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2006年12月17日 (日)

サビトールで錆を取る。

私はお料理が大好き。
道具もそれなりには揃っている。
もちろん、道具イコール腕前だとは思ってないけど、それなりの道具を持ってるからにはそれなりの腕前がないと恥ずかしいので、精進しなきゃな、という励みにはなる。
だから道具から入る人って言われるんだな。

包丁もひと揃えは持っている。
ハガネの包丁だ。
材質が柔らかいから切れなくなるのも早いんだけど、その代わり研ぐのがラクなので常にいい切れ味が維持できる。
こまめに研げば、の話だけど。

そのハガネの包丁なのだが悩みがある。
それは、「サビ」。
それ、「ワサビ」ではない。
「山葵」ではなく「錆び」である。
どうしても出ちゃうのである。
最初のうちは私がだらしないからだと思っていたので、使ったら速攻で洗って拭いてしまってたのだがそれでも黒ずんで、サビが出てしまう。

困った挙句、料理人の友だちに相談したところ「そんなのは当たり前、サビは出るもんだ。料理人はサビとの戦いよ。」って言われた。
なーんだ、私がだらしないからじゃなかったのか。
とはいえ、使いっぱなしのぱっぱらぱなしでさびちゃったこともあるので大きなことは言えないんだけど。

解決法を聞くと、「ワインのコルク栓でこするか、サビを取る消しゴムみたいなのが売ってるからそれでこするときれいになるよ。」だって。
ただし、「サビ取りすると、歯の切れ味が悪くなるから研ぎなおすようにね。」だって。
私はワインを飲まないからコルク栓は持ってない。

でも、サビを取る消しゴムってのがあるのか。
そりゃあ、いい事を聞いた。
さっそく翌日、渋谷の東急百貨店の家庭用品売場に行って聞いてみたところすぐに出てきた。
やはり、この世界では有名なんですね。
その名も「サビトール」。まんまやんけ、というツッコミは置いといて。
即購入。

うちに帰ってさっそくこすってみた。
すると…。
おーーーー!!
よく落ちるではないの!
サビが黒い水になって落ちていく。
感動である。
傷がつくことは否めないが、それでもかなりキレイになるし、サビだけじゃなくて鍋の焦げつきまで落ちるのだ。

なんかこういうのって楽しい。
というわけで家中のサビやら焦げつきやらを掃除しまくったのでありました。

後日。
いつも行っているユニディ狛江店で…。
普通に売ってんじゃん、サビトール。
しかも、私が買ったのは包丁用の中目で、それ以外にも工業用などで粗目と細目もある。
包丁用は中目って書いてあるから、包丁売場には中目しか必要ないわな。
「包丁の消しゴム」としか頭の中になかったから家庭用品売場に直行してしまったのだのだが、元々包丁専用ってわけじゃなくて工業用だったのね。
そりゃそうだ。
しかし、この店、いつも来てんのに。
何で気がつかないかな。
灯台下暗しというお話でした。
…私のバカ。

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受信: 2006年12月26日 (火) 10:03

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