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2006年11月21日 (火)

慶佐次!慶佐次!慶佐次!

慶佐次(げさし)です。
今回の、というか前回もですが沖縄に来たのはこの慶佐次湾のヒルギ林を見に来るため、といっても過言ではありません。
前回はここに来たかったのに来れなかったので非常に心残りだったんでありました。
Gesashi_010

いよいよ、行進開始です!
いざジャングルへ。
Gesashi_001

もちろんジャングル・亜熱帯マニアの女房のたっての希望ではありますが、さすがに私もここに来ると感動であります。
もう相変わらず手加減なしの大自然です。
Gesashi_008

Gesashi_009

明日は雨らしいので予定を繰り上げて来てみました。
シーズンオフなことと、時間が15時ということもあって大変空いていて結構です。
修学旅行の一団とも1組しか会ってません。
それどころか今日は比地大滝でしか修学旅行生とは会ってませんね。
もうヒルギ林独り占め!って感じです。
あ、ゴメン。
ふたり占めか。
Gesashi_002

普段はツアーとか嫌いなんですが、ここはカヌーで慶佐次川沿いにマングローブを上っていけるツアーがあるそうで、さすがの私もここでならカヌーツアーに参加したいですね。

慶佐次湾のヒルギ林は特別天然記念物ですが、ヒルギ自体も特別天然記念物なんだそうです。

もう女房は大興奮で使いものになりません。

回りには遊歩道が整備されていて、干潟に入ることは出来ません。
Gesashi_007

Gesashi_yuhodo

Gesashi_kanban

入りたい気持ちをグッと抑えて念願のヒルギ林を堪能したいと思います!
ギリギリまではヒルギ林には降りれるしね。
Gesashi_005

「やべ、アタシここに一日中いても平気だわ。半日なら超余裕。」
だそうです。
あそ。
Gesashi_koyuki

もうね、この人写真撮るのに夢中ですよ。
このカッコウで30分ぐらいいたんじゃないかな。
エラいよ、キミは。

しかし、このマングローブはヒルギの木もさることながら、生き物の宝庫です。
わかりますかね?
黒い丸は穴が開いていて、これはシオマネキの巣のようです。
Gesashi_higata
静かにしていると「プシュー」って呼吸音が聞こえます。
白く見えたりするのはシオマネキを中心とする生き物たちでワサワサ動きます。
ホントに干潟は生き物の宝庫です。

確かに、ここには入っちゃいけませんね。

カニさんです。
ガザミっていうのかな?
ど真ん中の黒いところが巣です。
一等地ですね。
Gesashi_gazami

これはハゼかと思ったんですが、 やっぱりハゼでミナミトビハゼだそうです。Gesashi_haze

ハゼだけじゃなくていろんな魚がいます。
よく見えないけど。
Gesashi_004

このピンクなのがヒルギの素。
Gesashi_kinome
右が抜ける前で、左が抜けたあと。
花(なのかな?)の中にできてこれが地面に落ちて刺さって芽が出てくるそうです。
自然てスゴいねぇ。

ちなみにヒルギの生え始めはこんな感じです。
Gesashi_006
大きくなってくるとこうなってきます。
この場合は引き潮でしょうね。
Gesashi_003

沖縄には田舎の集落ごとに共同売店があります。Gesashi_baiten

慶佐次の売店に行ったらそこにいたおばちゃんが「カヌーやってけばいいのにぃ」だって。
所要時間は2時間。
今は16:40。
気温は20度ってとこでしょうか。
おばちゃんは否定してましたが今からじゃ陽が暮れちゃうし、この気温で水に濡れるのはキツいので今回は辞退させてもらいました。
沖縄の人は暑さにも強い(うちなんちゅーは「やまとんちゅーと同じ」と否定しますが。)けど寒さにも強いのです。
気温が20度ぐらいなら確実に冷房が入っています。
でも売店に行って、うまく行けばその場ででもカヌーは乗れるみたいですよ。

…と思ってマングローブに行ったら、いるんだ、これからカヌーに乗るのが。
ある意味尊敬しますわ。

Gesashi_canoe
それにしても慶佐次は素晴らしいところでした。
いつまでもこの自然が残るように祈っています。
また来たいですね、ここは。
その時には、ぜひカヌーもね。
ありがとう、おばちゃん。

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