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2009年7月29日 (水)

川村カオリさん、亡くなる。

歌手の川村カオリさんがガンで亡くなった。
正直驚いた。
数日前にテレビの特集で「川村カオリさん、ガンと闘病中」とやっていたからだ。

私より3歳年上の38歳。
彼女がデビューしたのが17歳で私がラジオ中毒だった中学2年のときだった。
デビューしたときのことはよく覚えている。
ロシアとのハーフの美少女だった。
高校時代に同じ名字のヤツがいて彼も日本人離れした顔してたので「あれは絶対川村カオリの弟だ」なんてみんなで言ってたことを覚えている。
デビューした当時から見ていた彼女が亡くなるのはなんともやるせなくせつない。
そして果てしなく悲しい。

だいたいこの国ぁバカだ。
日本では乳ガンや子宮ガンの検診は40歳からのところがほとんどだ。
ところが現実的に川村カオリさんは38歳で亡くなっているし、「余命一ヶ月の花嫁」の主人公だって20代で亡くなっている。
40歳を過ぎると乳ガンや子宮ガンの罹患率が大幅に増加するのはわかる。
しかし、20代や30代でガンの犠牲になる人には40歳からの検診はなんの意味もなさないのである。

年寄りから医療費を取って、「後期高齢者」なんてとんでもない言い方を作りだした揚句の果てに国民から非難を受け、その後「長寿医療制度」なんていう言葉だけを美しく変えるなんてことやってるヒマがあったら、ガン検診を20代から始めりゃいいのだ。
初期のうちに見つかれば命は助かるし、早期治療すれば医療代だって安く済むのだ。
目先だけ見れば検診代だけでもバカにならないだろう。
しかし遠い先を見ればそこにはガンに苦しみ、最先端医療の高額の医療費に苦しんでいる人はたくさんいるのだ。
当然治療費だってかさむ。
メタボリックに病気の予防には気がついて、なぜそこに気がつかないのか。

しかもその人たちは自分の命がいつまで長らえるかわからない恐怖におののいている。

ちなみに魔女(母親)も30代で乳ガンを経験している。
川村カオリさんのお母様も乳ガンで早くして亡くなられているそうである。

否定する人もいるかもしれないが私はガン家系というのは間違いなく存在すると思っている。
そしてガンは年々低年齢化の一途をたどっており、これからもそれは加速していくだろう。

「安心な老後を迎える前」に「我々を無事に老人にして欲しい」、そう思ってやまないのである。

小さな娘を残し、川村カオリさんもさぞかし無念だったろう。
末筆で申し訳ないが、川村カオリさんのご冥福を心からお祈りいたします。
どうか安らかにお眠りください。

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コメント

僕は小学生の時に会いました。

弟のことを酷くからかったら姉から自宅に電話がかかってきて呼び出されたことがありました。

そのときの印象は説教されたのでいつも覚えていました。

母親の金髪は目立っていて、姉は母親似でした。 髪の毛の色からしても中学校でも目立つ存在でしたね。

投稿: 束 | 2009年8月 2日 (日) 02:20

束さん。
そうですか。
そんなことがあったのですか。
ここに登場する件の彼氏にはお姉さんはいなかったので川村さんの弟のわけはないんですが…。
でも、お姉さんがあれだけキレイなら弟も男前で、しかも金髪と来たらそりゃぁ目立つでしょうね。

投稿: くうみん@管理人 | 2009年8月 3日 (月) 00:47

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