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2006年10月28日 (土)

日本語は正確に。

先日、文化庁で日本語に対する意識調査が行われたことをニュースでやっていた。
この結果がちょっと面白かったので引用させてもらう。

まずは、「仕事が終わったときにどのような言葉をかけるか。」
相手が目上の場合は、「お疲れ様でした」が70%、「ご苦労様でした」が15%。
相手が目下の場合は、「お疲れ様でした」が53%、「ご苦労様でした」が34%。
日本語的に言うと目上の人間に「ご苦労様」というのは失礼だよな。
私の場合は、目上の場合は「お疲れ様でした」、目下なら「お疲れ~」「お疲れさん」「お疲れさんでした」かな?

次に会社で身内のことを相手に話すときの言い方について。
鈴木さんという課長がいて、あなたは部下の場合。
鈴木さんは留守です。
さあどう伝える?
A「鈴木は出かけております」…46%
B「課長の鈴木は出かけております」…25%
C「鈴木課長は出かけております」…24%
D「鈴木さんは出かけております」…5%
もちろん、日本語的にはAが正解。
でも、Bも場合によってはありだと思うんだよね。
わかりやすく相手に伝える時とか、鈴木さんが2人いるとか。
「課長」は敬称だからCは不正解。
もちろんDは全く不正解。
テレビでは「B・Cが50%を占め…」ってやってたけど、この2つを一緒にするなって。

ちなみにお互いの呼び方で、「先生」とつけるのは医者と教師。
この2つはお互いに「鈴木先生」「佐藤先生」と呼び合う。
どっちかが教師ならどっちかが生徒なはず。
でも、このばあいどっちも先生でどっちも生徒じゃないからね。
お互いを呼び合うのに「先生」つけるのは医者と教師だけだそうだ。

次に間違いやすい言葉。
○「愛嬌を振りまく」
×「愛想を振りまく」

○「怒り心頭に発する」
×「怒り心頭に達する」

○「腹に据えかねる」
×「肝に据えかねる」

○「言葉を濁す」
×「口を濁す」

ほかは自信があったけど「怒り心頭に発する」はね。
知ってはいるんだけどつい「達する」って言っちゃうよね。
こういう言葉ってけっこうあって「的を得(え)た」っていうのも間違い。
正しくは「的を射(い)た」である。
「持ってく」ワケじゃなくて「打ち抜く」んだからね、的は。

まあここでは便宜上「○」「×」としたけど、言葉というのは時代で変わるそうなのでそのうち「×」じゃなくなるかもね。
でもあくまでも日本語として正しいのは「○」だ。

次に重ね言葉。
おかしいと感じるかどうか。
(1)あとで後悔した。
(2)一番最後にされた。
(3)元旦の夜。
(4)従来から行われていた。
(5)白羽の矢が当たった。

よくよく読むと(1)と(2)は間違いに気付く。
私も「まず一番最初に…」と3重の重ね言葉をやっちゃうことがある。
(3)は重ね言葉と言うより誤用だ。
そもそも元旦と言うのは元日の朝のことである。
しかし(4)は気がつかなかった。
確かに「従来」というのは「前々から」という意味なので「従来から」というのは明らかにおかしい。
「前々からから」になってしまう。
これはよく使っちゃうなぁ。
(5)も完全に誤用だ。
正確には「白羽の矢が立った」だね。
白羽の矢が当たったら死んでしまうではないか。

しかも、これを踏まえて敬語の種類を5種類にするとかしないとか。
日本語はだんだん難しくなっていくなぁ。
私が学生ならこのあたりがテストに出たら正解する自信はまったくない。

こうしてみると、使い慣れているはずの日本語もエラいこと間違って使っていることに気付く。
いくら頭が悪くても正しい日本語と、字のきれいな人は頭がよく見えるもの。
人生はハッタリ勝負なので、これからは正確な日本語を使うように心がけよう。
ビビり過ぎるとブログすら書けなくなりそうなのが困りものなのだが。

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