東急大井町線・等々力駅。
先日、久しぶりに外回りで世田谷区の等々力に行ってきました。
やっぱり営業畑の人間は外回りが楽しいですなぁ。
ちなみに等々力と書いて「とどろき」と読みます。
私は以前この駅の2つ隣の九品仏(「くほんぶつ」と読みます。)に住んでいたので非常に懐かしいです。
等々力駅の駅舎は上下の線路の間にあり、外からは構内踏切のような踏切をわたって駅に入ります。
九品仏の駅も同じような構造ですが、九品仏の場合は踏切の間に駅舎があります。
なんにしてもこの構造は東急の特徴なんであります。
ごらんください!
この「きっぷうりば」のレトリックなフォントの感じ!
たまらないものがありますが、この駅もそのうち地下化工事が始まるため、消えゆく運命にあります。
地下化をすると、上下ともに退避線ができて今よりも急行が多く運転できるため、急行の速達性が上がるでしょう。
それにしてもこんな風景はひと昔前ならいくらでもありましたが、今では貴重な風景になってしまったような気がします。
ホームはこんな感じ。
なんともいえないいい雰囲気でしょ。
ふだんは当たり前と思ってる風景でもこうして改めて見てみると本当にいい感じの風景なんですよね。
私が住んでいた頃は、LEDの次列車案内など考えられませんでしたが、急行の運転が開始され、等々力を通過する列車が出現したとなるとやはり必要なのでしょう。
改札にはこんな看板もお目見えしました。
急行が通過するときは警告音とともに回転灯が回ります。
この写真ではわかりにくいですけどね。
ちなみに今まさに通過中の赤い急行列車が大井町線の最新車両6000系であります。
ところでこないだ大井町線のB各·G各の話をしましたが現物を見るいいチャンスだったので見ていましたらなんと幕車が来るじゃないですか!
幕車とは行き先の表示がビニールでできた方向幕の搭載されている列車のことです。
最近ではLEDに更新してしまう車両が多い中、わざわざ新しく方向幕を作るなんざぁ東急さんもやるじゃないですか。
さて写真に撮ろうかと思ったらそうゆう時に限って来る車両来る車両みんなLED車。
やっぱりLED車は種別の色が見づらいですね。
そんでホームで不審者丸出しでしばらく粘ってたらやっと幕車が来ましたよ!
やっぱり幕はいい!
しかも側面の種別も分かりやすくていい!
ちなみにG各とB各はどのくらいの頻度で来るかと時刻表を見てみたら…。
ほとんどがG各でB各は1時間に1~2本のようです。
つまり大井町線からは二子新地·高津は通過するのが当たり前で、停まったらラッキー。
そんな風に考えとくのがいいかも知れませんね。
でも、思ったより急行の本数が多くて意外でしたね。
しかし。
…この方向幕欲しい。
今度は今の幕車がいつかLED車に更新されるか最新の6000系に置き変わるでしょう。
そしたらこの方向幕は「電車とバスの博物館」あたりに出るはず。
しばらくはアンテナを高くしておく日々が続きそうです。
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