いくつまでいけるかな?
会社で隣の席のれいちゃんと話してたら、なんでだか年齢の区切りのお祝いの話になった。
還暦は知ってる?
「そのくらいは知ってますよ~」とれいちゃん。
じゃあほかには?
「…知ってる自信がないです。あ、米寿と白寿は知ってます!」
お、エラいねぇ。
ゾロ目は知ってるワケだ。
還暦の次が古稀でしょ?
そんで喜寿で傘寿で米寿で卒寿で白寿だね。
ちなみにね、こうゆう長寿のお祝いのことを「賀寿」って言うんだそうな。
…と思い念のために調べてみたら知らないのが出てきたのでまとめてご紹介。
還暦(60歳)
60年で暦が一周するから。
古希・古稀(70歳)
「人生七十古来稀なり」という杜甫の詩から。
喜寿(77歳)
「喜」の字を草書体で書くと「七七七」(←この字当たり前だけど出てこない。ピラミッドみたいに三角形で七の字が上に一つ下に二つ重なってる字ね)になるから。
ちなみにれいちゃんは「これじゃ777歳じゃないですか?7は1個どこに行っちゃったんですか?」だって。
知らんわ。
傘寿(80歳)
「傘」の違字体(「傘」から「人」を4つ外した字)をバラすと「八十」になるから。
半寿(81歳)
「半」の字をバラすと「八十一」になるから。また81歳は「盤寿」とも言われている。これは将棋盤が9×9で81になるところから。
米寿(88歳)
「米」の字をバラすと「八十八」になるから。ちなみにこの歳のお祝いは薄い茶色がいいとされている。これで「ベージュ」と。…もちろん冗談である。信じないように。
卒寿(90歳)
「卒」の異体字である「卆」をバラすと「九十」になるから。
白寿(99歳)
「百」から「一」を引くと…。
百寿(100歳)
まんま。
茶寿(108歳)
「茶」の字をバラすと「八十八」と「十」と「十」になって全部足したら百八だから。
皇寿(111歳)
「皇」の字をバラすと「白(99歳)」と「一」と「十」と「一」になって全部足したら百十一だから。また111歳は「川寿」とも言われている。これは111という数字が「川」に似てるから。
う~ん、なるほどなぁ。
「半寿」「盤寿」「茶寿」「皇寿」「川寿」なんてのは初めて聞いたね。
考えた人はエラいよな。
「でもこれで終わりなんですか?なんか人生これで打ち止め!って感じでさみしい…」とれいちゃん。
そんなあなたにオススメ!
こんなのがあります。
大還暦(120歳)
還暦を2回まわること。
どうだ!
こりゃスゴいだろ!
「でも…。」
まだ言うか!
じゃあこんなの作ってみたんだけどどうだろう?
碁寿(361歳)
碁盤の目が19×19で361になるから。
ダメだ。
こりゃ飛びすぎた。
いいんじゃないの?
大還暦だって今まで泉重千代さんしか達成してないんだし。
「いずみしげちよって誰ですか?」
え!
泉重千代知らないの?
そっかぁ、ジェネレーションギャップだなぁ。
私らが子どもの頃、長生きの象徴といえば泉重千代だったんだけどねぇ。
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コメント
「喜寿」の由来は「喜」の字を崩して書くと
七
十七
となるから。
七
七七
でないことに気づいたれいちゃん、えらい。
投稿: ごまめ | 2007年12月29日 (土) 01:27
へえ、そうなんですか。
うちは以前世田谷の喜多見ってところに住んでいたので、じいちゃんばあちゃんは古い「喜」の字を使うことが多かったのですがこれは知りませんでした。
よかったね、れいちゃん。
投稿: くうみん@管理人 | 2007年12月29日 (土) 13:13