毎年おなじみの節分ディナー。
今年もやってまいりました。
節分ですよ、節分。
節目節目をきっちり行うわが家としては欠かせない行事なわけです。
今年は疑惑の渦中にいる朝青龍に変わり、年男の私が豆まきに呼ばれるかと思いましたが、残念ながらどこからもお声がかかりませんでした。
そしてこれも毎年なのでもうおなじみですが、節分にはとろろが欠かせません。
女房の実家である長野県では節分にはとろろをたべる風習があるのです。
「スーパーに『本日節分!』て山芋が山積みになってないのはおかしいよねぇ。」
だってここ東京だもん。
おかしいのはあなた。
「だってマツヤには山積みになってるよ。」
だからここは東京だってば。
ちなみにマツヤというのは長野県内に展開するスーパーの名前です。
長野県でスーパーといえば「マツヤ、ツルヤ、アップルマート」なのです。
ところでこの話をしてたら職場の隣の席のえりちゃんが「とろろってどうやって食べるんですか?お吸い物とか…?」て聞いてくるんです。
ん?
ま、とろろはだいたいそのまま食べるよね。
お吸い物にはしないけどとろろ汁とかにはするかな。
案外、焼いたり揚げたりしてもイケるんだよ。
「え?焼いたり揚げたりするんですか?」
どうも話が噛み合わない。
聞いてみてわかりました。
関西出身のえりちゃんにとっては、とろろというのは「とろろこんぶ」のことなのです。
そりゃあ話が噛み合わないわけです。
とろろこんぶを焼いたり揚げたりしたら驚くわな。
あとは恵方巻きも用意したんですがこれはとろろと相性が悪い。
なので恵方巻きをかぶりつきながらとろろをすするという不思議な食事となるわけです。
これにイワシを食べなきゃいけないので焼いて食べることにしました。
そしたらお義母さんが「明日から春だから」とサツマイモとふきのとうの天ぷらを持ってきてくれました。
さすがはなんでもかんでも油で揚げる信州人、食卓が一気に長野色になりました。
あとは豆をまくのですが、毎年鬼役の私が今年は年男なので鬼役は免除。
女房に鬼役をやらせればいいって?
そんなことして帰ってこなくなったらどうするんですか!
それに鬼に鬼役をやらせても今更ねぇ…、あ、ウソです。
私は年男なので数え年で37粒の豆を食べるのですが、年々この豆の数がつらくなってきます。
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