気は心。
女房の母親が旅立ってからまもなく4ヶ月。
なんだか早かったんだか遅かったんだかよくわかりません。
今年我が家は新盆です。
白い提灯買わなきゃ…と思ったのですが長野にはそうゆう風習がないそうなので買いませんでした。
じゃあ東京風にナスとキュウリで牛馬を作るか?
「あれってなんであんなことするの?最初見たときすごい怖かったわ」と女房。
…そうですかね?
そもそも東京のお盆、とくに我が家は毎年7月にやってるのでもう終わっちゃったし。
じゃあ…おがらでも焚くか?
「かといって東京には『かんば』売ってないもんねぇ。」
長野では『かんば』という木の皮を焚いて「じいちゃんばあちゃんこのあかりでおかえりおかえり」とやるのです。
ちなみに『かんば』は木の皮なのに重油のごとく黒煙を上げて燃えるというなかなかデンジャラスなグッズです。
「マロちゃん(女房の母親のこと)は『どうせおじいちゃんくらいで長生きなんかできない』とか言ってるから死んじゃうんだよ」と女房。
おじいちゃんは64歳で亡くなっています。
確かにお義母さんは「あたしゃ長くなんか生きらんねーわ!!(信州なまりで)」ってよく言ってました。
「あーゆーこと言うとね、長生きできないって暗示にかかるんだよ」。
うん、それは一理あるかも知れないね。
「でも狛江のおじいちゃんは、『おじいちゃんは長くは生きられないよ』とか『来年は誕生日なんかないよ』っておんなじようなこと言ってるけど長生きだよね」。
そうね、殿様(じいちゃんのこと)は92だからね。
だってあの人は口だけでホントに「長生きできない」とかそんなこと思ってないもん。
私が記憶してる限りでも殿様は30年は同じこと言ってるからね。
私もよく「まぁ長生きはできねーだろーなぁ」なんて言ってますけどあんまり頭では考えてないので案外と長生きするかも知れません。
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