やっと落ち着いたので書こうと思います。
えっと…何から書けばいいかしら?
水曜日の晩に、白菜のクリーム煮を作ったんですよ。
そしたら、生食用のカキが売ってたんですよ。
私、カキが大好きなもんで。
ホントは加熱用のカキが欲しかったんですけど。
生食用は生で食べられる代わりに、加熱用に比べて味が薄いんですよね。
でも、買ってったんですね。
そんで、クリーム煮に入れたんですよ。
でも、生食用だから半生で食べたいなぁ、と。
なので、表面に並べてバーナーで炙って食べたんです。
ちなみに女房は生ガキがキライなのでしっかり加熱して食べました。
翌日は何ともなく、仕事に行き、歯医者に行って神経を抜き、仕事帰りに今話題の「Hooters」に行きました。
あ、Hootersにも行ったんだ。
いまいち調子は上がらなかったんですけど、歯の神経を抜いたせいかなぁと思ってたんです。
ま、歯の神経を抜いたその日に飲みに行くのもよく考えたらどうかと思いますが。
そして、さらに翌日。
朝起きたら、いきなり吐き気に襲われてトイレに行って、ゲーっと。
あれ?
昨日はそんなに飲んでないのに…。
しかし、仕事に行かなければならないので取りあえず出勤はしたんですがやっぱりゲーっと。
なんだこりゃ?
でも、すぐに思い当たりました。
…カキか?
そうするとノロかしら?
このまま仕事していても誰かに伝染すのは確実なので、休暇をもらって帰ることにしました。
いかんなぁ。
自分がつらい目に遭うのは一向にかまわんけど、仕事に穴開けちゃなぁ。
これじゃ海老蔵だぜ。
帰りに、行きつけの中村内科クリニックに行って、吐いて下しておとといカキ食った、たぶんノロ、って伝えると触診した先生が「ほぼ、間違いなくノロですね」とのこと。
やっぱね。
ノロになるとうちにひとり血相を変える人がいます。
それは女房。
いわゆる「嘔吐恐怖症」なので、ゲーっとするだけで半狂乱になります。
なので、間違っても伝染さないように塩素系漂白剤を買い、スプレー用のアトマイザーを買い、水分補給用のスポーツドリンクを買って帰宅しました。
こうゆうときはムダな抵抗はせずに嵐が過ぎ行くのを待つのが一番いいので、おとなしく寝ていましたが、その間にもおなかはじゃんじゃん横丁でまあ出るわ出るわ。
15分に1回のペースで水便がドーッと通過して行きます。
その度に「この中に菌が混じってるんじゃ、全部出てしまえ!」と思わずにはいられません。
もちろん、自分の触ったところは片っ端から消毒して回ります。
塩素系漂白剤を250倍に薄めたものをスプレーで吹きかけて、キッチンペーパーで拭きます。
もちろん拭いたものはすぐに捨てます。
我が家には愛犬のピノコがいるのですが、ハウスに入れたままです。
ピノコは「とおちゃん、はやくかえってきたのにどうしてぴのことあそんでくれないの?」と不満げですが、これは致し方ありません。
しばらく寝て、夕方にさしかかったのですが、これが一向に快方に向かう兆しがありません。
それどころか、悪化の一途をたどっています。
そう言えば昼間に中村先生が「まだ、症状の出始めだから、これから熱とか関節の痛みとか出るかもしれません」って言ってたなぁ。
まさにその通り。
お医者様の言うことに間違いはございません。
頭がふらふらしてきました。
どんなに鈍感な私でも、いま熱が出ていることには気づきます。
しかも体中が痛い。
ウィルスと戦うってのはこうゆうことなのね。
仕方なく、氷枕を作って当てました。
でも、これ以上熱が上がると本当にヤバいかも知れない。
こうゆうときは救急車とか呼んでもいいのかな?
でも、緊急性がないかも…。
そこまで考えるようになっています。
とにかく様子を見よう。
それから気絶するかのように何度か寝ました。
22時、23時…。
0時を回っても女房は帰ってきません。
今日は金曜日。
女房はもともと飲み会の予定が入っていたのは知ってましたが、自宅で亭主がこんな状態なのを知っていても帰ってこないんですよ、コイツは。
もし逆の立場で、私が具合の悪い女房を放ったらかして飲み歩いてたって非難の的になるでしょうに、そういうことがいまいちコイツには分からないんですね。
今回ばかりは、本当に離婚したくなりましたよ。
0時半、女房帰宅。
お前さぁ…。
今回ばかりは文句を言ってもいいと思うんです。
そしたら「生ガキなんか食べちゃダメだって言ったのに食べるんだもん」だって。
いや、論点はそこじゃなくて…。
でももう、コイツには何を言っても仕方ないし、言う気力も体力もないので、「体温計出してくれ…」と虫の息で頼みました。
「水銀?デジタル?」
そんなもん、どっちでもええわい。
計ってみると39度5分。
そりゃあフラフラするワケですわ。
私の平熱は35度ちょっとしかないのです。
普通の人の40度を超えています。
ウィルスに対しては抗生物質は効かない。
ノロウィルスの場合、菌が全部出切ってしまわないと治らないので、下痢止めは普通飲まないんだけど、私は翌日仕事だったので先生が下痢止めを出してくれていました。
治るのに時間はかかるけど下痢が続いてちゃ仕事にならないからね。
でも、その下痢止めはギリギリまで我慢して飲んでいません。
しかし、この熱に対しては対処療法をしなければ命が危うい。
でも、熱冷ましはもらってないのです。
あ!
ここで気づきました。
歯の痛み止めとして、強めのボルタレンをもらっていたのです。
急遽、これを飲むことにしました。
1時間ほどして薬が効いて来たのか、少し熱が引いたような気がしてきました。
それから、ぐっすり眠ったのですが…。
翌日起きてビックリ。
時計を見たら「16:25」になっています。
なんだよ、この時計壊れてら…。
そう思って外を見たら夕焼け空です。
別に時計が壊れていたんでもなんでもなくて、16時間近く眠ってしまったのです。
いやぁ、これには驚きました。
ホントにね、自分だけがつらい目に遭うのはかまわないけどね、人に迷惑をかけちゃいけません。
自分ひとりの体じゃないってのはこうゆうときに思うことなんですね。
皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね。
ムチャをするとそれなりの報いが返ってきますからね。
最近のコメント