あなたはどのくらい幸せですか?
「とおちゃんはどのくらい幸せ?」
女房に突然訊かれた。
考えたことないなぁ…。
でも、90%は幸せだと思う。
だって生きてるもん。
そう思って答えた。
「あたしも同じだ。」
女房が同じ答えだったことに少し驚く。
なんでも、先日街中で同じことを訊かれてそのように答えたところ、相手が非常に驚いていたんだそうだ。
「多分、宗教かなんかで、少なく答えたら勧誘したかったんだと思う。」
なるほど。
SMAPの「夜空ノムコウ」に「あの頃の未来に僕らは立っているのかな」という歌詞がある。
正直、そんなワケはないと思う。
だって、人生のあらゆる場面で数えきれないくらいの二者択一があって、そのときそのときのベストな選択をして今の人生があるんだもの。
現にその頃に知らなかった土地に住んで、その頃に知らなかった人と結婚している。
時々、「つまらない大人になったなぁ」と思うことはある。
夢のない大人にはなりたくなかったし、つまらない大人にもなりたくなかった。
今でも同じことを思っている。
桜が咲き誇り、蝉時雨が降り注ぎ、木々が美しく色づき、雪が世界を白く染め、そんな時の流れを何度も繰り返しながら今の人生がある。
その時々の幸せの形があって、その時々の夢がある。
人生というものに決まった形はない。
正直今まではあまり幸せな人生ではなかったかもしれない。
でも今は幸せだ。
大人になっても今と同じだよ、と夢を失くしかけている自分に、「もっと希望を持て!人生は拓けるぞ!」と伝えてあげたい。
同じ境遇の人に同じことを伝えてあげたい。
人生はよくも悪くも無限なのだから。
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