ありそうでない話。
今日はまた嵐だなぁ。
雨も降ってるし。
うちの前に緑道がある。
この「緑道」という言葉、地元では普通に使っているのだが変換できないところを見ると、どうも一般的な言葉ではないらしい。
わかりやすい言葉で言えば遊歩道ってところか。
この緑道、川にフタをして暗渠にしているせいか、実にたくさんの生き物に出会うことができる。
その中でもダントツに多いのがカエル。
まぁよく見る。
うちの中にもカエル大好きな人がいて見つけるたびに「カエルくんと遊ぶのぉ」と言って捕まる人がいる。
もちろん小4男子の心と頭脳を持つうちの女房にほかならないのだが、カエルにしてみりゃ遊んでるどころかいい迷惑だと思う。
そんなんで、昨日緑道を歩いていたら小さなアマガエルに出会った。
幸いワタシ一人だったので捕まることはなかったのだが、カエルがもういるのか。
当たり前の話だが長い眠りに入ってしまうため、冬の間はカエルに出会うことはない。
まだ頭の中の季節区分が冬なワタシはちょっとビックリ。
これも温暖化の影響かな、とも思ったのだがよくよく考えると啓蟄も過ぎている。
啓蟄というのは春になって虫が穴から這い出てくるころなので、カエルが出てきてもおかしくはないのかな、そんなことを考えた。
すると近くに歩いてた親子連れの、5歳くらいの男の子がカエルを見てこう言った。
「あ!カエルだ!ちっちゃいねぇ。子どもかなぁ?」
お母さんの方も、そうかなぁ、なんて言っていて、ワタシも、そうかなぁなんて思ってたのだが。
ちょっと待て。
この世の中にはどんなに小さくても「子どものカエル」なんていうものは存在しない。
カエルはどんなに小さくても大人だ。
子どものカエルは普通「オタマジャクシ」と言うのである。
あのカエルも穴から出てきてこの雨は嬉しいだろうけど、あまりの寒さにビックリしてまた穴に戻っちゃうかもね。
…こんな風にカエルの記事を書いている時点で女房に洗脳されてる気がしないでもないのだが。
あーやだやだ。
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