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2008年10月14日 (火)

でぃすいずいず。

3連休が終わっちゃいましたね。
皆様いかがお過ごしでしいたか?

どこにも行く予定がなくて寂しい思いをされた方もいらっしゃったのでは?
うちにもそんな人がひとり。
正確に言うとそうなるはずだった人がひとり。
うちの魔女(母親)です。
「せっかく3連休に合わせて休みを取ったのにどこにも行けない」「どこにも行けないから会社の人にもお土産を買ってこれない」「ぶうぶうぶうぶう」。
…えっと、うるさいです。
アンタ太子堂八幡のお祭り来たやんけ。
どこ行きたいの?
「おんせ~ん。」
今からそんなもんが取れるワケないだろうが!!
「伊豆に行きたい、伊豆~。」
また遠いな、オイ。
そんなこんなで女房に、オタクのシュウトメこんなこと言ってるけどどうする?って聞いたら「あ、いいね伊豆。」だって。
ヘンなところで意見を合わせるなよ。
魔女からすでに手が回っていたか?

というわけで。
「いい人、いい街、いい車」というのはかつての三菱自動車のキャッチコピーですが、私も負けずに「いい夫、いい息子、いい男」なので仕方なく聞いてあげることにしました。
では、伊豆に向けて出発!
もちろん日帰りです。
伊豆に日帰り。
我ながらなかなかの強行軍だなあ。

行きは道路も順調。
東名から、小田原厚木道路、真鶴道路、熱海ビーチライン経由で伊東へ。
ところがだ、上りはまだ早い時間にもかかわらずかなりの渋滞。
こりゃあ、今日は早めに行動したほうがよさそうですな。

まず目指すは伊東市は赤沢というところにある「赤沢日帰り温泉館」。
名前だけではよく分からないが、じつは化粧品やサプリメントでおなじみのDHCが運営している。
大学翻訳センターね。

実は以前にも何度か来たことがあるのです。
高校時代の友人とわいわい来たり、女房と来たこともあります。
女房も会社の人たちと来たことがあるらしく、その時に一緒に来た若い男子連中がここをいたく気に入り、その後それぞれが彼女を連れてもう一回来たという評判の場所でもあるのです。

そういえば、前回女房と来たときは浴室ですっ転んで、風呂の角に肋骨を痛打してヒイヒイ言いながら家まで帰ったんだよな。
肋骨なんてあっさり折れるモンだって知ってる私は絶対に折れてると思ったんだけど、折れてなかったのよね。
まぁ、もう少しずれてりゃ背骨を痛打して脊髄損傷の大ケガになるとこだったんだからよしとしなきゃな。

おっと話がずれました。
この温泉の何よりのいいところはその眺め。
こんな感じに見えます。
Dhc_akazawa_2
大変結構です。
ちなみに、ここのお風呂は温泉のほかに、DHCの入浴剤が入ってるお風呂なんかもあったりします。
もちろんシャンプーもリンスもボディーシャンプーも洗顔料もすべてDHCの商品です。
大学翻訳センターね。
あ、しつこい?

ここは隣に普通のホテルがあって、もちろん宿泊も可能。
露天風呂付きの個室もあります。
日帰り館の方にも貸し切りの露天風呂がありますのでオススメです。

さて、温泉から出て次の目的地へ向かいます。
女房がどこで見つけたのか、「ここに行きたい」といったところがココ。
大淀小淀という景勝地です。
そばに橋立の吊橋という橋があるのでここを目指していきます。
伊豆高原駅のすぐ南側に無料の駐車場がありますので、ここに車を停めます。
ここからは歩いて15分ほど。
ごらんのとおり遊歩道が設置されていて、フィットンチッドとマイナスイオンに塗れながら気持ちよく歩くことができます。
Oyodo_koyodo_1_2
途中の川にはこんな段差があって、ちょっとした滝気分。
Oyodo_koyodo_2_2
滝マニアの奥様、この滝はどうですか?
「ジェットバス。」
アホか、お前は。
お前なんか「はとバスをはっとばす」じゃ。

しばらく行くと海岸への降り口があってこんな感じです。
Oyodo_koyodo_entrance
降りるところは結構急ではありますが、ちゃんと階段などが整備されています。
降りていくと、眼下に見事な岩畳が広がっています。
Oyodo_koyodo_3
なぜかここの岩は五角形になっているのです。
んー、五角形というのは自然な形なんでしょうか?
不思議です。

下まで降りると、岩場が広がっています。
ここは絶好の釣りポイントらしく、釣り人が結構います。
自然の潮だまりになっているので、子どももたくさん遊んでいます。
Oyodo_koyodo_4
目の前には、橋立のつり橋も見えます。
なかなかの絶景ではありませんか。
Oyodo_koyodo_5
ここら辺の海はとっても済んでいて色がきれい。
見事にエメラルドグリーンで、海底まで透けて見えます。
Oyodo_koyodo_6
岩場は波に浸食されているので、エアーチョコのようなボツボツがあります。
この穴一つで何十年もかかって開くんでしょうね。
Oyodo_koyodo_7
その後、元来た遊歩道を帰った…はずだったのですが、なぜだか気が向いて、「こっちから帰れるかな?」と思って回り道をしたら、これがとんでもない回り道で、小学校の遠足よりもキツい山登りをエッチラオッチラすることになり、思わぬところでのハードワークとなってしまいました。
まあ、運動不足の私にはいい運動になりましたけどね。

最後に駐車場に戻ると、伊豆高原の駅のY線に、伊豆急行の8000系(旧東急の8000系)が目の前に停まっていたので、思わずパチリ。
…カッコイイ。
Izukyuko_izukogen

と、このあと帰途に着き、川奈で有名なお店に入って食事をしたのですが、これがどうもいまいちだったので、ここでは割愛させていただきます。
帰りは魔女のたってのリクエストで、伊東市は静海町にある魚吉で名物の「いかのくち」を買って帰りました。
ここのいかのくちは絶品です。

来る時は3時間。
帰りは3連休の最終日ということもあって覚悟していたのですが、結局正味7時間ほどをかけて、親を実家に送り届け、やっとこさ自宅まで帰ったのでした。
今回はあまりにもバタバタしちゃったので、「今度は泊まりで来たいね」とだいたいみんなの意見が一致したのでした。
その時にはまたいろんな観光施設を回ってみたいと思います。
今から楽しみです。

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