皆さんお疲れさまでした。
プロ野球のレギュラーシーズンも終わろうとしている。
先日高校生のドラフトがあり期待のスラッガー・大阪桐蔭の中田翔は日本ハムが交渉権を獲得した。
新しい選手が入ってくれば去っていく選手もいる。
プレイングマネージャーとして頑張った古田敦也も今年限りで現役を引退する。
ちなみに古田が入団した平成2年は異例の大豊作と言われた年で、ドラフト一位だけ見ても佐々岡真司、与田剛、葛西稔、佐々木主浩、野茂英雄、潮崎哲也、パンチ佐藤、小宮山悟と実力もキャラもあるそうそうたるメンバーである。
ダイエーに1位指名された元木大介ってのもいる。
この中で未だ現役を続けているのは小宮山悟と佐々岡真司だけだが佐々岡は今季限りで引退しユニホームを脱ぐこととなった。
ドラフト1位以外でもこの年は豊作で岩本勉(日本ハム・2位)、石井浩郎(近鉄・3位)、入来智(近鉄・6位)、種田仁(中日・6位)、新庄剛志(阪神・5位)、前田智徳(広島東洋・6位)など話題に事欠かない。
ちなみに古田もドラフト2位での入団でありこの年のヤクルトのドラフト1位は西村龍次である。
古田は最下位の責任を取り監督も辞任する。
来年は古田のユニホーム姿は見られないことになる。
非常に残念だ。
大卒、社会人出身で2000本安打達成。
キャッチャーとしては野村克也に次ぐ名選手だと思う。
しかしながら古田のスゴいところはこれだけじゃない。
選手会長、労働組合の委員長として球界最大の危機と言われた紛争でストライキに踏み切った仕切りを行い、前選手会長の正田に「あれは古田だからできた、オレならできなかった」と言わしめたのも古田である。
球界に与えた影響は計り知れない。
さて、長年選手生活を送ってきた金村義明…ちゃうちゃう、鈴木健も今季限りで引退する。
顔がそっくりなのよね、この2人。
抜群のバッティングセンスで最後打席、15球粘った。
途中三邪飛(サードへのファールフライのこと)が飛んだが対戦相手である横浜の村田がわざと取らなかった。
いやぁ、男だねぇ、村田。
本人も照れ笑いしてたけど感動したよ。
私も現役時代はサードを守ることが多かったからね。
見ていて胸が熱くなったよ。
…誰の現役時代やねん。
結果は粘った末のセンター前ヒット。
有終の美と言って良かったんじゃないだろうか?
楽天の関川と吉田豊彦も引退する。
2人とも阪神タイガースのOBだ。
みなさん、長い間お疲れさんでした。
第2の人生がんばってください。
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