ぱかちくぱかちく。
「おとうちゃんは、ぱかちくだね。」
また我が家のお妃様がわけのわからんことを言い垂れ始めました。
もちろん女房のことです。
ぱかちく…。
語源は何かと尋ねると「昔、『ガキの使いやあらへんで』で松本人志が言ってたような…。」だって。
そう言われてみれば聞いたことがある気がする。
それ以来なんとなく我が家でも使うようになって「お料理ぱかちく」「お洗濯ぱかちく」って
意味もなく「ぱかちく」をつけている。
本当の意味は何なんだろうか?
たぶん意味はないんだろうけど。
うちの女房はわけのわからないニックネームをつけるのが得意である。
得意っていうのか?アレは。
とにかくわけがわかんないのである。
現在では、自分の母親のことは「マロン」、妹は「ざえもん」、私は「チャッピー」である。
本人いわく語源なんかもあるようなのだが、興味がないので聞かない。
しかも不定期に呼び方が変わる。
ちなみに多分私への呼び方には意味がない。
最初は「なんだこの子?」と思っていたのだが、最近ではもうどうでもよくなっている。
慣れとは恐ろしいものだ。
でもメリットもあるかもしれない。
振り込め詐欺なんかで騙されないための有効な方法は、家族にしかわからない暗号を使うことだそうだ。
有効なのは母親の名前とか、生まれた場所とか、結婚記念日なんかだそうだ。
そう考えると、我が家は暗号だらけで会話しているのかもしれない。
「今日はちんやりマロンなんだって。チャッピー行ってあげれば?」
我が家では普通の会話なので、夫婦間では意味は通じるのだが、他人様にはわかるまい。
そう考えると…ま、今のままでもいっか、とか思っちゃうのである。
ちなみに、「ちんやり」とは「ちんまり、ぼんやり一人っきりでさみしそうに留守番をすること、その様子。」である。
決して大した意味はないのだ。
あ、そうそう。
さっき出た「ぱかちく」だがGoogleで探してもヒットしないので、このブログが唯一のヒット対象ということになる。
楽しみだ。
楽しみか?
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