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2006年6月 3日 (土)

ファミリー向けと聞いたのですがぁ。

さて山に向かって歩き出そう。
登山口までは舗装された普通の道路を30分ほど歩くのだが…。
ここの傾斜が既に厳しい。
登山口から山に入るとさらに厳しい。
階段になってたりして登りやすいかと思いきや。

…おーい!この階段は何段あるんだ~?
まぁ、ものの見事に岩がゴツゴツ。
ガイドブックをもう一度確認してみると確かにファミリー向けって書いてある。
世の中のファミリーはタフなんだなぁ。
私はファミリーにも入れないや。

この山は連山になっていて山頂が3つある。
最初の高水山の山頂に着いた時点でもうヘロヘロである。
しかし、そこは見事な絶景…ってオイ!
曇ってて風景一個も見えず。
Takamizusan
つーか、50メートル先の山が既に見えない。
係長が「まあここは元々眺望がそんなによくないから」。
ですよねぇ。

じゃあ気を取り直して先に進みましょう。
ここから先は極端な登りはないし。

で、次の岩茸石山へ。
ここは登りよりはラクだったけどそれでもしんどい。
ここでお昼。
絶景を見ながら…。
予想どおりだけど、おい!やっぱり、なんも見えない。
Iwadakeishiyama
ここから惣岳山を経て、沢井駅方面へ。
もちろん景色は全く望めない。

しかし、ここで素人は蒙を啓かれた。
山登りは下りのほうがキツい。
下が岩場だからすごく滑るのだ。
滑るからヘンな所に力が入って余計疲れるし気を遣う。
ここは大した山じゃないんだろうけど、なんで登山靴っていう靴が売ってるんだかよくわかった。
山で滑落する人の気持ちもわかった。

それでも何とか麓に到着。
帰りは沢の井の酒蔵を見学し帰途に着いた。

帰りは、集合した新宿で解散…するわけもなくそのまま怒涛の飲み会へ。
まあ、疲れてるから酔いが回る回る。
あっという間にキタが、それにも懲りず、2次会はなぜか溝の口に河岸を変えてまたガブ飲み。
いつもどおりキッチリ記憶をなくして帰途に着いたのでした。

今回はかなり普段着で行ったけど、カッコから入る私の性格は必ずしも間違いではないな、と認識をあらたにしたのでありました。
次はせめて登山靴。
…次あんのか?

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