犯罪者夫婦。
えっとね、今回は18禁かも。
よい子はとっとと酒でも飲んで寝ちゃってくださいね♪
「ほら!アンタ、早く始末しなさいよ!できないの?アタシに貸しなさいよ!こうやんのよ!」
と、まあただいま我が家ではこんな会話がされております。
なんとなく物騒ですが…。
実は昼間に久しぶりに実家の片づけをしてきたのです。
結婚以来約4年間手をつけていなかったこともあり、いろんなものが出てきました。
できれば女房に見せたくないものもあったんですが、一番困ったのはラブレターの山。
見かけによらず物持ちのいい私は、昔もらったラブレターを捨てずに取っておいたのです。
ダンボールに2箱はありました。
昔はとにかくモテたのです。
…という妄想は置いといて。
あたしゃ、ラブレターなんてもらったことありません。
その代わり出てきたものは。
青春の遺物ですよ。
遺物。
要するにエロ本。
出るわ出るわ。
20年前の逸品です。
ホントに段ボールひと箱ぐらいありました。
ただ言っときますけど、私の分だけじゃないと思いますよ。
弟の分もあるはずです。
どっからどこまでかはわかりませんが。
もちろん女房も片づけに加わってたので「ったく、オトコってヤツぁ…」などと言いながら片付けています。
はい、男ですから。
女ならあなたと結婚できませんから。
「しっかしなぁ、こんなののどこがいいのよ?すっげーブス!」。
確かにおっしゃる通り。
今から見るとかなりセンスを疑いたくなるファッションと顔の作り。
なのでございますが、当時はそんなことをかまわなかったのです。
というよりそんなとこ見てませんわ。
10代の思春期男子は。
しかし、こんなもん実家のごみ置き場に置いてくるわけにもいかないし。
まいったなぁ。
というわけで、いったん自宅に持って帰ってきて捨てることにしました。
普通っぽいのもあったので、その分はそのまま捨てることにしましたが、縛らないと捨ててくれる管理人さんに迷惑です。
しょうがない。
不測の事態だ。
ほかの人が捨てた束に紛れ込ませることにしました。
縛っている時間なんてないもの。
ほれ、急げ!
まるで、2時間ドラマで死体の処理に困った夫婦のようです。
それは何とかなりましたが、困ったのは青春の遺物部門。
でも、持って帰って来たはいいけどうちのマンションに朗らかに捨てておけるもんじゃありません。
子どもだってごみを捨てに来るでしょう。
けっして見せたいもんではありません。
しょうがないのでシュレッダーで刻んで捨てることにしました。
自宅まで持ってきましたが、なんせダンボールにあるのです。
女房は、「邪魔!!早く始末して!!」。
おっしゃる通りです。
でも、電動とはいえシュレッダーが家庭用なのです。
なので、5分もするとオーバーヒートで止まっちゃいます。
冷えるまで待たなきゃいけません。
困ったなぁ、どうにもならない。
すると女房が横から、「まさか思い出深い本だから捨てられないなんて言わないでしょうねぇ!」。
そんなこと言っておりませんわ。
シュレッダーがオーバーヒートなんです。
「ええい、じれったい!アタシに貸しなさいよ!こうすりゃいいのよ!」と言うやいなや私の手にある本をひったくってビリビリに破き始めました。
この男らしさには毎度毎度惚れ直します。
素晴らしい。
でも、なんというか破き切れてない部分が袋の中から透けちゃって不適切な状態になっちゃってるんですけどぉ。
「あ?そんなもんシュレッダーした部分を周りにして破いた部分は真ん中に埋め込みゃいいのよ!」
要するにおまんじゅうのアンコと皮の部分にするわけですね。
しかし、詳しいなぁ。
こういうことに。
お前さん、経験あるんじゃないのか?
ちゅうわけで、冒頭の物騒なセリフが交わされていたわけであります。
ホントに2時間ドラマのミステリーですよ。
船越栄一郎とか片平なぎさがいないか見回しちゃいましたよ。
しかし、面白いなぁ、この手の雑誌は。
中学生とか高校生が対象で、要するに女の子と仲良くする方法が書いてあったり、女の子の告白があったりするのですが…。
20年前の自分に言ってやりたいと思います。
ここに書いてあることはほとんどウソだということ。
そして、今のお前が取った行動で20年後のお前がものすごく大変な思いをしてるってことを。
しかし、こういう風に気合いを入れて片づけをすると思わぬ掘り出し物もあるもの。
なんと、都営バスの18年前の路線図とか出てきました。
あとでゆっくり眺めようと思います。
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コメント
映像(ビデオ)は無かったの?
20年前ですか・・・おにゃんこクラブが解散した頃かなぁ?南野陽子や中山美穂がデビューしそのあとのりぴーだったような・・・あの時に戻っていたら、もう一度勉強しなおして日の当たる人生を・・・と語る時点でおっさんですね。
薬の禁断症状か全身の震えが止まりません (T_T)
今夜が山田。
投稿: conductor | 2007年2月26日 (月) 19:30
conductor氏。
それは秘密です。桂小金治。
私もあのころに戻れば勉強して立派な大人になっているでしょう。
たぶん。
投稿: くうみん@管理人 | 2007年2月26日 (月) 23:24