京王バス・三軒茶屋-新宿伊勢丹前。
少し前に珍しい写真を見つけてその写真をさらに写真で撮っておいた。
…なんのこっちゃい。
なんでも世田谷区が区制75周年ということで昔の写真が貼ってあったのだがその中の一枚。
写真は京王バスだ。
後ろ姿だがおそらくボンネットバスだろう。
へぇ、三茶に京王バスなんて来てたことあるんだ。
この写真は茶沢通りだ。
ここに写っている「太子堂楽器」は現存しているし、アーケードには「三軒茶屋銀座」とある。
今でもこの商店街は三軒茶屋銀座というはずだし、同じ名前のバス停がある。
バスの後ろの方向幕には「三軒茶屋-伊…」と書いてあるのがわかる。
「伊」からあとは写真が切れているのでよくわからない。
なんだろうなぁ、伊勢丹かなぁ?と思って調べてみたらビンゴだった。
三軒茶屋から新宿の伊勢丹前を結ぶ路線がかつて存在したそうだ。
都営バスとの共同路線だったらしい。
ところが調べてみると、下北沢の駅から狭い茶沢通りを抜けていく、という路線と(現在の下61)と、梅丘通りを左折し宮前橋で環状7号線を右折し、大原で甲州街道を右折(現在は右折禁止)して新宿に達するという路線の2パターンの記述がある。
どっちだろうなぁ。
前者が存在していたことは私も知っている。
道があまりにも狭い(今でも狭い)ため車両制限令で引っかかって廃止になったというのを聞いたことがある。
これは何となく納得できる。
後者の場合もあり得なくはない。
現在環状7号線を走っている新宿駅ゆきは甲州街道ではなく、青梅街道経由である。
たぶんどっちの路線も存在したのだろうが、現在のどの路線かを判断するのは難しいのかもしれない。
下北沢は京王線の駅だしさ、今でも三軒茶屋に京王バスが来てもおかしくないんだけどなぁ。
…おかしいか。
面白いけど。
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コメント
リンク先のページを見てみました。
茶沢通りを抜けて三軒茶屋へ行くのは小田急バス(新宿三光町~三軒茶屋)で、京王バスが甲州街道→環七→梅丘通りのルートのようです。
ちなみに京王バスの路線一覧には、都営バスとの相互乗り入れ路線には備考欄に「都交通局協定路線」と記述されていますが、新宿伊勢丹~三軒茶屋の欄にはそれがないので、昭和39年の時点ではそうなっていなかったと思われます。この時点で乗り入れを解消していたのか、この後都バスが乗り入れたのかは判然としませんが…
投稿: ごまめ | 2008年3月10日 (月) 21:47
ごまめさん。
そうなんです。
私もそのページを見てみましたが、なんだかよくわからないのです。
昔の路線バスは都営と共同路線だったものが多いようですね。
都内に乗り入れる多くの路線がそうだったようですね。
ちなみに今のこの場所にはバス停はありません。
投稿: くうみん@管理人 | 2008年3月10日 (月) 23:34