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2009年6月10日 (水)

鉄道ファン&鉄道ジャーナル2009年7月号。

もう、目前に8月号の発売が迫っています。
今月もサボってしまいました…。
なにしとんねん、って感じですが、何もしていないからこうなったのです。
はい、すんません。

というわけで、今月の(先月の?)このコーナーはじまりはじまり…。
まずは「鉄道ファン」。
特集は「JR車両ファイル2009」。
車両ファイルってくらいなので、今月は特に分厚いです。
価格も1200円とかなりお高め。

今年のJRの車両で気になったのは、やはりお召列車ですかね。
E655系です。
なんたって一般人は乗れませんからねぇ。
それから0系が完全に引退しちゃったこと。
誰がなんと言おうと新幹線といえば0系なのです。
私が子どものころは0系しかなく、図鑑などで「新幹線」といえば「0系」のことだったのです。
あとは、車両ではないけれど、禁煙化が進んでいることですかね。
私もかつてはヘビースモーカーとして馴らしたものですが、タバコをやめた今、禁煙化が進むのは何よりありがたいことです。
自分がタバコをやめてみて、周りの人がどれだけ煙が気になるかよくわかりました。
先日から駅のホームも完全禁煙化になりました。
愛煙家にはツライところですが…そこは、どうかひとつ。

そのほかには「MUE-Train」の特集が。
なんでも次世代列車の試験車だそうで、209系がベースになっています。
「MUltipurposeExperimentalTrain」のことだそうで…。
なんだかよくわかりません。
何が次世代列車なのかと言うと…。
これもなんだかよく分かんないんですが、保安装置とか、空気バネとかそういうのの最新のものがたくさん詰め込まれて試験をしてるんだそうです。
なんにしても、これも一般人には乗れませんわな。
いっそ「タモリ倶楽部」かなんかで特集でもやってもらえませんかね。

4月26日に営業運転を開始した「東京都交通局8800形」の記事も載っています。
都電荒川線ですね。
以前になぜか都電に乗りたくなって、自宅からバスだけで出かけたことがあります。
これも機会があったらこのブログでご披露しましょう。

私鉄のターミナルの3回目。
今回は「東急東横線渋谷駅」です。
東横線の渋谷駅は頭端式(←これがよく頭端式だったか、端頭式だったかよくわからなくなるのだが…)のターミナルとしては普通の駅です。
3年後には副都心線との直通運転を睨み、地下にもぐってしまいますので、地上にホームがあるのもあとわずか。
跡地には悪名高きめちゃんこ遠い埼京線のホームが移転でもしてくるのでしょうかね。
この渋谷駅。
東横線だけを考えれば、普通に使いやすい便利な駅なのですが、渋谷には同じ東急の田園都市線が地下3階に乗り入れています。
この同じ会社の乗り継ぎが不便で最悪です。
地下に移転後は少しはアクセスが良くなればいいのですが。

公営地下鉄ビッグ3の記事、今回は「東京都交通局」です。
都営地下鉄は4路線を所有していますが、そのうち浅草線、三田線、新宿線の3線はゲージ(線路幅)が異なっています。
乗り入れ先のサイズに合わせたもので、浅草線は京急、京成と乗り入れるため、三田線は当初東武東上線と乗り入れる予定があったため、新宿線は京王線に乗り入れるためにこんなことになってしまったのです。
ちなみに残る大江戸線はミニ規格の地下鉄で、モーターはリニアモーターを使用しています。
営業距離は東京を一周するために大江戸線がダントツで一番長くなっています。
ちょっと意外でしょ?

「再発見!!モノレールの魅力」。
今回は大阪モノレールと、東京は上野動物園内のモノレールです。
大阪モノレールは、モノレールとしては世界一の営業距離を誇っています。
モノレールの可能性というのはもっと広いと思うんですが、大阪以外の都市では発展しないのはなぜでしょうかね?
上野動物園のモノレールは日本で一番古いものです。
モノレールの可能性の検証も含めて実験的な意味合いも含めて開通したそうです。
以前に上野動物園に行った時に乗ってみたいと思ったのですが、あまりの混雑ぶりで乗ることができませんでした。

お次は「鉄道ジャーナル」。
特集は「蒸気機関車運転の現状」。
ああ、弱いっす、この分野。
子どもの頃に見た鉄道図鑑には「やまぐち号」が描かれていました。
なので、SLといえば山口線なのです。
そのほかには肥薩線や、磐越西線でも走ってるんですよね。
それから、私鉄では秩父鉄道に「パレオエクスプレス」が走っています。
私は最初この名前の意味が分からず、「パレオ?巻きスカートみたいなヤツ?なんでそんな名前?」と思っていたのですが、調べてみたら、1300万年前に絶滅した海獣「パレオパラドキシア」が秩父地方に住んでいたことから名付けられたそうです。

連載中の日本縦断各駅停車。
今回は広島から西へ、ということで山陽線の柳井から門司までです。
ここにはまったく行ったことがありません。
このあたりまで来ると、路線図や運賃表に西日本の青のほかに九州の赤が混ざってきて九州が近いことを感じさせてくれるそうな。
なるほど。

同じく連載中の地方鉄道レポート。
やりました!
今回はわがふるさと下部温泉を走る身延線です!!!
東京生まれの東京育ちの私にとって田舎と呼べるところはないのですが、殿様(母方の祖父)が下部温泉の出身なので、今でも心のふるさとは下部温泉なのです。
山梨県内はほとんどの自治体が平成の大合併を実施したため、市町村が目まぐるしく変化しており、中央市なんていう市が新しく誕生したり、そのほかにも新しい町ができたりしています。
ふるさとである下部町も身延町に合併しました。
私はちょっとショックだったのですが、殿様は「オレの出身地の古関村は昭和の大合併で下部町に合併したから別になんでもない」だそうです。
ちなみに、身延線が電車らしいのは富士~西富士宮まで。
そこから甲府方面はまあ見事なローカル線。
下部温泉も1時間に1本電車が来るかどうかで、ほとんどが特急です。
こうなると特急が停まらない甲斐常葉なんてどのくらい電車が停まるんでしょうか。
昔は常葉って結構大きな駅で駅員さんがいたりで下部駅より大きいんじゃないかと思わせるような駅でしたが、今ではもちろん無人駅です。

さてと…。
もうすぐ8月号の発売ですね。
すぐに次の記事を書くことになるでしょう。
…書けよ、私。

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コメント

 確か新玉川線、じゃない田園都市線の渋谷駅は東京メトロの管理駅だったと思います。案内表示とか券売機の仕様は東京メトロに合わせていたから。
 となると、銀座線ホームは地上3階、半蔵門線ホームは地上地下2階となる東京メトロも同じ問題を抱えていると思います。こちらが問題にされることはあまりないのはなぜでしょうね?

投稿: ごまめ | 2009年6月14日 (日) 00:11

ごまめさん。
田園都市線の渋谷駅は副都心線の開通と同時に、東京メトロから東急へ管理が移管されました。
なので、券売機や路線図も東急仕様に入れ替えてあります。
ちなみに東急の車両が来ていない副都心線の渋谷駅もなぜか管理は東急が行っており、なんだか不思議な感じです。
渋谷駅の銀座線と半蔵門線の乗り換えは次の表参道で同一ホームで乗り換えが出来るので問題がないんだと思います。
しかし、地上3階の銀座線と地下5階の副都心線の乗り換えとなるとかなりキツイですね。
副都心線は地下5階なんていう憤激を覚えそうな不便な場所にあるのに、もともと地下3階というこれまた不便な場所にある半蔵門線とは案外アクセスがいいのです。
東横線のホームが潜ると、当然今の副都心線のホームに乗り入れるわけで、東横線と田園都市線の夢の改札内乗り換えが実施されます。
それはそれでいいんですが、東横線で渋谷で降りる人、またはJRや井の頭線に乗り換える人にはたまったもんじゃないなぁ、と思います。
いま、横浜がまさにそんな感じですが。
とにかく渋谷というのは谷底の街なので、渋谷駅に乗り入れている電車は地上でも地下でも発車すると全速前進で坂を上っていきます。
東横線なんてあんな場所で地下5階なんてよくやったと思います。
ひとつ手前の代官山駅は掘割ができるのでかろうじて地下にはならないようですが、代官山駅あたりから地下を進んでいかないとあんな谷底の地下5階には乗り入れできないと思います。
渋谷駅を発車して上り坂でないのは、ビルの3階から発車してそのまま地下のトンネルの入ってゆく銀座線だけですね。

投稿: くうみん@管理人 | 2009年6月14日 (日) 12:45

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