カーリングは楽しい!
「おとおちゃん、おなか痛い。朝からずーっとゲリピー」と女房。
細い割には体は丈夫な女房にしては珍しい。
じゃあ、今日はどこにも行かずにうちでおとなしくしてよう。
うちにいるならいるでやることはいくらでもあるし。
インドア派のクセにスポーツの観戦が大好きな私はオリンピックをゆっくり見られるからそれはそれでけっこう。
今日は女子カーリングのチーム青森の予選があります。
私は冬のオリンピックの競技の中ではカーリングが一番好きかもしれない。
今日の対戦相手はイギリス。
昨日は世界トップの中国に敗れたので今日は楽しみにしてましたが、なかなかいい試合でしたね。
途中でラーメンを作り始めたのですが、材料は麺しかない。
スープと具は自分で作ることにしました。
第8エンドが終わって台所に引っ込んで出てきたらなんと試合が終わってました。
…なんで?
なにがあったの?
再現VTRを見たら目黒選手のスーパーショットがイギリスのストーンを全て弾き出し、日本がなんと5点を叩き出し、イギリスがギブアップしたのでした。
カーリングはルールがわからない、と言う人がいますがそこそこ分かれば楽しいスポーツです。
そこで半端な知識を持っていれば知ったかぶりできて、それなりのゲームの流れがわかるポイントをご紹介しましょう。
まず、選手は両足にそれぞれ違う靴を履いてます。
ひとつはよく滑る靴。
こちらはストーンを投げるときに使います。
もう一つは滑らない靴。
ま、両方滑る靴じゃ氷の上を移動できませんから。
試合中に選手が履いている靴の裏を見るとそれぞれ素材が違うことがわかります。
それから誰もが気になるのがストーンの前を掃く行為。
なんであんなことするんだろうと不思議に思うのではないでしょうか?
あれは理由は2つ。
実はカーリングのシート(競技場)の氷の表面は真っ平らではありません。
ペブルと呼ばれるボツボツがついているのです。
トイレットペーパーのエンボス加工みたいなもんです。
そのボツボツの間に溶けた水をどかすことによって、摩擦抵抗を減らしストーンを2~3メートル余分に進めることができます。
あとはゴミはじきのの意味もあります。
ストーンは非常に敏感なので髪の毛1本でも進路が変わってしまいます。
それから得点が入るのはハウスの中心に近いところにストーンがあるチームのみ。
つまり負けたチームの点数は常に0点ということになります。
…まぁ、とりあえずこのぐらい知っておけばそれなりに知ったかぶりで楽しめるでしょう。
詳しいルールなんかはWikipediaなんかにも載ってるようなんで参考にしてみてくださいな。
| 固定リンク
コメント