鉄道ファン&鉄道ジャーナル2009年3月号。
今月は早めにお送りしますこのコーナー。
いいことだ、いいことだ、と。
ではまずは「鉄道ファン」。
特集は「さらば富士・はやぶさ」。
ブルートレインですね。
縮小の一途をたどっていくブルートレイン。
私も一度しか乗ったことがないのでエラそうなことは言えませんが、さみしいですね。
ここに寝台列車の一覧が載っていますが、「あさかぜ」「みずほ」「さくら」なんていう有名どころもありましたね。
なんだかいつの間にかなくなっちゃってて、日本が狭くなっているんだかなんなんだか…。
私なんかは「はやぶさ」の行先はいまだに「西鹿児島」っていうイメージが強いです。
子どもの頃に読んだ鉄道の本にそう書いてあったので。
その西鹿児島駅もなくなってしまいましたし、これも時代なんでしょうかね。
3月20日には「阪神なんば線」が開通します。
現在の西大阪線が西九条から延伸して、「九条」「ドーム前」「桜川」「大阪難波」と続きます。
この開業に合わせて現在の西大阪線の区間もなんば線に改称されます。
「尼崎」「大物」「出来島」「福」「伝法」「千鳥橋」もなんば線になるわけで、この区間はサブラインという色が強かったのですが、これで一気にメインラインになります。
これで阪神は、従来のキタのの玄関口梅田に加えて、ミナミの玄関口難波のどちらにも行くことができる唯一の鉄道ということになります。
ちなみに、なんば線の駅までの定期券で、梅田駅でのみ乗降が可能になるそうで、「大阪どっちも定期(仮称)」という名前になるそうです。
ちょっと気になる話題が2つ。
偶然にも2つとも北陸新幹線の話題。
1つ目は「全日空の山元社長が北陸新幹線にコメント」というもの。
北陸新幹線が金沢まで開通したら、羽田発着の富山便や小松便は採算が成り立たない。
空路を維持したいなら補助金をいくら出せるか自治体として考えてほしい、とのこと。
なるほど、北陸新幹線が開通したら東京~富山は2時間10分、東京~金沢は2時間30分で着いてしまう。
東京駅から羽田空港に出て、飛行機に乗って小松空港に降りて金沢駅まで行くことを考えてみれば新幹線の方がラクな気がする。
東京から名古屋までの飛行機がないのと一緒だな。
2つ目は「上越駅(仮称)の駅名の見直しを」、というもの。
駅が置かれるのは上越市の旧高田市地区。
地元では「越後高田」という駅名を支持する人が多く、お隣の妙高市(たぶん旧新井市じゃないかな?)では「妙高高田」という駅名を支持する人が多いらしい。
反対するのは「上越新幹線も通ってないのに『上越』という駅名はどんなもんなのか」ということと「上越市の知名度の低さ」だそうだ。
たしかに上越駅からなら上越新幹線に乗れそうな気がするわな。
上越市長は「旧高田市と旧直江津市が合併するとき上越市が一番いいって言ったじゃん」というところらしいんだけどね。
でも、在来線(今の信越線だけど新幹線が開通した後はしなの鉄道になっちゃうのかな?)と乗り換えになるのかな?
そうするとよ、「越後高田駅」にした場合「高田駅」と「越後高田駅」が隣同士になっちゃってややこしいんじゃ…。
あ、東海道線には「安城」と「三河安城」が隣同士にあるか。
じゃ、いいのかな?
あ、そうそう。
1月22日に「鉄道ゼミナール大手私鉄編」というDSのゲームが出るらしく、今月号のあっちこっちに広告が打ってあります。
私鉄大好きな私としては非常に気になるソフトではあります。
続いて、「鉄道ジャーナル」。
特集は「日本海縦貫線を行く」。
東京で生まれ育った人間にとって一番なじみが浅いのが正反対の位置にある、北陸をはじめとした日本海側です。
そんな私でも、金沢や能登には行ったことがあり、とてもいいところだったことを覚えています。
日本海側といえば今はトワイライトエクスプレスが有名なんでしょうかね。
そういえばこないだ電車好きのオジとイトコがトワイライトエクスプレスに乗って来たらしく途中で「いま福井を通過したよ!」ってメールが来ましたが悔しいので返信しませんでした。
えーえー、そーですよ、あたしゃケツの穴の小さい男ですよってば。
そんな日本海側の昔からの主役といえば大阪~青森を結ぶブルートレイン「日本海」です。
石川さゆりの「悲しみ本線日本海」でも有名ですね。
今月号では結構なページを割いてこの日本海が特集されています。
他には、偶然にもまたこの記事「北陸新幹線の経緯と工事の現状」です。
北陸新幹線ができてしまうと、長野新幹線が長野新幹線でなくなるわけで、長野市民は複雑な心境です。
始発電車で自由席に座れる確率も激減するし。
でも、トンネルや橋梁、高架橋なども結構完成していて、あとは線路を引くばかり、という場所もあるようです。
他には「北陸特急雷鳥」や「JR四国はいま」などという特集が組まれています。
地方鉄道リポート、今月は「因美線」です。
因幡と美作を結ぶから因美線。
姫新線の東津山から智頭急行の終点智頭や、若桜鉄道の起点郡家を経て山陰線(←うちのパソコンは「参院選」と変換するんですが…。)の鳥取駅を結ぶ路線です。
智頭から鳥取方については関西方面を起点として、智頭急行を経由し乗り入れてくる列車が鳥取や倉吉まで運転されているため、智頭を境にして運転系統は異なるそうです。
「日本縦断各駅停車」。
今月は東北本線を小牛田から北へ、盛岡までです。
この区間は新幹線が東北本線を縫うように(逆かな?)走っている区間です。
この区間の名物といえば宮沢賢治の花巻でしょうかね。
実際花巻駅も宮沢賢治に合わせてリニューアルしたそうであります。
今月はこんなところかな?
よし、今月は発売月内にちゃんとアップできたぞ!
ちゃんとこう言えます。
では、来月!!
…再来月になったりして。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント