ひさびさに櫻子に行く。
なんだかここんとこクソつまんないことが続いて、ストレスが溜まっていたので、気分転換に髪をバッサリ切ることにしました。
…女か。
ま、いいや。
とにかく切ることにしたんですわ。
ここんとこの忙しさにかまけてほっといたら、いつの間にやら自分でもうざったくなるくらいになっていたのです。
かなり短くしたら、それまで長い毛に隠れていた白髪の皆さんが見事にお出まし遊ばされました。
光の加減じゃねぇよなぁ…と自分をごまかしてみますが、残念ながら明らかに白髪です。
来月アラフォーを迎える我が身としては致し方ないことなのかもしれません。
あるだけまだマシかも。
うちの父親も若白髪でしたが35を過ぎたあたりから急に「キタ」ので要注意です。
ちなみに白髪の人は禿げない、なんて言いますがあんなのは真っ赤なウソです。
若白髪の人でも禿げるときは禿げます。
そしたら美容師のお姉さんが「面白いもの見てみます?」って聞いてくるので何かと思ったら頭皮を拡大して画面で見られる機械でした。
確かに面白そうなので試しにやってもらいました。
「あ、密度は濃いですね。ひとつの毛穴から何本も生えてますよ。ただ…」
ただ?
ただなによ?
「この毛穴に詰まってるの、脂ですね。」
え?
いまシャンプーしたじゃん!
でも30代半ばから首から上が脂っぽくなってきたのよね。
ホント順調にオジサンの階段を上ってるよな。
「オトナの階段上る」ならH2Oでカッコいいけど、「オジサンの階段」じゃただの老化だもんな。
さて、そんなこんなでお姉さんにお礼を言い、サッパリした頭になったところで女房に電話。
「きじ弁当頼んどいて。あとプラス椀で茶碗蒸しね。」
実はお昼時だったので女房と女房の母親を誘って、成城は甘味処の名店「櫻子」で待たせておいたのです。
母親は「ゆば雑炊」っちゅうのを頼んだらしく、少しもらいましたが確かにおいしかったです。
ゆば好きとしてはたまりません。
一方女房はこれ以上ない幸せそうな顔で蜜白玉を頬張っています。
これは冷たくて甘いお抹茶に柔らかい白玉が浮いているという抹茶好きの女房にはたまらない逸品です。
ちなみに私もこれが大好き。
でもこのお店ではなんたって「きじ弁当」なのです。
うま~い!
絶叫せずにはいられません。
あっという間に食べちゃいました。
帰りに厨房に「奥さん、ごちそうさまでした!」と声をかけるとわざわざ出てきてくださって「あら~誰かと思ったわよ~」と少し話し込みました。
「こないだブログ拝見したわよ。なんかすごい持ち上げてくれてて。」って言われてビックリ。
いやいや、持ち上げられるだけのものがあるから持ち上げるのです。
でも私がブログをやっているのは奥さんには言っていないのです。
ということは調べてわざわざ来てくださったということです。
その気持ちが嬉しいじゃないですか。
女房の母親は初めて連れてったのですが気に入ったみたいで、いやぁ、最高のランチになりました。
そういやこないだ亡くなったおばあちゃんの荷物を整理してたら櫻子のサービス券が山ほど出てきたんだよな。
あれ、どうしたかな?
櫻子は小田急線成城学園前駅の北口の駅前です。
迷いようがないくらい駅前です。
とにかく行ってみてください。
男ひとりでも入れますよ。
このブログを見たって言ってもらえば…ま、特になにもありませんが、私が喜びます。
…なんだそりゃ。
悪いことはいいません。
とにかく行ってみてくださいよ。
私は「ウソ」と「坊主の髷」はゆったことがございません!
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