探してみたいと思います。
さっきバスに乗っていた時のこと。
私が乗ったバス停の次のバス停から男の子がお母さんと一緒に乗ってきた。
5歳くらいかな。
私のすぐ後ろの席に座った。
よくしゃべる愛想のいい男の子で、バスに乗っていて見えるものにいちいち反応する。
「あ、すごい!あれみて」とか「おっきいねえ。」とか。
私は子どものこういう反応が好きだし、子どもっていうのはそうあって欲しい。
また、その様子がかわいくて微笑ましい。
バイク屋さんの前を通り過ぎた時のこと。
男の子がさっそく反応。
「あ!バイクやさん!ぼくねぇ、おおきくなったらバイクにのるの!」
それを聞いたお母さん。
「ふうん、でもしょうくんこわがりだから乗れないよ、たぶん。」
そういえば、うちの父親は「お前は禁止してもどうせ隠れて乗るから堂々と免許を取ってちゃんとした乗り方を教わってこい」って言って免許取っちゃダメ、とは言わなかったなぁ。
自分が教習所の教官だったっていうこともあるんだろうけど。
そう考えると理解のある父親だったのかも知れぬ。
…放任してただけか?
さて、再び車内。
お母さんが男の子にこう言う。
「じゃあ、パパがいいって言ったらね。」
そらそうだ。
そしたら男の子、こう切り返した。
「じゃあ、ほじょつきのバイクにのる!!」
これにはお母さんも、それまで黙って聞いていた私もプッと吹き出してしまった。
なるほど。
補助輪つきのバイクなぁ。
それは考えたこともなかったわ。
私も子どもの発想って言われることが多いけど、ホンモノの子どもにはかないませんわ。
バイクメーカーにおかれましては、将来この子のためにサイドカーを1台製造されたい。
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