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2010年4月30日 (金)

久々のauのアホっぷりに怒り爆発!

いい天気だねぇ。
東京も先週までの冷え込みがウソのようだ。
今日は外回りなので自転車で回ってみることにした。
川沿いのハナミズキも白やピンクの花をつけていて非常に美しい。
なんてノンビリ気分だったのだがそれでも回る場所は何カ所もあり、これまたけっこうな距離もある。
なので、ケータイを取り出し「EZナビウォーク」を起動してみる。
もちろん道は知ってるけどひょっとしたら知らない道を教えてくれて新しい発見があるかもしれない。

3カ所まではよかったんだけどね。
さて、次に行こうかと思って地図を開いたら見慣れない表示が。
「このEZアプリのデータ量が上限を超えました」。

は?
なんだこりゃ?
調べてみようと思ってあちこち押してみたけど、どうやってもこの表示しか出てこない。
どこを押してもこれしか出てこないのだ。
不親切極まりない。

IDO時代からauを10年以上使っているけどこんな表示は見たことがない。
仕方ないのでPCサイトビューワーから調べてみてやっとわかった。
「EZアプリは、1日に最大で3MBまで通信可能。3MBを超えると翌日の1:00まで通信不可」とのこと。
そんな話は初めて聞いたし、こんな規制があるのももちろん初めて知った。
今までもEZナビウォークは使っていたがこんな表示は出たことがない。

しかも、これがわかったのはauのサイトではなくほかの人のブログや2ちゃんねるでだ。
Googleの2ページ目でやっとこさauのサイトが出てきた。
ということは、いかにこのことに関する記事が多いか、auのサイトより見ている人が多いかってことで、auユーザーがこの規制に対して憤懣やるかたないかがよくわかる。

ちなみにauのサイトには「EZアプリは、1日に最大で3MBまで通信できます。3MBを超えると「EZアプリのデータ通信量が上限を超えました。翌日の1:00まで通信を行えません」と画面に表示され、EZアプリによる通信ができません。翌日の午前1:00を過ぎるまでお待ちください。」とあった。

しかも私の端末であるCA003とはぜんぜん関係ないw41shのページでぶち当たった。
ちなみに私のケータイでは「翌日の1:00まで通信を行えません」とは表示されない。
超えたから何なのよ?って感じでどうしたらいいのかわからず途方に暮れるしかないのである。

つーかね、そんなデータ量を規制する必要あんのかよ?
サーバの問題?
だったら明らかにauの怠慢経営じゃん。
サーバ増やしゃいいんだしさ。

聞いたり調べたりしたんだけどdocomoやSoftbankにはこんな規制ねーみてーよ。
じゃあ、技術的には規制の解除が可能なんじゃん。

EZナビウォークでたかだか世田谷区内一周するぐらいでデータオーバーするならEZ助手席ナビで遠くから帰ってくるときなんか使えないじゃん!
だいたいデカいデータに対応できないなら3Dナビとか交差点拡大とかデータ量を食う余計な機能がついたアプリ作んなっつーのよ。
本末転倒もいいところだ。

これじゃパケットし放題の意味ねーよ。
たとえるなら…「特急電車特別個室1年間使い放題…ただし電車は月に1回来るか来ないか」とかそんな感じじゃんよ。

それからさぁ…。
ようやくauにもスマートフォンが出ることになったね。
6月に発売だっけ?
不思議なんだけどさ…なんで今さらキーボード?
ケータイサイズのキーボードじゃ細かすぎて使い物にならないことくらいわかってるだろうが。

なんでタッチパネルじゃないの?
iPhoneはタッチパネルだけど使い勝手はいいよ。
docomoもスマートフォン出すみたいじゃない。
Xpediaだっけ?
あれってタッチパネルだよね?

なんだかauのスマートフォンは…なんて言えばいいのか…なんかワクワクしないんだよね。
これから発売されるdocomoやauのスマートフォンは、iPhoneの機能に加えて、iPhoneにはない赤外線、ワンセグ、おサイフケータイを備えてこその日本のニーズに応えたスマートフォンだろ?
そうじゃなきゃハッキリ言ってスマートフォンとしての価値がない。
もちろんケータイを作っているのはケータイキャリアではなく端末機メーカーであることはわかってるけどね。

こんなにauに怒りを覚えたのはいつ以来だろ?
なんだかもうね…auの対応には怒りを通り越して呆れかねないわ。
なんにしてもすぐにスマートフォンには飛びつけないね。
頼むよ。
長年愛用してきてキャリア変える気なんかないんだから。

結局、全部回って走り終わったら20キロを超えていた。
悲しき30代半ば、明日ではなく、あさってやってくるであろう筋肉痛とともに怒りがこみ上げてくるのである。

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2010年4月29日 (木)

ゴールデンウイークと言わないわけ。

今日は昭和の日。
そしてあーちゃんパパ(弟)の誕生日です。
また今年も実家に行って誕生日祝いをやってきました。
メインは伊勢志摩からお取り寄せのカツオのてこね寿司。
ケーキは八王子は南大沢の名店「シトロン」の抹茶ホワイトチョコレートケーキ。
これが絶品なのです!

そう、つまり今日からゴールデンウイークなワケです。
世間一般の方は明日の平日を挟んで5月1日から5連休なワケですが、私も世間一般のサラリーマンなので5連休です。
ありがたいこってす。

そういえば私が通っていた田無市立西原小学校は4月28日が開校記念日だったので、ゴールデンウイークは世間様より1日早く始まってました。
今は統廃合でけやき小学校になったのですが、今の開校記念日はいつなんでしょうかね?

あ、私、前々から気にはなっていたのですが、NHKでは「ゴールデンウイーク」と言わずに「大型連休」って言いますよね。
何でかしら?

よし、気になったら調べてみよう。
こうゆうときにはWikipedia。
でも、あんまりWikipediaを過信しちゃいかんのです。
なんでも昨今ではWikipediaを鵜呑みにして事実と異なる内容を卒業論文に書いちゃってダメを食らう大学生が増えてるとか。
私も論文を書くときは気をつけよっと…
って論文書かねー。
でもこうゆうけっこうどうでもいい内容についてはWikipediaはそこそこ役に立つのです。

それによると、なんでももともとゴールデンウイークが飛び石連休だったころに映画の興行収入が見込めるってことで、映画界が付けた名前らしいのです。
なので商標ではないのですが、宣伝になるおそれがあるのでNHKでは「ゴールデンウイーク」という言葉は使わない、とまぁこうゆうことらしいです。

ほかにもウソかホントかわからないのですが「ゴールデンウイーク中に仕事の人から『どこがゴールデンやねん!!』という苦情が来る」とか「休みの組み合わせによっては1週間を超えることもあるのにウィークってどうなのよ?」とか「カタカナ語に依存しすぎないため」とか「ゴールデンウイークじゃ長すぎてラテ欄(ラジオテレビ欄)に入らない」とか、まぁそれらしい理由がいろいろあるらしいです。

ちなみに映画会社がゴールデンウイークを作った当時、秋にも文化の日を中心にシルバーウィークなるものを画策してたらしいんですが、こっちは定着しなかったそうです。
でも去年なんかは敬老の日を中心にした5連休があり、こちらは文字通りのシルバーウィークとして時を経て定着しそうじゃないですか。

ゴールデンウイークってGWって書くよね?
そういや以前、我らが阪神タイガースにグリーンウェルって助っ人がいたっけなぁ。
こっちもGWって書くから、ゴールデンウイークに活躍するかと思いきやゴールデンウイークに不調を訴えて、「これは野球をやめなさい、ってゆう神様のサイン」とかワケのわかんないこと言い出して、サッサと引退して帰っちゃったよなぁ。
あなたの神様はずいぶん都合のいい神様なのね。
神様はそんな甘っちょろいことばっかり言ってくれないと思いますけどね。
ええ。

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2010年4月28日 (水)

ぢゅり~!

「沢田研二の『勝手にしやがれ』はいい曲よね。」
女房がまたワケのわからんことを言い出した。
ジュリーのね。
確かにね。
元々は映画のタイトルだけどね。
「でもあの前奏はダサいよね。」
あのピアノの?
そうかな?
私なんかあの前奏を聞くとジュリーって気がするけどね。

何年か前まで、女房は沢田研二のニックネームがジュリーだって知らなかったんだって。
ジュリーといえば「ぢゅり~!!」だよね。
何って樹木希林ですよ。
なに知らない?
ムー一族じゃないですか!
というか世代的に知らない人が多くなってるのかもね。

ちなみにジュリーのニックネームの由来はジュリー・アンドリュースのファンだからだそうな。

ちょうどいいからジュリーのベストアルバムをTSUTAYAで借りてきた。
懐かしいねぇ。
「TOKIO」なんかジュリーがパラシュートしょって歌ってたヤツだろ?
「ふーん。」
…知らんか。

そういえばうちの父親も自称はジュリーだったみたい。
テレビゲームの名前はジュリーって入れてたな。
4文字しか入らなくてアルファベットしか入らない場合は「JULY」と入れていたんだが…。
ジュリーは「JULIE」だぞ。
子どもの時は気づかなかったけどいまならわかる。
4文字入らないことを勘案しても…「JULY」じゃ「ジュライ」だ。
それじゃ「7月」だぜ、オヤジよぉ。

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2010年4月27日 (火)

「あっとゆう間」に一週間。

「あっ」てゆうのはどのくらいの時間かご存じですか?
「あっ」てゆうのは一刹那とゆう単位なんだそうで、一刹那とゆうのは75分の1秒なんだそうであります。

さすがにそこまでは早くありませんが、早いもんでもう初七日を迎えました。
私としてはあっとゆう間でした。

バタバタしてたのが少し落ち着いたせいか、気を張っていたのかなんとなく疲れが出てきたのかも知れません。
なんだか眠いです。

さみしい気持ちももちろんあるにはあるのですが、霊感の強い私のこと、お義母さんがそばにいてくれるのを感じるのでそうでもありません。
たまに話しかけたりしています。

お義母さんは浄土真宗なのですが、浄土真宗の教えでは亡くなるとすぐに仏様になるそうで、仏様がそばについていてくれれば怖いモノはありません。
お義母ちゃん、これからもヨロシクね。
ついでに忙しいのか、最近うちのばあちゃんが来てくれないのでついでに一緒に連れてきてちょうだいな。

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2010年4月26日 (月)

ぴのことばばちゃんのひみつちゃん♪

今日から忌引き明けで出勤です。
女房は続柄が実母ということでもう少し忌引きがあります。
そして、おばあちゃんがまだうちにいます。
「あの子が急にひとりになるのはかわいそうだから。」
確かにいてくれた方が目が行き届いて安心です。

ちなみに、「アンデスメロン」は「安心ですメロン」の略なんだそうです。
あ、どうでもいいですね。

私が留守の昼間はふたりで相変わらずワイワイ片付けをしているようです。

そうそう。
うちに帰るといつも愛犬のピノコが熱烈歓迎してくれるのですが、今日は落ち着いてお迎えしてくれました。
なんでだろ?

あ、昼間ばばちゃんが来て遊んでくれてるんだろ?
うちにいた頃は毎日昼間におやつあげてくれてとボロ取りして遊んでくれてたからな。
そうなの?ピノコ。

とピノコの顔を見たら満更でもない感じ。
「さぁどぉかしら?それはぴのことばばちゃんのひみつちゃん♪」言っているようです。
そっかぁ、ピノコのところには遊びに来てくれてるのかぁ。
もしもホントなら、それはそれで愉快なのでそうゆうことにしておくことにしました。
よかったね、ピノコ。

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2010年4月25日 (日)

よいお見送りをするために。

不思議な話を2つほど。

ひとつは「はっさく騒動」。
お義母さんが入院中に病院の売店ではっさくを買いました。
2日後、お義母さんが亡くなりはっさくも持って帰ってきて祭壇に供えました。
その次の日、病院ではなんともなかったはっさくがボケて(信州弁で中の水分が抜けてパサパサになること)カビが生え始めました。
病院ではなんともなかったし、買ってから3日しか経ってないのに…。
みんな「マロちゃん(お義母さんのこと)が食べてったね」と意見が一致しました。

もうひとつは「ゆうくんのゆううつ」。
お義母さんには孫にあたる甥っ子のゆうくん。
お義母さんが家に帰ってきて寝ている間は周りがいくら言っても手を合わせなかったのに、お骨になって帰ってきたら「ゆうくんもやるの」と自ら進んで手を合わせるようになりました。
ゆうくんは3歳。
わかるんでしょうか?
ちなみにゆうくんは、自宅でゴキゲンが悪く、いくらなだめてもダメだったのですが、よくよく聞いてみたら「ばばが(火葬炉に)はいったままでてこないの。ばばはどこにいったの?ゆうくんはばばにあいたいの!」と絶叫し妹を号泣させたそうです。

ああ。
そうそう。
下世話な話ではありますが、参考になるかも知れないので今回かかった費用を書いておきます。(金額は概算)
葬儀屋さんに来てもらった人件費が3人日で60000円、お棺が60000円、寝台車が区民葬儀券利用で20000円、臨海斎場の火葬費が23000円、火葬控え室の利用が20000円、祭壇と仏具の夏までの貸出料が20000円、ドライアイスが3日分で13000円、お花が40000円、弔問には30人来てくれたのでお礼が25000円と合計で約281000円でした。
これに弔問のお清めの宅配寿司、お茶、スーパーで買ってきた缶ビール、火葬中のおにぎり、火葬後のお斎の食事代なんかがかかりました。
これからかかるのはお坊さんへの読経料(戒名含む)、香典返しの購入、埋葬料なんかですかね。

普通、葬式ってのは数百万かかることも
ありますが、これだけの費用でもかなり十分満足なおわかれをすることができました。
とくに火葬を臨海斎場で行ったことが大きかったですね。
臨海斎場は公営のため、火葬料が安く心遣い(要はチップ)が不要で控え室の利用には費用がかかるもののお茶の用意があるためよけいな費用がかかりません。
また、葬式をするのは10時とか11時からなので、火葬場の12時、13時のいわゆるゴールデンタイムは非常に混み合います。
うちは葬式をやらないのため時間は何時からでもOKだったので14時から申し込みました。
当然この時間は空いているため翌日でも予約が取れましたが、娘たちが「せめて明日まではいて欲しい」と懇願したので翌々日にしました。
でもおかげで納棺に十分な時間をかけ、おわかれをする事ができました。

これだけの費用があれば家族でのおわかれには十分なのでありますが、逆に言えば家族でおわかれするにもこれだけの費用が必要とゆうことですね。

もし、質問・疑問などありましたらお気軽におたずねくださいな。
お役に立てるかも知れませんぞ。
こうゆうことはなかなか人には相談しづらいですからね。

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2010年4月24日 (土)

追いかけてくる悲しみに構っているヒマはないのじゃ。

さぁ、大変です。
今日はお義母さんを送り出した翌日ですが忙しい、忙しい。
葬儀屋さんへの支払い、お花屋さんへの支払い、いただいたお花や果物が乗っているカゴの返却などなど。

今は葬儀屋さんから借りているからいいんですが、返したら仏具がないので買い出しに行きました。
自分たちが会社で弔事休暇を取らせてもらったお礼も買いに行かなきゃいけないし、お義母さんの銀行口座は使えなくなるためクレジットカードを解約し、公共料金の引落口座を変更し…。
まぁなんだかんだ言っていろいろバタバタです。

私の小学校からの同級生で親友であるいあんとあ坊も弔問に来てくれました。
二人ともすでに母親を亡くしています。
いあんは52歳で、あ坊はお義母さんと同じ59歳でした。
忙しくてなかなか悲しみに浸っているヒマはねーな、と言うといあんが「オレは悲しいと思うまで3ヶ月かかったぜ」だって。
女房が横から「あたしは悲しいよ」と口を出してきました。
確かに悲しいのは悲しいのですが、それに浸っている時間はなかなかないってことです。

お義母さんは当たり前ですが入院するまで普通に生活していましたので、冷蔵庫の中にはたくさんの食材が入っています。
もちろんほとんどが賞味期限切れなのでここを片づけるだけでも大変です。

今は娘2人とおばあちゃんが洋服の仕分けをしています。
ワイワイ賑やかにやっていますが、たぶんあれはあれなりに悲しみに浸っているのでしょう。
「これいらない!」
「あたしだっていらないよ~。おばあちゃんいる?」
「おばあちゃん、サイズが合わなくて着れないよ。そっちだったらおばあちゃん着るけど…。」
「そっちは競争率高いからあとで!」
…たぶんあれはあれなりに悲しみに浸っているのでしょう、たぶん。

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2010年4月23日 (金)

無事に送り出してきました。

本日、大田区の臨海斎場にてお義母さんを送ってきました。
愛する家族に見送られてお義母さんも喜んでくれていると思います…思いたいです。

「普段通りに送り出してほしい」というお義母さんの希望通りにできたんではないかと思います。
あらかじめ今回のプランを作って葬儀屋さんに提示したのでスムーズに運び、明朗会計でシャンシャンでした。

納棺の時、私は絶対に大丈夫だと思っていたのですが大泣きしてしまいました。

お棺に入れるお花もいつもお世話になっているアガットさんに良くしていただき、お義母さんは溢れんばかりの大好きな花に囲まれて旅立っていきました。

考えてみると、私たち夫婦は自分たちの結婚式もセルフプロデュースでしました。
今回のお別れもセルフプロデュース。
私たち夫婦はそうゆう星の下に生きているのかもしれません。

臨海斎場では女房と女房の妹とおばあちゃんの3人でお骨の確認をしました。
話によると、腹水が溜まっていたあたりになんとも表現しづらいシミのようなものが広がっていたそうです。
「焼いても残るほどのガンだもの。よく頑張ったよね」と3人は口を揃えて言いました。
「コイツが原因でって思うとやりきれないけどさぁ…」と女房。
お義母さんが健康診断に行くたびに「骨密度だけは20代って言われちゃった~♪」と自慢していた通り、リッパな骨でした。
どのくらい立派かというと、骨壺が男性用だったぐらいです。
骨まで自慢のお義母ちゃんです。

自宅に帰ると「死んだら開けて」と書かれた箱が出てきました。
いつの間に…?と思いながら開けてみてビックリ。
いつ書いたのか、リッパな遺言状が出てきました。
中身を見てさらにビックリ。
お義母さんがいなくなったあとにするべき手続きは、すべてお義母さん自身の手で済まされていたのです。
残していくおばあちゃんのことについても、娘たちのことについても事細かに指示がされていました。
どこで覚えたのか、自分の遺した貯金で基金を作り、それをこれからの生活に充てなさい、という指示までありました。
本当に驚きました。

お義母さんは老後に家族に苦労をかけることもなく旅立ちました。
考えてみると、実に娘孝行、婿孝行な母親です。

今回のお別れは私がお義母さんから受けた恩の100分の1も恩返しにはなっていないでしょうけど、お義母さんが喜んでいてくれれば嬉しいです。

なんだかぽっかりとどこかに穴が空いた気分です。
さっきまでお義母さんはここにいたのに…。
やっぱり顔を見られなくなるのはさみしいですね。
でも体がなくなった分、みんなの心の中にいてくれます。
これからはどこに行くのも一緒です。
また楽しい思い出をいっぱい作ろうと思います。

末筆になりますが、今回のことで弔問に来てくださった方、励ましのメールをくださった方、皆さんのおかげでどれだけ勇気づけられたらわかりません。
言葉にできないほど感謝しています。
本当にありがとうございました。

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2010年4月22日 (木)

寝ずの番。

お義母さんが亡くなってからもうすぐ1日が経とうとしています。
なんだかエラい長い一日で、ずいぶん前のような気がしています。
お義母さんはとても安らかな顔で、声をかけたら本当に目が覚めそうです。

「普段通りに普通に送り出してほしい」というお義母さんの遺志でお通夜もお葬式もしません。
今は大好きだった自分の部屋のベッドの上で眠っています。
荼毘には明日付すことになりました。

今日はお義母さんと同じ時期に会社にいた懐かしいメンバーが弔問に来てくれました。
その当時は私も一緒だったので久しぶりに同窓会気分で盛り上がりました。
中にはもう会社を卒業した人もいてわざわざ訪ねて来てくれました。
お義母さんの思い出話に花を咲かせ、「ワイワイやればきっと起きてくる!」と騒ぎました。

「あの頃はくうみんがお義母さんと家族になるなんて考えもしなかったよなぁ。」
本当に人生というのは数奇なものです。
縁が縁を呼び、縁でつながるものですね。
そうでなければあたしゃあここで皆さんにお酌したりしてませんがな。

若い頃の所業の数々をすっかり家族にバラされ、時間の都合もあるのでお開きにしました。

お義母さんは、今日は一日うちにいます。
普通で言えばお通夜は今晩(日付が変わってるから次の夜ってことね)なのですが、その前日であるいわば仮通夜にあたる今日も一晩中線香番を立てることにしました。

もちろん私がその線香番で女房と女房のイトコのサチと3人で交代で当たることにしました。

でも…。
眠い。
さっき盛り上がっちゃったからな~。
そうだそうだ。
こないだ探してた落語の「やかんなめ」、見つかってダウンロードしたんだよなぁ。(小金井の中の人さん、ありがとうございました!)
あれ聞けば眠気も覚めるかなぁ。
…と思ったのですが、聞けば大爆笑することは決まっています。
あまりにもお通夜に似つかわなさ過ぎます。
ダイエットしながら「美味しんぼ」を読むようなもんです。
実行前に気づいてよかったです。

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2010年4月21日 (水)

これが最後のお別れです。

今日はつらい話を書かなければなりません。
今朝方、女房の母親が天に召されました。
59歳でした。
せめてちゃんちゃんこは着せてあげたかったのですが、叶わぬこととなりました。
老後にいろんなことを一緒にしたかった夢も消えてしまいました。

このブログには書いていなかったのですが、実は1年半ほど前にガンが見つかり治療中だったのです。
つらい抗ガン剤治療にも耐えました。
最後は息をするのも大変そうでした。
今ごろおじいちゃんと再会を喜び合っているでしょうか。

ただ心配なのはおばあちゃんです。
いわゆる「逆さ仏」ですから非常に落胆しています。
娘を亡くすのは親を亡くす悲しさとは比にならないでしょう。

思えば18年前、私が今の会社に入って担当として最初に付いたのがお義母さんでした。
女房と会うきっかけを作ってくれたのはお義母さんだったのです。
なので女房よりもお義母さんとの付き合いの方が長いわけです。

女房と出会わせてくれてありがとう。
私と出会ってくれてありがとう。
私を選んでくれてありがとう。
そしてなにより女房を生んでくれてありがとう。
当時、若気の至りでメチャクチャな生活を送っていた私の人生を変えてくれたのはお義母さんだったのです。
いくら地面に頭をこすりつけても足りないくらい感謝しています。

つらかったね。
苦しかったね。
あとはゆっくり休んで私たちを見守っていてください。
本当に今までありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

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2010年4月20日 (火)

大さじ小さじ鼻血いぼ痔切れ痔オレンジ。

女房がケータイで撮った写真を見せながら言ってきました。
「この人は大さじってモノがあるのを知らないのかね?」
Recipe
なになに?
カレー60人前の作り方?
また豪儀なレシピだこと…。
内容は?
カルダモン小さじ27杯、クミン小さじ15杯、コリアンダー小さじ15杯?
た、確かに。
モノの見事に3の倍数ばかり。

ちなみに小さじは5cc、大さじは15ccです。
つまり3倍ならば大さじで書いた方がスッキリするはずです。
なぜにこんなに小さじにこだわる?

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2010年4月19日 (月)

恐るべし3歳児。

こないだ甥っ子のゆうくんが我が家に遊びに来ました。
ゆうくんは女房の妹の子どもです。
いま3歳。
姪っ子のあーちゃんもそうでしたが、3歳になると女の子はやかましいくらいしゃべるんですが、男の子はそうでもありません。

ゆうくんは電車が大好きとゆう私の甥っ子としては申し分のない子です。
しかも乗ったりするのにはあまり興味がない私と同じ「見る鉄」です。

こないだもインターネットで写真を見せながら楽しんでおりました。
ゆうくん、これは?
「はっせんけい。」
ゆうくんは京王線沿線に住んでいるので、これならわかるだろう、と出した問題です。
私が求めていた答えは「けいおうせん」だったのですがそれを遥かに上回っています。
じゃあ、これは?
「ひかりれーるすたー。」
もちろんこれも求めていた答えは「しんかんせん」だったのですが、カンペキです。
これは?
「えぬななひゃっけい。」
いや、ゆうくん、これはカモノハシだよ。
…子どもを惑わすなって。

ほんじゃあ、これはどうだ!とゆうくんとはあまり縁のない西武の特急電車を出してみました。
「…。」
これはわかんないだろ?
「えへへ~。れっどあろー。」
なんだよ、わかるんじゃん。
すげーな。
私も3歳の頃はこんなだったんだろうかな?

ちなみにゆうくんが最初に覚えた特急電車は東京から遠く離れた関西は南海電車の「ラピート」だったそうです。
ま、ありゃあ特徴がありすぎるくらいあるから覚えやすいわな。

今度はゆうくんと鉄道博物館に行ってたくさん電車を見てきたい、と鉄道マニアのクセにまだ鉄道博物館に行ったことのないおじちゃんはそう思いました。

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2010年4月18日 (日)

涙のビンボー。

春です!
外はほんわか暖かくついつい眠くなっちゃうような陽気で…は全然ないじゃんよ!
あったかくなったり、そう思ったら真冬みたいな冷え込みだし。
木曜なんて2℃しかなくってさぁ。
しかも雪ってアンタ…。
どうなってんのよ、日本列島!

この陽気で野菜の高いこと、高いこと!
キャベツは1/4しかいのに100円したり、大根なんか1本300円でっせ!
まぁあるだけもまだありがたいけど野菜好きなデブの私としては非常に困るワケです。
さっき三軒茶屋の栄通りにある馴染みのお花屋さんの「アガット」に寄ったら、花も品薄で大変なんだって。
まぁ同じ植物なワケだから野菜が大変なら花も大変ですわな。

でも気候はどうにせよ、暦は4月なので去年に引き続きあの手紙が区役所から来るわけです。
そう、狂犬病の予防注射です。
私じゃないですよ、うちのピノコちゃんです。

いつも行く成城の橋本どうぶつ病院に行きました。
この時期はみんな狂犬病の注射に来るので日曜日はやたらと混むのです。
4台分ある駐車場も満車です。
そこに停まっているクルマ、ベンツ、フォルクスワーゲン、BMW、ジャグワー…。
もう高級車ばっかり。
さすがは成城。
世田谷が全国に誇る高級住宅街です。
ピノコ、今日の患畜の中で一番ビンボーなのは我が家だぞ。

しばらく待ち時間があったのでピノコと散歩しました。
そしたら外では困ったくらいオシッコしないピノコが「ちーっ」。
珍しく外でオシッコしました。
成城はおセレブなまちなのに…。
「せいじょうはぴのこのほーむたうんちゃん♪」
だからか。
でもしばらく待って無事注射が終わりました。
これで1年は安心だね。

そんで今日。
今日は少しあったかいです。
気がついたらピノコのエサが少なくなっています。
我が家は本格的コーヒーのようにイロイロなブランドのエサをブレンドして与えています。
今日は「サイエンス」がなくなりました。
そこで玉川高島屋のグリーンアイランドにある「ペットジョーカー」に行きました。
ここにはサイエンスでもちょっと高めの「サイエンスプロ」を取り扱っています。
そりゃあプロって言うくらいだからいいんでしょう。
どのくらいプロかって、アマと比べたらかなりプロでしょう。
でも普通のとプロの違いがいまだによくわかりません。
なので「ペットジョーカー」はお高めなのですが私はペットジョーカーの会員なのでフードは10%引きになるのです。

でもここは二子玉川。
またおセレブなまちです。
ここも高級車でいっぱい。
店内に入ったら今日はなぜかポメラニアンだらけ。
ポメ、ポメ、ポメ…。
あんまり珍しいので写真を撮っちゃいました。Pomeranian
…ピノコ、黒い。
そんでデカい。
もっとも隣にいるオーナーさんが「うちにもう1匹ポメがいるんですけどその子は5キロありますよ」って言ってたから大したことはないんだろうけど。
ちなみにピノコは2.8キロでベスト体重をキープ。

ピノコは非常に毛艶がいいのですが、特に気を使って手入れをしているわけではないのです。
週に1回ブラッシングしているくらいです。
みんなに「よく手入れされてますねぇ」って言われるけど特になんもしてません。
艶だけで高級なイヌに見える非常に親孝行なイヌです。
「とうぜんちゃん。ぴのこはせれぶちゃん。」
でも忘れるなよ。
このお店のお客の中で一番ビンボーなのはうちだからな。

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2010年4月17日 (土)

名作を探して。

細い割りには非常に健康優良児で、私には「プラチナの針金人形」と呼ばれているうちの女房が珍しくおなかを押さえながら「あー、胃が痛い」と起きてきました。
「なんだかここんとこずっと痛いんだよね。今朝なんか胃が痛くて目が覚めたよ。」
そりゃ珍しい。
腹が減ったときに痛くなるのは潰瘍だぞい。
ちゃんと調べてもらった方がいいよ。
「うーん…」
ほんじゃあ、やかんでもなめりゃ治るんじゃねーか?

…意味が分からない方は「やかんなめ」で調べてみてください。
落語の演目ですよ。
「癪の合い薬」って演目でも呼ばれています。

この「やかんなめ」、柳家喜多八師匠の十八番で、以前飛行機の中で聞いて惚れ込んでしまったのですが、この演目が入ったCDを探してみたモノのなかなか見つかりません。
どなたかご存知ありませんかね?
ダウンロードでもいいんですけどね。
ぜひまた聞いてみたいんです。

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2010年4月16日 (金)

よく見て、よく判断。

つい先日、その雑誌自体のテーマとは全然カンケーない記事が目的で、非常におカタいマジメな経済ニュース雑誌を買いました。
確か鉄道関係の記事だったと思います。

非常に有効なお金の使い方をしました。
くだらない本なんかを買うよりもこっちの方がお金も使われ甲斐があるってモンです。
ま、そうゆうくだらない本も大好きなんですが。

しかし…。
いやぁ、たまにはこうゆう雑誌も読んでみるもんですねぇ。
いつの間にやら世界はタイヘンなことになっとるがな!
テロリストはいつの間にこんなに世界中に進出しちゃったんでしょうか?
いつの間にこんなに金融危機で国がバタバタ潰れてるんでしょうか?
いつの間に…。

へーっ、ほーっ、としばらく読んでいたのですがあることに気が付きました。
「…見たんか?」
見方を変えれば、記事の質こそ違うモノの、ヤ○ザの記事で満載の「週刊ドキュ○ント」や、オジサンのバイブルである「週刊○石」や「週刊○衆」とそう変わらない気がするのです。

そう考えるとこうゆうマジメな雑誌やエラい人が言うことだからって鵜呑みにしてはいけないとゆうことに気づきました。
人間は鵜ではないのですからよく咀嚼してから飲み込まなきゃいけないワケです。

人を信じる気持ちはもちろん大切ですが、何事も「盲信」してはいけないのです。
あまり人を疑い過ぎるのも世知辛い世の中になってしまうのでいけませんが、はなっから全部の話を信じ込むのもどうかと思いますね。
とはいえ、みんながみんなそんなことができてりゃ「振り込め詐欺」なんてのに引っかかる人はいないワケでやっぱり難しいことなんでしょうな。

まぁ、そんなことも学べたので、やっぱりたまにはこうゆう雑誌も読んでみるべきだと改めて思いましたね。

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2010年4月15日 (木)

アヒル口。

タイトルは「あひるぐち」だよ。
「あひるろ」じゃないかんね。

昨今、若い女の子を中心に写真に撮られるときに唇を尖らせて写るのが流行っているらしい。
なんでもかわいくみえるんだそうな。
へえ、そうなんだ。

もっとも私の場合は意識しなくても上唇がめくれ上がっているのでアヒル口になってしまう。

先日、魔女(私の母親)が「この唇がお兄ちゃん(私のこと)にそっくりなので送ります」と姪っ子のあーちゃんの写真を送ってきてくれた。
Achan_rip

そっかぁ、この子もアヒル口かぁ。
いらんところばっかり私に似るなぁ。

ところで…似てますか?
私と。
My_rip
…ヒゲが汚いな、私。
こうして見てみると、ここだけレオナルド・ディカプリオに似てるような気が…。
しないしない。

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2010年4月14日 (水)

あるなら乗りたい。

こないだ軽井沢に行ったので、だからというわけではありませんが非常にタイムリーなモノを発見しました。

路線図なんですけどね。
2010年て書いてあるから最新版だと思うんですが、信越本線の碓氷峠越え、いわゆる「横軽」の部分をご覧ください。
Yokokaru_railwaymap_1

Yokokaru_railwaymap_2
…つながってちゃいかんだろう、つながってちゃ。
それとも、「線路はつながっているけど、走る列車はない」ということを表現したのか?
だったら深い。
…んなわきゃないな。

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2010年4月13日 (火)

教えてくれよ~!

昼近くになって気がついた。
頭にドエラい寝癖がついていたまんま仕事をしていたのだ。
誰か教えてくれりゃいいのに。

そういえば、最近これだけではなくてあまり人に指摘されることは少なくなった気がする。
確かに目上の人に不恰好を指摘するには勇気がいる。

もうそんな歳になっちゃったのかな。
嬉しいような寂しいような。

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2010年4月12日 (月)

世田谷区内渋滞緩和案。

世田谷区には東京でも指折りの混雑路線として知られる環状8号線、通称「環八通り」が通っています。
特に混雑するのが国道246号線、通称「玉川通り」「にいよんろく」と交差する瀬田交差点付近。

実はここは東名高速・首都高速3号線(この2つはつながっています)と第三京浜に挟まれた場所にあります。
この2本の高速は離れているので乗り換えるには環八通りを通らざるを得ません。
私、昔から思うんですけど、第三京浜を東名高速・首都高速3号線をつなげちゃえばいいのに…。
そうすれば渋滞も少しは緩和すると思うんですけどね。
首都高速から第三京浜に抜けるクルマはけっこういますよ。
やっぱり地元の人が反対してんのかな?
外環道が世田谷まで延びてくれば少しは現実味を帯びるのかしら?
でもそれもいつのことになるやら…。

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2010年4月11日 (日)

軽井沢の「BONANZA」に行って来ましたよ。

何ヶ月か前のこと。
女房が「面白いモノを見つけた」と話しかけてきた。
何かと思ったのだがそれは指輪だった。
インターネットで見つけたらしい。
写真を見てみるとかなり細い。
なんだかオモチャみたいだなぁ。
しかも…22金?
これじゃあフニャフニャだろ?
「でもね、ここにかなり丈夫で『変形した』とかそうゆう声はないって書いてあるよ」。
見てみると確かにホームページには自信満々にそう書いてある。

ほほう。
こりゃぁ確かに面白い。
しかも価格を見てみるとかなりのお得さだ。
ますます興味をひかれますな。
よろしい、取り寄せたまえ。
…ま、そんなことを言わなくても女房は勝手に取り寄せるんだけど。

いつの間にやら女房の母親にまで話が通っていて二人の分を頼むことにした。
しかしこうゆう話はどこかで筒抜けになるもの。
女房の妹の耳に入り、「なんでぇ。あたしもつけるぅ。三人で同じの着ければいいじゃぁん!」とご不満の様子。
妹は今年で30になるのだが、こうゆうところは初めて会った中学一年生のころから変わらない。

でももう注文しちゃったんじゃ…。
「追加で注文すりゃいいじゃん!」
そんじゃあ、妹の指輪を注文するか、という話になり、翌日まだ送られていないことを願って女房がお店に電話をしていた。
なんて迷惑な客だろうか?

そしたら翌日、今度は母親が「どうもサイズが合ってない気がする」と言い出した。
…おめーらなぁ。
また女房が電話をしていた。
なんて迷惑な客だろうか???

しばらくして指輪が届いた。
見てみると、確かに看板に偽りなし。
細いがかなりしっかりしている。
色は22金であることを証明するかのように濃い山吹色に輝いている。

母親の分はサイズはわからなかったので、女房が注文の時に「サイズがはっきりわからないのですが…」ととりあえずのサイズで注文したところ、なんと複数の異なるサイズの指輪が送られてきたではないか。
中には手紙が入っており「サイズをお試しいただき、合わない方をご返送ください」と書いてあり、しかも切手を貼った返信用の封筒まで入っているではないか。

浪花節が大好きな典型的日本人のワタクシ。
この世知辛い世の中にこんなに素晴らしい人がいるのかとすっかり感激してしまった。
これに応えないのでは男がすたる、と合わない方の指輪は私が引き取ることにした。
幸いにも私の小指にピッタリだったのでそこにつけることにした。
ゴツい手にキラリと輝くピンキーリング。
まさに日本の「漢(おとこ)」ここにあり、である。(←アホか。)
15号でピンキーリング、というのはナイショである。

これはどうしてもお店に出向いて直接お礼が言いたい。
場所は…。
は?軽井沢?
横浜の軽井沢じゃないよね?
信州の軽井沢?
別荘の多い?
近くないな…。
しかも、時はあたかも11月。
信州の中でもかなりの高地に入る軽井沢では雪が降り積む頃合いである。

うちの女房は信州は長野市の人間である。
女房と知り合って初めて正月に帰省した時に、真冬の長野にノーマルタイヤで挑むという、ガソリンをかぶって火をつけるのと等しい無茶な経験をして痛い目にあっている私は、それ以来冬の信州にはクルマで近づかない、と誓いを立てたのだ。
雪があるうちは行けない。

そんなことを考えていたらすぐに雪が降り始めて、なんの冗談か今年は全国的に近年稀に見る大雪に見舞われた。
こらぁ、雪解けまで待つしかないわね、と「森は生きている」の「継子のソーニャに雪の中に松雪草を採りに行かせる意地悪な継母」のような気持ちで春を待ちわびていたのである。

さて、信じられないかもしれないがここからが本篇である。

お店の名前は「BONANZA」。
地図を見たら旧軽井沢のド真ん中だ。
住所は「軽井沢町軽井沢1番地」。
なんてわかりやすいのだろう。

我が家でジュエリーショップといえばいつもお世話になっている三軒茶屋の「アダン」なのだが、今回は事情が事情なので、浮気をするような後ろめたさもあったにはあったのだが、取りあえず軽井沢に向かうことにした。

といっても今回も、最初からキッチリ計画を立てていたわけではなく「時間あるね」「どっか行く?」「どうする?」「じゃ、軽井沢行ってみる?」「おお、いいんじゃん?」といういつも通りのテキトウなノリで決まったものである。

お店にはホームページのほかにブログもあるのだが、そのブログで毎日お店の前を定点観測して写真を載せてくれている。
実はこうゆう日常を載せてくれるのが一番ありがたかったりするのだ。
何がありがたいって雪があるかないかが一目でわかる。
私も毎日の日常をブログにしたためているのだが、私の場合は毎日の恥の記録だ。
えへん。

東京は最高気温が20度を超え、先週の冷え込みがウソのようだ。
先週満開になった桜もこの冷え込みで散るのをためらっていたのだが、この陽気で見事な桜吹雪が舞っている。
これなら軽井沢も大丈夫だろう、とブログを見てみたら「雪のゆの字」もない。
よっしゃ!と関越道に乗るべく練馬を目指す。

普段は長野市まで帰っているのだが、今回は軽井沢町。
東京からは、長野に比べたら軽井沢は半分の距離だ。
エラく近い感じがする。
決して近くはないのだが…。
距離感を鈍らせる長野県のデカさが恐ろしいところだ。

お店には迷うことなく…、いや少し…、いやかなり道を間違え、もうすぐ小諸市に入りそうな所で気が付き引き返した。
軽井沢の中心まで行ったらさすがに迷うことはなく、女房とブログの写真で見慣れた風景を見つけ「ここだ!」と二人で声を揃えた。

お店をのぞいてみると、ご夫婦が話をしたり作業をしているのが見えた。
すぐにでもお店に入りたかったのだがここで問題が。
それはうちのムスメ、愛犬のピノコちゃん。
朝、オシッコをしたっきりしてないのだ。
なので、まかり間違って店内で粗相をしたら困るのでオシッコをさせるべくお店の前をウロウロしていたのだが、ほら、うちのムスメってセレブじゃん?(←バカ。)
「かるいざわみたいなおしゃれなまちでおしっこなんてできないちゃん!!」
外でしないのよ、オシッコ。
困っちゃうくらいしないの、ホント。
おかげで店の前を15分くらいウロウロ。
…怪しいっつーの。

ただでさえ、私はこないだ髪の毛を短く刈り込み、ところどころ白髪が見えている上に無精髭を生やし、さらにサングラスに白髪隠しのニットキャップをかぶっているので、チョイ悪オヤジどころか完全に不審者である。
しかし、あまりその自覚がない私はお店に突撃。
自己紹介をするとご夫婦は覚えていてくださって突然の来訪者に痛く感激してくださった。

私は以前のご厚情に感謝申し上げ、女房の母親がもう一つ指輪を欲しがっていることを告げた。
無事に指輪を受け取り、しばらく話しこんだ。
私たちはふだん通りの会話なのだが、ほかの人には面白いらしい。
ま、私の場合は魔女(私の母親)と話す時もこんな感じなんだけどね。
いつの間にやら女房は自分の指輪の話になり…あとはよく知らんの。

なぜなら、私はピノコのオシッコを促すべく陽の落ちた軽井沢町内を30分以上彷徨してたからである。
暗闇に真っ黒いイヌを連れた黒づくめのオトコ。
不審者には違いないのだが、それ以前に道路交通上たいへん危険である。

ずいぶん長居をさせてもらってしまって申し訳なかったのだが、帰途に就くことにした。
帰りはもちろん我が家お得意の「ケチケチ一般道の旅」である。
まずは難関、碓氷峠。
私は旧道にクルマを進めた。
「なんで旧道なんか来てんのよ!!」と女房。
だって、こないだお前さんが旧道が懐かしいって言うから…。
「だからって旧道から帰りたいなんて言ってないでしょ!ここは子どものころにクルマに酔ったあたしにとっては呪われた場所なのよ!だいたい旧道は183もカーブがあって…」
そこから先は聞いてなかった。
うっさい。
でも、カーブが183というのはズバリ正解だった。
恐るべし呪われた記憶。

なんとか碓氷越えを果たし、安中のセブンイレブンで高級おにぎりで豪華なディナータイム。
それから国道18号線、国道17号線、新大宮バイパスを経由して、戸田市の美女木から首都高速に乗って帰ってきた。
自宅までは4時間てとこだね。
美女木からは早かったよ~。
山手トンネルを通って20分ぐらいで三軒茶屋まで着いたんじゃないかな?
帰着は12時30分。
ま、そんなに遅くはなかったね。

そうそう、女房が帰りのクルマの中で言った一言。
「あたしが関わるとみんなビッグになるからね。BONANZAもビッグになるよ。」
ならば、お前さんの一番近くにいる私がビッグになれないのはなぜだ?…という疑問は当然湧いてきたのだが、ノドの手前でグッと押しとどめた。
これこそビッグになるための、夫が学んだカシコい方策である。

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2010年4月10日 (土)

窓辺のアマリリス。

昨日の金曜日はやたらと救急車を見かけましたね。
この時期だから歓送迎会とか新歓コンパとかで急性アルコール中毒とかで出動するんでしょうか?
懐かしいなぁ、新歓コンパ!
大学の時なんか、何回新歓コンパやるんだってほどやりましたからね。
毎年潰されたなぁ。
逆に潰したことももちろんあるけど。
一時期問題になりましたけど「一気飲み」なんかまだやってるんでしょうかね?
…って、オレ大学行ってねー、と。

さてさて、気を取り直してと。
女房が育てていたコンニャク芋からこんなリッパな花が咲きました。
Amaryllis_1
ホントにアマリリスだったんですね。
数ヶ月前までコンニャク芋だったクセに。

しかしアマリリスってのはこんな花がこんな風に咲くんですなぁ。
Amaryllis_2
しかも東西南北(かどうかわかりませんが)に4輪も。

Amaryllis_3
なんだか…、怖いです。
食われそうです。
実はいまっ…だにドラクエ9をやってるんですが、敵で出てきてもおかしくありません。

「失礼な。この色はなかなか出ないんだぞ」とは女房の弁。
へえへえ、そうだっか、そうだっか。
でも確かにリッパですよ、この花は。

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2010年4月 9日 (金)

え!オレのせい?

昼飯を食いに出かけた。
うちの会社の周りには食うところがほとんどないため、だいたい行く店は固定される。
そのお店は食券制。
出てくるのが早いし安いこともあり、私はだいたいランチを頼む。
今日もランチを頼み食券を受け取った。
「今日はランチ、これで最後なんですよぉ」。
おぉ、それはラッキー。
そしたら私の後ろで並んでた人もランチを頼んだのだが、そのときレジのおばちゃんの一言。
私の方を向き、「すみません、ランチはこの方で最後なんですよ。」だって。
オイオイ、「この方」はいらんだろう。
「この方」は。
「ランチ終わっちゃったんですよぉ」でええやないか。
おかげでワシすっかり悪者やないかい。
しかも後ろに並んでたのはそんなに仲がいいわけじゃない微妙な関係だけど知り合い。
あぁ、気まず。

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2010年4月 8日 (木)

読売ジャイアンツの木村拓也コーチ、亡くなる。

読売の木村拓也コーチがシートノック中に倒れて、意識が戻らぬまま昨日亡くなった。
死因はクモ膜下出血。
まだ37歳だった。
私とほとんど変わらない。

実は以前に私の上司が突然クモ膜下出血で在職中に亡くなっている。
前々日に一緒に飲んだばかりでホントに突然だった。

以前には同じ病で俳優の伊藤俊人さんが40歳で亡くなっている。
これも以前記事にしたのだがTVKの金田真人ディレクターもこちらも同じ病で35歳で亡くなっている。
これは今の私と同い年だ。
そのときにも書いたのだが、クモ膜下出血は原因がない。
原因がないということは予防のしようがない。

クモ膜下出血というのはよく耳にするが詳しくは知らなかったので調べてみた。
脳は全体をクモ膜という膜で覆われている。
クモ膜は無数の線維が走っており、それがクモの巣の様に見えるためそう呼ばれており、漢字ではズバリ蜘蛛膜と書くそうである。
脳のどこかで出血が起こるとクモ膜の下に血液がたまっていく。
その結果脳は強い圧力がかかることになり圧迫され、これが呼吸障害や意識障害を引き起こし死に至るそうである。

実際、クモ膜下出血で亡くなる20~30%は30~40代なのだそうだ。
遺伝的要素もあるらしいのだがこれはホントに防ぎようがないから困る。

昨年限りで引退し、コーチとして後進の育成に第2の人生を歩き始めたばかりの若きコーチを襲った突然の病。
なんとも悔やまれてならない。

末筆ながら木村拓也コーチのご冥福を心からお祈りします。

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2010年4月 7日 (水)

ちょっとつぶやいてみた。

さ、オレも自民党に離党届出してくるかな。
新党結成かな。
新しい党の名前は…。
メタボにちなんで甘いもので…こんぺい党。
なんだか落語家みたいだな。
じゃあ、高血党。
いや、オレはデブだけど血糖値は高くないんだ。
ほんじゃまぁグラニュー党。
こんなとこでいいかしら。

でもホントに誘われたら「年度始めで忙しいし、毎日の家事が忙しくてそれどこじゃない」って断るだろうけどね。

…アホなこと言ってないで寝よ寝よ。

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2010年4月 6日 (火)

リセットボタンをポチッとな。

当たり前だけど、人には性格というモノがあり、それは人それぞれに違うものだ。
これを「個性」といい、そのバラつきを「千差万別」という。
でも「二者択一」という言葉もある。
細かく分ければキリがないけど、とりあえず2つには分けられる、というのもまた事実である。
要は「そうゆう人」と「そうでない人」ってことである。

それは「片付ける」という行動にも表れる。
「散らかるのがイヤなので少しでも片したい人」と「思いっきり散らかったのを一気に片したい人」。
私は明らかに後者である。
思いっきり散らかったのを片したくなると夜中でも、それこそベッドの下まで片したくなる。
時間が60分あったら、59分は片付ける計画を練り、残りの1分で一気に片したい。
そんな感じである。

なのでドミノ倒しなんかは見ていて胸がスカッとする。
壊すためにわざわざあんなに時間をかけて物事を完成させるというのが気持ちいい。

だから、夏休みの宿題は8月31日まで残る。
こちらは計画通りには片付かない。
世の中とゆうものはそうゆうモンである。

だから人によっては私の部屋は散らかっているように見えるらしい。
私としては、最小半径の中に効率よくすべてに手が届くベストな位置に配置されていると思うのだが、人によっては違うらしい。
一番わかりやすいのは女房だ。
この人は使ったモノはすぐに元の位置に戻す優等生。

いいじゃん。
細かくやっても貯めても片付けにかかる時間は一緒だ。
片付けに取り組むまでの時間が長いか短いか、だ。
究極に散らかして究極に片付ける。
リセットして新しい気分になるのが好きなのかな。
でも、あんまり散らかっていると片付ける気力もなくなる。
…ありゃりゃ、ダメじゃん。

とはいえ、結婚してからは「私の部屋」とゆうのは存在せず、そこは「夫婦の部屋」であり、私と女房の言い分を客観的に比較すると、そりゃあ誰が見たって女房に軍配が上がる。
なので、なるべく出したモノはすぐにしまうようにしている…つもり。

それじゃあ、この記事はなんだったのかとかゆうと、要は「無精者の長い言い訳」であるのです。
「そんなことを考えるヒマがあったら片付けなさい。」
35歳になっても親にも女房にも言われている。
的確すぎて反論の余地もないので従うとしよう。

余談だけど、「片す」という言葉が変換できない。
これってヘンな言い方なのかな?

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2010年4月 5日 (月)

聞き違いにも程があるわい。

仕事場に近所の金物屋さんがご用聞きに来た。
金物屋さんはちょいおじいちゃん。

なんか、ないものあったっけか…?
あ、電池がない。
すいません、電池お願いします。
「え?ベンチ?」
違うよ!
つーかお宅でベンチ扱ってんのか?
電池だよ、で・ん・ち!
「えぇ?ペンチ?」
そりゃお宅は金物屋だからペンチぐらいは置いてあるだろうけどさぁ。

電池だよ、電池!
乾電池!
バッテリー!
「あぁ、電池ね。」
だから最初からそう言ってんじゃん!
「わかりました。お持ちします」って言って帰っちゃった。
オイオイ、まだ種類も言ってないぞ。
単3電池が1パックだけ欲しいのだが、単1電池をダンボールひと箱とか持ってこられたらどうしよう。
ああいう人は若いときからああなんだろうか?
まったく、いつも一回で用が足りないんだから…。

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2010年4月 4日 (日)

2010年4月の世田谷区内のバス事情。

2010年4月の世田谷区内のバス事情。
2010年4月の世田谷区内のバス事情。
2010年4月の世田谷区内のバス事情。
2010年4月の世田谷区内のバス事情。

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2010年4月 3日 (土)

環七のヒミツ。

東京に環状七号線という大きな道路がある。
通称「環七通り」と呼ばれている、東京の大動脈である。
環七、というくらいなので環状線は何本もあるわけで、環七をはじめ環八通りまで8本ある。
尤も、「環◯通り」と名前がつくのは「環七通り」と「環八通り」しかない。
あとは数の小さい順から内堀通り、外堀通り、外苑東通り、外苑西通り、明治通り、山手通りとそれぞれ独自の名前がついている。
ただ山手通りは「環六」と呼ぶ人がたまにいる。
ちなみに私もそのひとりである。

環七通りは文字通り都内を環状しているわけで、制限速度は全線40キロである…と思っていた。
実はそうではなくて足立区の新田一丁目を境に西側が40キロ、東側は50キロなんだそうである。
環七が制限速度40キロなのはよく覚えている。
大型免許を取りに行ったときに環八を時速40キロで走っていたら隣に乗っていた教官に「なんでもっとスピード上げないの?環八は60キロだよ」と突っ込まれたからである。
環七が40キロだから環八も40キロだと思い込んでいたのだ。

先日、そんな環七の時速制限を見直し案があると新聞が報じていた。
そもそも、環七の制限時速が違うのは自動車公害の真っただ中だった35年前に住宅の多かった西側の時速を10キロ下げたから、という経緯があるそうな。
当時はよっぽど声の大きな住民が住んでいたのだろう。

警察庁が全国の警察本部に対して、一般道の速度基準の見直しを一昨年の10月に通達したんだそうな。
実際にクルマが流れてる速度が制限速度を上回る道路が多いためで、原則30~60キロなのを、30~80キロの範囲で決められるようにしたんだと。
それを受けて、環七の制限速度も見直しに入っているようだ。

…え?
待ってよ、それってそうゆうことでいいの?
それって「赤信号みんなで渡れば怖くない」に近くないかい?
法もみんなが守らなければ悪法も法になっちゃう。
みんながスピード違反してるから制限速度を上げる…。
なんだか納得の行く理由であるようなないような。

とにかく、この通達を受けて環七の制限時速統一しよう、という動きがあるのは確かなようで、環七以外でも全国の警察本部が2011年までに調査して見直すんだそうである。

環七は実際に走ってみると、あんな大きな道路がまさか制限速度が40キロだとは思わずついついスピードが出ちゃうのは事実である。
50キロなどと言わずにいっそのこと60キロまで上げてもいいんじゃないか、とすら思う。

ちなみにウソかホントか試算では時速を50キロにすると、年間でおよそ3.3億円の経済効果が見込まれるらしい。
…ほんじゃあ早くやりゃあいいじゃんね。

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2010年4月 2日 (金)

「自分は顎関節症じゃないか」と思う人へ。

こないだも書いたとおり歯医者に通ってます。
こないだ詰め物が終わったので先生が「噛み合わせを見ますので歯を合わせて横にこすってください」と言うのでその通りにしたところ、「あれ?なんだか変な音がしますね」だって。
「噛み合わせじゃないですね。これはアゴの音だ」とのこと。
そう、私は噛むたびにアゴがバキバキと音を立てるいわゆる「顎関節症」なのです。
ひどくなると痛みが強くなり全くモノを噛めなくなるので食事を摂ることもできなくなります。
前々からどうにかしたいと思っていたのですが、なに科にかかればいいのかよくわからなかったのでとりあえずそのままにしておいたのです。
顎関節症は歯医者さんが相談に乗ってくれるそうです。
先生が耳の下の顎関節をあちこちさわりながら、「これ、痛いでしょ?」と聞いてきます。
痛いです。
「そうでしょう、そうでしょう。」
そうですとも、そうですとも。
「これね、『顎関節症』っていうより『顎関節症候群』て言う方が正しいんですよ。」
ほぉ、それはなぜに?
「アゴの関節がおかしいのではなく、アゴの関節を支える筋肉が弱ってたり炎症を起こしているとなるんですよ。」
すると顎関節がおかしいというわけではないと?
「顎関節がおかしくなってたらこんなモンじゃ済まないですよ。」
確かに。
私の場合、アゴを支える筋肉が炎症を起こしているんだそうな。
「よく堅いモノ食べませんか?」
食べます。
むしろ好きです。
堅いモノをたべないとアゴが弱くなりそうだと思って食べているのですが。
「それとよく歯を食いしばっていませんか?」
言われてみて初めて意識したのですが、私は無意識によく歯を食いしばっています。

アゴを支える筋肉は口を左右に思いっきり広げたい時に首に浮かぶ筋なんだそうです。
ある程度の年齢以上の方なら「タモリがイグアナの芸をやるときに出る筋」と言えば分かりやすいと思います。
この筋肉が弱ると顎関節症候群になる、とこうゆうわけです。
またこの筋肉に悪いクセがついていても顎関節症候群になるそうです。

私のようなタイプは寝るときも歯を食いしばるので、寝るときはマウスピースを作って装着するといいそうです。

でもその前に。
アゴの凝りとクセを取る運動があるそうで先生が説明書きを見せてくれました。

その方法とは…。
①前歯を指一本分空ける。これがホームポジション。
②口をいっぱいまで開けて5秒間保持する。ホームポジションに戻す。
③下顎を右にいっぱいまで持っていって5秒間保持する。ホームポジションに戻す。
④下顎を左にいっぱいまで持っていって5秒間保持する。ホームポジションに戻す。
⑤下顎を前にいっぱいまで持っていって5秒間保持する。ホームポジションに戻す。
⑥下顎を後ろにいっぱいまで持っていって5秒間保持する。ホームポジションに戻す。
これを1セットとして3セットずつ朝昼晩に行う、ともらった紙には書いてあるけど、先生は「お風呂の中で1日1回やれば十分ですよ。」とおっしゃる。
ホントにこんなんで効くんですかぁ?
「効きますよ。私もやったことありますけど1週間で効果が出てきます。」
ふ~ん。
「あ、あと人前ではやらない方がいいですよ。アタマおかしくなったと思われますから。」
た、確かに。

で、まぁアゴを動かすだけなら大したこともないし、騙されたと思って続けてみました。
そして1週間。
確かにアゴがガキガキ言うのは減ってきた気がします。
確かに効きますよ、コレ。
もう少し続けてみたいと思います。

そういえば先生が言ってました。
「もしアゴが外れたらすぐ電話くださいね。私治せますから。」
これやってるとアゴ外れるんですかぁ?
なんか怖いような…。
それ以前に電話したってアゴが外れてりゃしゃべれないんじゃ…と思うのは私だけでしょうか?

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2010年4月 1日 (木)

今日から新年度。

今日から4月ですね。

そういえば昨日は寒かったですね。
私の鼻毛が枝毛になってそこに雪が積もりました。
…ま、4月1日のエイプリルフールってことで。

今日は、新社会人なのでしょう、リクルートスーツの若者をたくさん見ました。
まだスーツを着慣れてない感じです(←人のことは言えない)。
若いなぁ。
それに比べて…オレって枯れてるなぁ。
もしもあの子たちが高卒でまだ18歳だとしたら、年齢は私の半分です。
がーん。
今年の高卒の新入社員は平成4年生まれだそうです。
さっきじゃん!
がーん。
来年になると私が社会人になった年に生まれた子たちが高卒で新社会人になります。
がーん。

そんなわけで私の社会人生活も気がつけば今年で18年目だそうです。
そうですよ。
ゴジラ松井と同級生で同期入団ですから。
…私はどこに入団したんだっつーの。

ま、歳も食うわな。
頭の中身は18歳のままなんだけどね。
あんまり枯れすぎると根腐れを起こしてしまうので(もう起こってるか?)適度に水をやり肥料を与えて若い気持ちを保ちたいと思います。
…ってこんなこと言ってること自体が若くないんですけどね。

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