このブログで何度も書いていますが、去年はもうホントにロクなことのない一年でした。
たぶん生まれてから一番波乱の一年だったんじゃないかと思います。
そういえば、去年は初詣に行かなかったんです。
そのせいでこんな年だったんでしょうか?
その上、我が家には今年本厄の人がいます。
女房です。
ということは、彼女は去年前厄だったということで、前厄でアレじゃあ本厄の今年はどうなるんだろう?
やっぱり初詣ぐらいは行っておこうか…、ということで今年は出かけることにしました。
しかし、我が家は今年喪中なのです。
初詣なんか行っていいんだろうか?
そう思って知り合いの神社の宮司さんに尋ねると「神社では喪中は四十九日が終わったら明けることになっているんだよ」と教えてくれたので、安心して初詣に行くことにしました。
昨日のことですが、女房の母親とおばあちゃんが遊びに来ていたので一緒に行きました。
どこに行こうか?
厄除けだったら佐野厄除け大師が有名ですが、そこまで行く元気はいまいち出ません。
だって混んでるじゃん。
あとは川崎大師か、西新井大師か…。
ほかにも厄除けで有名なところが近くにないかな…?
そう思って調べてみると…。
あるじゃないですか。
それは調布市にある「深大寺」。
ここは『元三大師』と言われていて厄除けで有名です。
深大寺なら何度も行ったことがあるからわかるし、有名な深大寺そばでも食べて、神代植物公園でボタン展やってるからついでにそこも行こう。
箱根駅伝はワンセグで見よう。
そんじゃ、深大寺に行こうか。
その前に、まずは近所の神社にお参り。
ここの宮司さんはちょっとしたお知り合い。
さっきの四十九日のお話もここの宮司さんに伺いました。
年始のご挨拶をし、少し話しこんできました。
それから深大寺に向かいます。
深大寺に着きました。
そうそう、うちのおじさんは「喪中でも神社に行って鳥居をくぐらなきゃいいんだよ。そのために鳥居の両脇っていうのは開いてるんだから」って教えてくれました。
そっか、鳥居をくぐらなきゃいいんだ…。
鳥居は…。
ここは深大寺です。
寺です。
鳥居があるわけがありません。
…ダメじゃん。
いやぁ、予想はしていたもののエラい人出ですよ。
本堂は長蛇の参拝者の列です。
これは大変です。
ここに並んだらお参りまでかなりかかりそうです。
このあと厄除けの元三大師堂にも行く予定なので、ここではちょっと離れた位置から合掌してお参り。
ここのお守り売場で深大寺名物のだるまシールの交通安全のお守りを買いました。
これは地元を走る小田急バスにも貼ってある代物です。
基本です。
もちろん、本来の目的である厄除けのお守りも買いました。
それから、目的の元三大師堂に行き厄除けをすることに。
護摩札を貰おうかと思いましたが、これまたハンパじゃない行列。
ここも何時間もかかりそうです。
なので、お参りだけしてきました。
そのそばで、護摩木が売っていて100円の祈祷料で護摩を焚いてくれるそうなので、ここで護摩木に願い事を書いて護摩を焚いてもらうことにしてもらいました。
100円で護摩を焚いてくれるなら安いもんです。
これで目的は達しました。
厄年もこれで安心です。
よし、今年を占うのにおみくじでも引いてみよう!
そう思っておみくじ所に並びました。
売り場は5か所。
スーパーのレジと一緒で、どこに並ぶかで先に進める速さが当然違ってくるわけですが、おみくじを引く前にこれである程度の運勢がわかってしまうような気がするのは私だけでしょうか?
さて引いてみます。
ガラガラ…。
うん、24番!
…凶。
ちーん。
こいつぁ、春から縁起がいいや。
三女莫相逢
盟言説未通
門裏心肝掛
縞素是重重
…なんだかよくわかりませんが、凶ですからね。
いいことは書いてないでしょう。
ちなみに下半分はこんな感じ。
興味のある方はお読みください。
このなかに気になる一節が。
「病人長引とも命にさわりなしたゝり物女のうらみ事の意あり」。
女のうらみ事?
女運が悪いってことかな?
女房もおみくじを引いてきました。
「…凶。本厄なのに。」
見てみるとなんとビックリ!
私とまったく同じ24番を引いているではありませんか!!
「ホントだぁ!私かなり振ってから引いたのに!」
これって、逆にすごい運がいいんじゃないでしょうか?
それにしても、周りの人たちも凶を引いた人がかなりいるようです。
深大寺は凶が多いのか、それともおみくじの筒の穴よりも細いのが凶の棒だけだとか…。
とか考えちゃいましたが、ここは凶のおみくじを結びつけるところなので凶を引いた人が多くて当然です。
ところで、深大寺に限ったことではないのですが、吉のおみくじを結んでいる人が結構います。
これって、凶のおみくじは悪い運を置いてくるって結ぶんですよね?
吉を置いてきちゃったら意味がないと思うんですが…。
みなさんはこんなことしてませんよね?
まぁ、いいよ。
今年の悪運はここで使い果たしたって考えればいいんだもん。
正月が凶ならこれ以上悪いことは起こらないよ。
ものは考え様。
さ、おなかも空いたし参道に出てご飯でも食べようか。
と、参道に出るとこれまたすごい人出。
どこでご飯を食べようかと思ったけど、今日は本堂から近いってことで「八起」を選択。
メニューに「くずもち」がありました。
年末にテレビ東京の「出没!アド街ック天国」で「川崎大師の名物はくずもち」っていうのを見てからずっとくずもちが食べたかったので注文。
もちろん名物の深大寺そばも忘れません。
私はもりそばを頼みました。
ここのくずもちは柔らかくて絶品!
オススメできます。
食事中に箱根駅伝がゴール。
東洋大学が初めての優勝を決めました。
母の一番上の兄が東洋大学出身なのでさぞや喜んでいることでしょう。
ちなみに、くずもちと一緒に写っているものは今年の干支である丑を象った土鈴です。
女房があんまりカワイイんで思わず買っちゃったそうです。
ネズミでもブタでもありませんよ。
さてと、じゃああとは神代植物公園でものぞいて帰ろうか。
その間に、私はここの近所に住む友だちの半ちゃんに初詣の報告メール。
基本のだるまシールは買いましたよ、と。
しばらくすると返信が。
「うぉー!近所にいるんじゃん!でもオレいま仕事で名古屋だよ~。だるまシールも基本だけど京王の門松幕も基本だよね。」
ん?
門松幕?
知らないよ、それ。
ちなみに仕事で名古屋にいても全然不思議はないわけで、半ちゃんは新幹線の運転士さんです。
帰りがけ、駐車場に向かっていると向こうから京王バスが。
LED(発光ダイオード)の方向幕だったのですが、確かに行き先の前に門松のマークが!!
おー!
半ちゃんが言ってたのはこれだったのね!
なんかカワイイ。
写真だ、写真!
そう思って携帯を取り出して写真を撮ったのですが、なんせカメラとLEDっていうのは相性が悪い。
ちゃんと取れる時もあるんだけど、この時は全くダメ。
何枚とっても方向幕がキレイに撮れません。
泣く泣く写真はあきらめました。
あの幕は3ケ日だけなのかなぁ。
今日は、西東京市の実家に行ったのでその時に千歳船橋を通って、千歳烏山からのバスを狙ってみましたが…。
すれ違ったのは幕車(プラスチックの方向幕のバス)。
いつもはありがたい幕車が今日ばかりは恨めしく見えました。
そんな嘆きのメールを半ちゃんに送ったら「じゃあキレイに撮れたのあげるよ。こっちは門松じゃなくてダルマだったけどね。」と返事が来て画像が送られてきました。
おー!
これがそうかぁ!
なかなかオシャレじゃないかい。
これだけ見れりゃ満足だわい。
今年はいい年に…なるかな?
なればいいなぁ。
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