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2007年11月25日 (日)

西多摩のバス停めぐり・第2弾。

先々週に、五日市の紅葉を見に行って、ものの見事に紅葉していなかったことを書いた
あれから2週間。
テレビでも奥多摩あたりの紅葉が最盛期であるニュースを伝えている。

さて、3連休だな。
どうしよう。
「あれ?奥多摩に紅葉を見に行くんでしょ?」と女房。
え?そうなの?
そういうことになってるの?
「だって魔女はそのつもりだよ。こないだそう言ってたじゃん。」
え?聞いてないよ。
「とうちゃんもその場にいたじゃん!」
状況を聞くと確かに私もその場にいたのだが、聞いた記憶がない。
いかに私が人の言ってることを聞いてないかだな。
ちなみに、魔女とは毎度おなじみ私の母親であり、女房の姑である。

だいたい、紅葉が最盛期などというニュースを見逃すわけがない。
というわけで奥多摩紅葉ツアーと相成った。
一部のコースは前回と重なるが、五日市から檜原、奥多摩周遊道路を経て、青梅街道へ戻って一周するコースを取ることにした。
今日は姪っ子のあーちゃんだけが一緒でパパとママは仕事だ。

まずは甲州街道から高尾街道に入って、都営八王子霊園の前を通り、戸沢峠を越え秋川街道へ。
そこから五日市へ抜けるのだが、その途中にさっそく気になるバス停が。
「留原」。
以前から何回か通ったことがあるのだがなんて読むのか気になっていた。
Totohara
正解は「ととはら」。
「とめはら」かと思ったけど違った。
地名ってのは難しいねぇ。

その後、前回も立ち寄った五日市の十里木のこんにゃく屋さん、池谷に寄って干しこんにゃくをまとめ買い。
こないだ買っていった干しこんにゃくをお土産で会社の人間に食べさせたのだが、これが思わぬ大好評で、もし行ったら買って来てくれと何人かに頼まれたのだ。

そしたらこの時点でお昼になってしまった。
なんでか?
だって道が混んでるんだもん。
まあ3連休だからね。
今日は魔女がお弁当を作ってきてくれているので、どこで食べようかと思案したのだが、十里木から上った所にマス釣り場があるはずだ。
もしかしたらその近辺でお弁当を食べるいい場所があるかも知れない。

そう思って川を上って行ったら…。
ありましたよ、秋川国際マス釣場
さすがに3連休だから混んでるねぇ。
Akigawakokusaimasutsuriba
そしたら、釣りがしたくなっちゃってじゃあやってこうかってことになった。

駐車場にクルマを停める。
500円。
あ、有料なのね。
まあ漁協に入ると思えばしょうがないか。

あーちゃんは寝起きでちょいと機嫌が悪い。
しかも昨日からばあばのうちに泊まっているので「ばあばがいい」と来る。
ふだんから怒ってばかりいるのであーちゃんにウケが悪い私。
じゃあ、にいにが肩車してあげよっか?
うん。
まあ、私は弟より20センチ以上背が低いからパパみたいな眺望は期待できないけどね。
肩車をして歩き始めたらあーちゃんがポツリとこう言った。
「あーちゃんね、にいにのことがだいすきなの。」
え?
思わずわが耳を疑った?
どうしたのあーちゃん?
病気?
どっか打った?
…とつい言ってしまったけど、これは私が悪いね。
あーちゃん、ありがとうね。
本当はにいには涙が出るほどうれしかったです。

さて、釣りを。
入漁料3500円はいい値段だけど、10匹は持って帰っていいらしいので妥当な値段なような気がする。
ちなみに、釣ったニジマスは1匹150円で計算される。
マスだけで1500円。
店で買ったらもう少し高いだろう。
残りの2000円で人件費とここの整備費と燃料費と…。
やっぱり妥当な気がする。
でも我が家の釣り竿の本数は4本の予定から2本になった。

10匹なんか余裕じゃい!と思って釣り始めたのだが、この日はちょっと寒いこともあって、日向に場所を取った。
釣りをする条件としては最悪である。
魚がよく見える。
ってことは魚からも私がよく見える。
最初の30分、まったくあたりがない。
自称太公望、大ピンチである。
半ば本気で「趣味、釣り」の看板を下ろそうかと思ったくらいである。
その後、午後1時に放流があって、その直後にバンバン釣れ始めた。
30分で10匹を釣り上げた。
あーちゃんも魚をビクに入れたり大活躍だった。
いい経験をさせてあげれたなぁ。
今度はパパもママも一緒に来ようね。

さておなかもいっぱい。
お土産にニジマス。
では紅葉とバス停めぐりを再開しよう。

十里木まで戻り、檜原街道をしばらく行くと、「人里」という集落があって、バス停もある。
Henbori_busstop
人里。
なんと読むかおわかりだろうか?
たぶん、東京の中でも最も難読の部類に入る地名である。
普通、これは「ひとざと」と読むだろう。
読みたくなる。
でも読まない。
そんな読み方をするんならわざわざここで取り上げない。

すぐそばに、民宿の看板がありここにふりがなが振ってあるので答えが分かるのだが…。
Henboriso
薄くなっていて読めない。
これじゃ答えにならないなぁ。
ちなみにこの看板には「保谷市指定」と書いてあり、電話番号は「04259-8-…」と書いてある。
いいなぁ、なんだか。
ちなみに保谷市は現在では、田無市と合併して西東京市になっているし、檜原村の電話番号は現在では「042-598-…」である。

さて「人里」の読みの正解だが…。
Henbori_kamban
ご覧のとおり「人里」と書いて「へんぼり」と読む。
由来には諸説あるらしいが、なんでこんな読み方をするのか見当もつかない。
へんぼり…ぼんぼり…。
関係ないか。

そこから2つ先のバス停に、今度は「笛吹」というバス停がある。
Uzushiki_busstop
山梨県に「笛吹川(ふえふきがわ)」や平成の大合併で生まれた「笛吹市(ふえふきし)」という場所がある。
また、日本テレビのアナウンサーで「笛吹(うすい)雅子」さんという人がいる。
「うすい」はかなり特殊な読みだと思うが、ここもかなり特殊な読みである。

先ほどの人里にもあったのだが、ここらへんのバス停には待合所が完備されているところが多い。
ここ、笛吹にもある。
「笛吹」をなんと読むのかは待合室の中にある貼り紙に答えがある。
Uzushikiiriguchi
そう、「笛吹」と書いて「うずしき」と読むのだ。
「ふえふき」よりも「うすい」の方が読みとしては近いかもしれない。

この待合室でおばあさんがバスを待っていたので、このバス停はなんて読むんですか?と聞いてみたら「ふえふき」という答え。
え?ふえふき?
「…と書いて『うずしき』ね。それでこの先が『ひとざと』で『へんぼり』ね。」
と続いた。
もう、おばあさん、お茶目さん♪
「これからどこ行くの?」
まさかバス停を見にきたとも言いづらいので、紅葉を見に…とだけ答えておいた。
ゴメンねおばあちゃん。
目的地はバス停なの。

「数馬方面」の表示の下に「恐れ入ります。道路反対側で前もってお待ちください」と書いてある。
これは、道路の反対側のバス停には待合室がないからなのだが、ここらへんのバス停は道路の片方にしかバス停がない場所も多い。
そのバス停に上りと下りの行先も、上りと下りの時刻表も書いてあるのだ。
なんでかっていうと、このあたりはフリー乗降区間なのでバス停はだいたいの場所に立ってればいいからだ。
…良くはないか。

ちなみにバス停は「笛吹」、中の貼り紙は「笛吹入口」と書いてある。
なんでだろ?
ちなみにバスマップには「笛吹入口」の表記になっている。
Uzushikiiriguchi_busmap
バスマップにもあるとおり、このさらに2つ先に「手打前」というのがある。
なんだか「お手打ち」になりそうなバス停で気にはなったのだが、思いっきり崖の斜面の下にあって、クルマが停められる雰囲気じゃなかったので、ここでは紹介だけにとどめておく。

檜原村のバス停はここまでで、ここからは奥多摩周遊道路に入って、奥多摩側に渡る。
ここは標高が高いこともあり、見事な紅葉を見ることができた。
とりあえず最初に、浅間尾根の駐車場に停めて見てみた。
Sengenone
うん、なかなか美しい。
ガスがかかっているうえに腕が悪いので写真では分かりづらいが、正面には都心のビル群が見える。
たぶんあれは新宿で、真ん中に見えるのは都庁だ。
それにしても寒い!
周遊道路の入り口の気温系は3度だったが、ここはさらに標高が高いし風も強いので体感温度は0度近いと思う。
慌てて車内に退散する。

その次に月夜見第一駐車場に立ち寄る。
ここは眼下に奥多摩湖を望むことができる場所。
同じ紅葉でもこれだけ景色が違う。
まずは右側。
Tsukiyomi_1
そして左側。
奥の方に見えるのがドラム缶橋だと思われる。
Tsukiyomi_2
当然ここも寒い。
慌ててクルマに戻ろうかと思ったら面白い看板が目に入った。
Okutamashuyu_kamban
どこもそうだろうが、山道や峠道というのはバイクでローリングをしに来るのが多い。
そして事故も多い。
しかしなんたってこの看板の「けがをしますと病院に収容されるまで約2時間かかります」という警告が奮っている。
ちなみにこの看板は周遊道路の両方の入り口にそれぞれ立っているらしく、檜原側から登るときに見かけた。
ここは町村境を越えて奥多摩町に入っているので管轄が青梅警察署だが、檜原村側の看板は五日市警察署となる。

さて、周遊道路を抜けて国道139号線を左折する。
ほどなく東京都を越え、山梨県小菅村に入る。
ここでは東京都と山梨県が境を接している。
山梨県に入った次のバス停がこちらの「金風呂」。
Kanaburo_busstop
「かなぶろ」と読む。
ここも変わった名前だ。
ちなみに、ここも上下のバス停が一つのバス停にまとまったタイプで、庄の指が奥多摩駅側、玉川が小菅側のバス停だ。
ちなみに「庄の指」は「しょうのさす」と読む。
なかなかの難読地名だ。

そこでふと見ると向こうからバスがやってくる。
ここら辺ではそうバスの本数は多くないはずだ。
となると貴重な瞬間である。
そこに旅館の看板が見える。
バス停は「かなぶろ」と読むのだが、旅館は「きん風呂館」。
なにかしらの関連があるのやもしれぬ。
Kimburo
ここで、あーちゃんが「おんなのこ!おんなのこ!」と叫ぶ。
何を見てそう言っているのかわからなかったのだが、どうも街灯の形がおかっぱの女の子に見えたらしい。
子どもの発想というものにはいつも感服する。

この向かい側の家に小松菜を大きくしたような葉物が並べて置いてある。
家にいたおばあさんに、これ何の葉っぱですか?と尋ねると「これは杓子菜。杓子みたいなカッコウしてるからね。ここらではこれをたくさん漬けるんだよ」と教えてくれた。

おばあさんにお礼を述べその場を辞し139号線を戻る。
そこから青梅街道を左折。
少し行くと気になるバス停を発見。
Tozura_basstop
「留浦」と書いて「とずら」と読む。
「とどまる」に「うら」。
「とどうら」が訛ったんだろうか。
これもなかなかの難読である。

ここからさらに進むと、こちらもほどなく山梨県に入るが、こちらは丹波山村だ。
実は今回最も行ってみたかったバス停がここにある。
それがコチラ。
Omatsuri_busstop
ズバリ「お祭」。
読み方も当然「おまつり」である。
なんでお祭…。
インパクトが違うよね、コレ。

ちなみにお祭では「紅葉祭」の真っ最中である。
Omatsuri_koyo
お祭はお祭なので、洞門の名前も「お祭洞門」である。
Omatsuri_domon
なんだかめでたい気分になるではないか。
ちなみにバス停の向かいには「山荘おまつり」という山荘が立っている。
というかそれ以外にはなにもない。

さて、次に行ってみよう。
次は気になるバス停が3連発。
楽しみだ。
Kumoburo_amefuri_kudari

青梅街道を戻り、東京都に入って少し行くとド派手な真っ赤の「蜂谷橋」を越える。
そこに蜂谷橋の交差点がある。
ここを左折。
ここには峰谷に向かうバスが走っている。
もちろんフリー乗降区間である。

まずは手前の二つを通過して一番先のバス停に行く。
名前は「下り」。
Kudari_busstop
下りなのである。
誰が何と言っても下りなのである。
このバス停は以前「タモリ倶楽部」でも取り上げられていた。
でもよく考えてみたら、山から下りてくる方向は下りだねぇ。
で、山を登るバスも下りだねぇ。
ということはここに来るバスはみんな下りなのか。
じゃあいいのか。
…よくねーだろ。

ちなみにこのバス停に来る時に、ここを走るバスとすれ違った。
時刻表はこんな感じ。
一日に2~3本しかない貴重品だ。
Kudari_timetable
この時刻表は下り停留所の時刻表だ。
下りも上りも一緒に書いてある。
下りの時刻表で上りの時刻表。
ああ、もうワケわからん。
でも…。
そうか、山を登るバスは上りだし、奥多摩駅に行くバスはすべて上りか。
そうするとここから発車するバスは全部上りなのでは…?
ん?
そうするとさっき私が言ったことと矛盾するなぁ…。

さて、「下り」から「上り」方向に山を「下った」…。
ダメだ、やめよう。
下りの次のバス停がこちら。
Amefuri_busstop
「雨降り」。
晴れてても雨降り。
これも変わった名前だよなぁ。
山の天気は変わりやすいというけれど、そこからつけられた名前なんだろうか?

その次のバス停は、「雨降り」の隣りだけに、というわけではないだろうけど、「雲」がつく、「雲風呂」。
Kumoburo_busstop
先ほどの「金風呂」は山梨県だったけど、ここにも「風呂」がつくバス停がある。
なんで風呂なんだろうか?
ホントにお風呂のことなのかな?
確かにこの辺には温泉も出るし。
そう思って調べてみたら諸説あるらしく、ホントに風呂という説や、石室の「ムロ」が転じたという説、フロは「ウロ」、つまり木に開いている穴に通ずるということで森林を表すという説などさまざまあるらしい。

ちなみにここからの運賃は峰谷までが初乗りで180円、奥多摩湖まで380円、奥多摩駅までは550円である。
Kumoburo_map

さて、青梅街道に戻り奥多摩駅方向に進むと、今度はこんなバス停がある。
Menoyu_busstop
「女の湯」。
出っ歯の亀吉でも出てきそうなバス停である。
長崎にも「女の都」という場所があるがそれに匹敵する。

名前は「女の湯」なのだがそばにあるトンネルはなぜか「鶴の湯」だ。
Tsurunoyu_tunnel
なぜ「鶴の湯」なのかというと、それはすぐ横を見ればわかる。
Tsurunoyu
ご覧のとおり鶴の湯温泉の源泉がすぐ隣にあるのである。
ほほう、ならばさぞかし温かいのだろう。
と、手を差し入れてみると…。
Tsurunoyu_temp
わ!
ちべた!
思いっきり冷たいのだ。
温泉かと思ったら残念ながら冷泉だった。
まぁ、うちの田舎の下部温泉だって源泉は32度だからな。
冷泉でも沸かせば温泉よ。

しかし、「鶴の湯」がなんで「女の湯」なんだろうな。
ってことは「男の湯」もあるんだよな、当然。
「鶴の湯」が「女の湯」ってことは、「男の湯」は「亀の湯」なんだろうな。
出歯亀だからかな?
あ、男だけに…亀なのか…。
大事なところが…。
きっとそうだな。
という仮説を披露したら魔女が「なるほど」と納得。
…納得すんなって。
ネタなんだから。
でも案外当たってたりしてね。

でも、周りは断崖絶壁で女性が温泉に入っているような様子はありません。
残念ながら。
Menoyu_wide
そんなこんなでグルッといろんなバス停を見てみた。
これね、前からやってみたかったのでとっても満足。
紅葉もきれいだったし家族サービスもできたしお土産にニジマスといいことづくしだったのでよしとしましょう。

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