滑るんですなぁ!これが!
私は一応サラリーマンであったりするので、会議があったりしてその資料を作らなきゃいけなかったりすることがたまにある。
パソコンが全盛のこの時代でも、資料っていうのはやっぱり紙ベースで作った方が見やすいわけで、それぞれに資料を作って渡す。
会議の資料っていうのは得てして紙1枚ということは少なく、大体が何枚か、あるいは何十枚かにまとまって作られている。
数が多かったりするとそれはそれなりに作ることも大変だ。
紙をまとめて止めてある資料のことを「レジュメ」とか「レジメ」という。
元はフランス語らしい。
本来は「履歴書」とか「概要」っていう意味らしいんだけど、うちではこんな意味で使っている。
うちの会社では比較的よく使う言葉なんだけど、私はこの言葉の意味が最初にわからなかった。
「これをレジュメにしといて」と言われてもさっぱりだったのだ。
そんなことを思い出しながら、先日も資料を作っていた。
たくさんある資料を並べて、端から1枚ずつ取ってまとめて、各人の資料を作る作業だったんだけど、なんだか妙に時間がかかる。
何でだろう?
気がついた。
指が滑って紙がめくれないのである。
こんなことは今までなかったのに。
なんでだろ?
そんな様子を見ていた先輩が、「歳取るとさ、アブラが切れるから指先が滑るんだよ。」だって。
マジ?
そんな歳じゃないのに、とは思うのだが指先が滑ることは事実である。
これでは進み方が悪いので、指サックをつけてみたのだが、人の何倍も指が太い私は、例え親指用でも鬱血してしまう。
結局考えた末、一番いい方法は「指先をなめること。」
これなんだよなぁ。
昔、「うわ!指なめてるよぉ、オッサンだなぁ。汚いよ!」とか思ってたのだが、自分がその立場になればそんなことは言ってられない。
これと同じ現象がスーパーでも起こる。
買い物したあとのビニール袋を広げるときも「む…、フン!フン!はがれない!」って事になる。
手提げじゃなくて、クルクル巻いてあるビニール袋ならなおさらだ。
昨日、買い物をしたときに、指をなめている自分に気がついた。
しかも、無意識に。
このまま行けば立派なオッサンだ。
立派なことは立派なことでそれはそれで立派だ。
このまま一人前のオッサンになるぞ!
…シクシク。(;_;)
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