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2007年1月12日 (金)

麻婆白菜の作り方。

どうも、手抜き主夫です。
数少ないこのブログをお待ちかねの皆様、大変お待たせいたしました。
お約束の手抜きレシピのご紹介です。

前にもお話しましたが、主夫の料理というのは「いかに安く残り物で作るか」と「いかに手抜きしたのがバレないように手がかかっているように見せるか」で99%が決まります。(ホントか?)

今回ご紹介するのは応用は利くわ、主菜は選ばないわっていう1回覚えちゃえばあとは何とかなっちゃうし冷蔵庫の残り物でもドンと来い!っていう主夫にとってはありがたいお料理です。
自分で言うなって。

今回は田舎から白菜をもらいましたのでこれを使って「麻婆白菜」を作りたいと思います。
下ごしらえさえ済ましておけば10分ぐらいで出来ちゃいます。
これでたぶん6人前くらい出来ると思うんだけどうちでは2人前です。
だって食べれちゃうんだもん。
材料もここにあるものだけで出来ちゃいます。
Mabo_hakusai_zairyo_1

わかりますかね。
食材らしい食材は白菜と豚ひき肉だけなんですよ。
あとは調味料や薬味の類ですね。

【材料】
白菜 1/4(刻んどく)
豚ひき肉 500g(普通の人はたぶんこんなにいらない)
刻んだショウガ 気の済むまで
刻んだニンニク 気の済むまで
刻んだネギ1 気の済むまで
刻んだネギ2 気の済むまで
水溶き片栗粉 固まるに足りる量
すりゴマ 気の済むまで
サンショウ 気の済むまで
愛情 たっぷり
《合わせダレ用》
※すいません、この部分については本当に量ってないのでだいたいで作ってください。最終的な量はお椀に7分目ってところです。白菜から水分が出るので最初の味付けはかなり濃い目でも大丈夫です。あとはここに書いてある量を気合いで読み取ってください。
しょうゆ ダバダバダバダバ
みりん ダバダバダバダバ
酒 ダバダバダバダバ
砂糖 大さじで2杯ぐらい
中華ダシ パッパッパッ
コショウ パッパッ
テンメンジャン 大さじ1杯
トウンバンジャン 大さじ1杯
ごま油 ツーッ

【1】鍋にサラダ油とちょっとのごま油を入れて熱します。火加減はめんどくさいので最初から最後まで勝負の強火です。油はちょっと多目の方が美味しいです。ちなみに私は中華鍋(北京鍋)を愛用しています。カレーライスからミートソースまでこれで作っちゃいます。熱の伝導効率がいいのでこんなに便利なものはないと思ってます。で、油を入れて軽く煙が立ったら、刻んだショウガ、刻んだニンニク、刻んだネギ1をドバッと入れます。焦げやすいので手早くね!
Mabo_hakusai_1_1

【2】薬味に火が通ってなんとなく中華っぽい匂いがしてきたら、豚ひき肉を一気に入れます。ひき肉は多い方がダシも出て美味しいです。今日はリッチに500g入れちゃいます。かなり多くなりますけどね。
Mabo_hakusai_2_1

【3】ひき肉が炒まってきて全体的に色が変わってきたら、白菜をドバッと入れましょう。目安は火が通っているところが8割ぐらいになったかな、ぐらいです。あとで煮込むからあんまり気にしなくていけどね。白菜のカサが多いので下ゆでしてもいいし、塩もみしてもいいんですが、下ゆでするとあとで味が薄まっちゃいますし、塩もみするとしょっぱくなるので、めんどくさいこともあり、ここはドカンとそのまま行きましょう!
Mabo_hakusai_3_1

【4】白菜を入れて全体的にざっと混ぜたような気になったら、ここで合わせ調味料を回し入れます。順番に入れるほうがいいんだろうけど、めんどくさいので合わせてから入れちゃいます。ここで調味料を入れることで水分により水蒸気が出てきて白菜のカサが減ります。
Mabo_hakusai_4_1

【5】白菜がしんなりしてきて、全体に調味料が回ったかな、と思うまで炒めます。
Mabo_hakusai_5_1

【6】まあいいかな、と思ったら水を入れます。量は、「たぶん麻婆ってこのくらいの量だよなぁ」っていうくらいまで。材料がかぶるぐらいまでは入れましょう。
Mabo_hakusai_6_1

【7】ここで沸騰するまで待ちます。沸騰してきたらアクが出てきますので気になったら取りましょう。私?取るわけないじゃん、めんどくさい。ここで、味見をして薄かったら調味料を足してください。入れる水の量によっても変わってきちゃいますから。だいたいは醤油と中華ダシを足せば大丈夫です。ここでの味付けがほぼ最終になりますので、ここで味を調えておきましょう。ただし、最後のトロミづけのためにきも~ぉち濃い目で。
Mabo_hakusai_7_1

【8】ここで隠し味を入れます。ここではとりあえずケチャップを入れます。ちなみにこのケチャップは中華ではかなり心強い隠し味になります。
Mabo_hakusai_8_1

【9】それとあればでいいですけど、オイスターソースを入れます。なければ普通のソースでも、全く入れなくても大丈夫です。
Mabo_hakusai_9_1

【10】水溶き片栗粉を入れてトロミをつけます。ただし、これは少しずつね。一気に入れると思った以上に固まっちゃったりするから。火はつけっぱなしでいいよ。混ぜながら入れてね。
Mabo_hakusai_10_1

【11】トロミがついたところで火を止めます。ここからはお好みによってですが、中華風にしたいならすりゴマを入れます。ちなみに写真に写っているのはゴマすり機です。味が濃いとき、辛いときなどはゴマを多めに入れると解決することもあります。解決する「ことも」ある、だよ。必ず大丈夫なわけじゃないからね。
Mabo_hakusai_11_1

【12】麻婆は四川料理なので、サンショウを入れます。ちなみに私はサンショウが大好きなので、これでもか!っていうくらい入れます。あのしびれるような辛さはサンショウのおかげですから。
Mabo_hakusai_12

【13】最後に、これもお好みでですが、刻んだネギを入れます。
Mabo_hakusai_13

【14】ほい!これで完成で~す。
Mabo_hakusai_dekiagari
こんな感じですね。
簡単でしょ?
おいしそうに見えないのはいつものことです。
ちなみに応用が利くと書きましたが、お気づきのとおり白菜の代わりに豆腐を入れれば麻婆豆腐で、ナスを入れれば麻婆ナスなのです。
それに、ご飯はもちろんですが、うどんなんかにかけても美味しくいただけます。
ラーメンに入れるのもありですね。

ぜひお試しくださいませませ。

…あ、愛情入れ忘れたわ。

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