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2010年2月 6日 (土)

日本語って難しい。

三軒茶屋に牛丼のすき家ができた。
これで吉野家、松屋、すき家と牛丼界の三大巨頭が揃った。(大げさな…)
たまに牛丼て無性に食いたくなるのよね。
食卓を預かる家庭の主夫としてはいつでも気の向いたときに食べる、というわけには行かないけれど、たまにはいいかな?と思ったりもするの。

そういえば牛丼といえば亡くなったおばあちゃんとのちょっとした思い出が。
当時は世田谷区の成城に住んでいたので、おばあちゃんと新宿に買い物に行った帰りのこと。
遅くなっちゃったので晩ご飯作るのも大変だしなんか買ってこうかって話になったの。
そしたら目の前に牛丼屋が。
おばあちゃん、牛丼て食ったことある?
あ、ない?
じゃあここで買ってこうかってことで2つ買って帰りの小田急線に。
牛丼の袋はおばあちゃんが持っていたんだけど、混雑して立っていたので袋の中の牛丼が傾いている。
おばあちゃん!牛丼漏ってる!
「もってるよ!」
だから牛丼漏ってる!
「だからもってるよ!」
おかしい。
どうにも話が通じない。
あ、わかった。
おばあちゃん、牛丼漏れてる!
「え?ホント?」とここでおばあちゃんも気がついた。

つまりおばあちゃんは私が「おばあちゃん、牛丼持ってる?」と聞いていたんだと思ってたのだ。
だから「持ってるよ!」と返事をしたのだ。
なんともおかしな話に真相が解明されたときは二人で笑ってしまった。
「漏れてる」を「漏ってる」というのは東京弁なのかもしれない。

似たような言葉は女房の長野県にもある。
「ものが落ちた」ということを「ものが落った」といい、「鍵を掛けた」ということを「鍵を掛った」という。
東京の人なら「かぎかった」と言われたら迷わず「鍵買ったの?」と聞くだろう。

前々から書いているが日本語というのは本当に難しい。
英語には大文字と小文字しかないが、日本語にはひらがなもカタカナも漢字もある。
しかも方言も幅広い。
アメリカにも方言はあるが、日本の国土と比較したらその比ではない。

でもそれが日本語の「味」なのだ。
大事にしていかなきゃね…と最初は牛丼の話から始まったけどなんとかタイトル通りの場所に着地できてホッとしている。

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コメント

ご無沙汰です。シュウです。
怪我のほうはもうほぼ良くなりました。
ご心配おかけして申し訳ありません。
ところでくうみんさん。保谷市地区にも方言はありますよ。
それは…べーです。
このべーは解るひとには解る、「ばかり」です。
飯食ったべーはご飯食べたばかり。
パチンコべーやっては、パチンコばかりして、みたいな感じで使ってました。
くうみんさんはいかがですか?

投稿: シュウ | 2010年2月 8日 (月) 23:33

シュウさん。

お久しぶりです。
お怪我の方快方に向かわれているとのこと胸をなでおろしました。
心配してたものですから。

べーって言いますね。
うちでは「ばー」の方が近かったかもしれませんね。
どっちとも取れない言葉ですね。

世田谷をはじめ、多摩川の流域では「だんべ、ずんべ」のように「べ」がつく言葉が多いようです。

押っぺすなんていうのも東京弁ですね。

投稿: くうみん@管理人 | 2010年2月 9日 (火) 00:52

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