ書いてるんだもん。
よく見たら1日で7つも記事を書いていました。
あ、あざーっす!
おかげさまで免許取得に成功しました。
それと文字拡大ツールは「???」なんですがしばらく様子を見たいと思います。

投稿: くうみん@管理人 | 2006年5月11日 (木) 00:54

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