鉄道ファン&鉄道ジャーナル2008年1月号。
ああ、気がついたらだいぶ前に月が変わっている。
めんどくさいことを先延ばしにするのは子どものころからだけど、大人になってもそう簡単に性格なんて変わるもんでもない。
なので…。
という言い訳は前からしているのでやめましょう。
大変お待たせいたしました。
半月遅れでお送りするこのコーナーです。
…1月号。
毎年のことながら出版界ではもうすでに年を越していますね。
はぁ…。
まずは「鉄道ファン」から。
今月の特集は、前月に引き続き「東海道本線2」。
今回は名古屋から神戸まで。
前月の東京から名古屋までに比べると知らない部分が多いのですが勉強にもなります。
他に気になる特集としては…。
「小田急ロマンスカー60000系」。
他の雑誌でもかなりの特集があるので、ここでは詳細は割愛しますが、運賃などが載っています。
北千住から箱根湯本までは、運賃が1330円、特急料金が1070円だそうです。
まあこんなもんでしょう。
「つりかけ博物館」。
今では少なくなった吊り掛け式ですが、かつて在籍した様々な吊り掛け式の電車が特集されています。
その中でも東武の7300・7800系は懐かしいというかなんというか。
しかも「急行 池袋-寄居」って…。
この車両を1981年現在で急行で運用してたことも、寄居まで急行運転していたことも驚きです。
東武東上線って未だにこのイメージですね。
しかし1981年現在でこの車両を使っていたとは…。
どおりで私の記憶にあるわけだ。
今月はあんまり気になる記事がありませんね。
サボってるわけじゃないですよ。(笑)
続いて「鉄道ジャーナル」。
特集は「複々線を楽しむ」。
…その前に。
おお!
巻頭にある昭和鉄道高校の広告がカラーになってるぞ!
岩倉高校だけカラーで、昭鉄だけ白黒なのはさみしい、とか書いたからかなぁ?
そんなわきゃないか。
しかし、「たったひとつの夢があるから」ってこの学校出た割りには夢をかなえていない私。
でも、たってひとつって割りには普通コースとかできちゃって、だんだん普通科っぽくなってきちゃってるしなぁ。
岩倉なんかも普通科みたいになっちゃってるでしょ?
昔は鉄道科の高校って全国にけっこうあったんだよね。
鉄道科ってのはそのうち淘汰されていく運命にあるのかね?
さみしいけど。
さて、本題。
特集の「複々線を楽しむ」。
まずは小田急線の複々線化事業のことが特集されています。
小田急は鉄道ファンの中でも人気の高い路線ですが、輸送力の増強については一番苦労している路線ではないかと思います。
この複々線事業はヘタすりゃ私が子どものころからやってる事業じゃないかと思います。
本当に完成が待ち遠しいです。
最近では、首都圏でも従来の複々線の形に加えて、JRにおける貨物線を利用した湘南新宿ラインや、東急目黒線における支線が本線に並行して走るタイプなど多くの形が登場しています。
これらも取り上げられています。
また、京浜急行の金沢文庫-金沢八景の複々線が取り上げられています。
京浜急行はJRを除いた私鉄の中でも朝間の12両運転という最長の編成が有名ですがこれを絡め記事が取り上げられています。
しかし、首都圏の複々線がどうだ、と言ってもやっぱり複々線といえば京阪神なのです。
その長さは、草津から西明石まで実に120キロにも及ぶそうです。
いやぁ…、参りました。
とにかくこの特集はおもしろいですよ。
地方鉄道レポートは「石巻線」。
東北本線の難読駅名である小牛田(こごた)から石巻を通って牡鹿半島の付け根にある女川まで伸びる路線です。
いいなぁ、牡鹿半島。
魚がうまい街だよね。
これを生かして「食」での観光路線を目指しているそうです。
日本縦断各駅停車は山陰本線の園部から和田山までと、途中の綾部からの舞鶴線東舞鶴までです。
舞鶴っていうと軍港のイメージが強いんだけどなぁ。
しかし、ここでも「乗って残そう」運動が展開されていて、舞鶴くらいの規模の町でもモータリゼーションの波が押し寄せていることがわかります。
地方にとっては列車の最高のお客様は高校生であり、少子化が大きく影響するというのは当たり前のことですからね。
つらいところです。
ほかには「宇都宮市におけるLRT計画」の記事があります。
地方の政令市ではない県庁所在地に10キロ程度のLRTを設置するというのは、かなり需要の多い話であると思われます。
そのようなルートを取るか、最短なのか、遠回りして繁華街を通るなのか、学校を通るのか、買い物客を狙うのか、狙った顧客は永続性があるのか…ちょっと読んだだけでも検討の材料は山のようにあります。
非常に興味深く読みました。
今月はこんなところでしょうか?
来月こそはせめてその月のうちにアップできるように…できるといいなぁ。
と、一応言っておきます。
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