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2007年6月24日 (日)

ウチナンチューは不愛想?

沖縄に来て思うのは、人が優しくて暖かいことである。
東京の人間というのは多くの人間と接しているせいもあって、自然となんとなく愛想がよくなって行く気がする。
なので、当然他の人と接する回数の少ない地方の人は愛想が悪い、と思いがちなのだが「人が温かいこと」と「愛想がいいこと」はイコールではない気がする。
電話なんかかけるとすぐにわかる。
だいたい地方の人は電話の応対が不愛想だ。
宮脇俊三先生もそうおっしゃっておられる。

沖縄で驚くのはモータリゼーションの文化だからなのかわからないが、片側2車線の信号のない場所で、一番中央の車線に停まって右折待ちのクルマが待っていること。
東京ではあまり見ない光景だ。
中央分離帯が多いから、という理由もあるんんだろうけど。
なので、沖縄では一番右寄りの車線がなんでか詰まっていることがしょっちゅうある。
これは内地の人間は要注意だ。

そのほかに気づいたことは、クルマを運転している人の愛想があまりよろしくないことだ。
道を譲っても手を挙げたり、会釈したり、パッシングしたり、クラクションをプッと鳴らしてくれるようなことはあまりない。
人が温かい沖縄でなぜ?

そう考えて気がついた。
感謝してないから挨拶を返していないのではなく、みんな優しいので道を譲ってくれるのは当たり前なのだ。
なので、いちいち会釈なんぞを返さなくても感謝してることはわかるのだ。
そうかぁ、親切にするのは当たり前なんだなぁ。
これは文化なんだよね。

文化というのは、地方地方によって違うものだ。
沖縄だけに限ったものではない。
でも、東京から一番遠い場所は沖縄だ。
だからこうして文化や習慣の違いを理解すると、沖縄がもっと好きになる、そんな気がするのである。

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