如己堂にて。
浦上天主堂を辞し、すぐ近くにある如己堂と永井隆記念館にやってきた。
ここは、前回寄れなかった場所であり、今回はぜひ来てみたかった。
恥ずかしながら、前回長崎に来るまで私は永井博士を存じ上げなかった。
おばあちゃんに「永井隆って人知ってる?」って聞いたら「当ったり前じゃないのよ!」って言われた。
そのぐらい有名な人だったんだな。
永井博士の紹介はほかに譲るとして、まずは如己堂を見てみた。
ちなみに右のコンクリート造りが記念館、左の屋根が如己堂だ。
「2畳の家で…」って書いてあったのを読んだことがあったので、本当にそんなに小さいのかと思ったら本当に2畳だった。
ここで生活すること自体が大したもんだと思う。
でもね、何となく作り物というか現実感がなかったのね。
でも、本当にここで生活していたという実感が湧くものを発見。
それは、NHKの聴取票と長崎市の水道登録票。
ここで日常の生活があったのだ、そしてそれは遠い昔のことではないのだ、ということをひしひしと感じた。
そして記念館へ。
ここはね、長崎に行ったら見てみて欲しい。
永井博士のすべてが分かると思う。
切なくなるようなエピソードがいっぱいあった。
永井博士は長崎市の名誉市民の第1号だそうだ。
博士に対する批判はタブーだそうだ。
そりゃそうだ。
「原爆が神のご意志であったなら…」というような発言はどうかと思うけど、私はこう人が単純に好きだな。
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