自転車は「じでんしゃ」ではありません。
タイトルの通り、私は自転車のことをつい「じでんしゃ」と言ってしまいます。
もちろん正しくは「じてんしゃ」なのですが、これって東京なまりなんでしょうか?
違うか。
さて、私は会社まで徒歩で通うことを基本としています。
歩いても25分くらいです。
ここのところダイエットをしているので徒歩が一番いいことはわかっています。
しかし、「早くうちに帰ってトレーニングしたい」とか、「暑い中で留守番してるピノコが心配」とか、「だって暑いんだもん」とかなんだかんだ理由を付けて自転車で通うことも多くなりました。
ちなみに歩いて帰っても自宅につく時間差はせいぜい15分だし、ピノコはクーラー効いてる部屋にいるし、暑いからってのはただのわがままです。
わかってます。
今乗っている自転車は亡くなった女房の母親が乗っていたものです。
入院し始めた頃から乗れなくなった母親の代わりに私が使っていました。
なので、思い入れのある自転車です。
いつまでも乗りたいと思っています。
手入れして、ダメになったらパーツも変えて、「もうおかあちゃんが乗ってた頃のパーツってフレームしかないよ」って言われるくらいまで大事に乗りたいと思っています。
それでも、普通の、いやむしろかなりお安い自転車なので大した自転車ではなく、あちこちガタが来ています。
こりゃ自転車屋さんに持って行こう、そんで取りあえず見てもらおう。
空気も甘いし、ブレーキもワイヤー緩んでるしな。
そんで、自転車屋さんで調整してもらったら「順調ですよ」って。
お金出してまで修理しなきゃ行けないほど傷んでるところはないそうです。
よかったよかった。
調整してもらった自転車の乗り心地は以前とは雲泥の差。
なんとなく新車に乗っているような錯覚さえ受けます。
ついでに帰りに交番に寄り、以前から疑問に思っていたことを聞いてみました。
あの、お忙しいところ申し訳ないんですがね、前から気になっていたことがありまして。
興味ついでにお聞きするんですが、この防犯登録の名義を変更するのはどうしたらいいんですかね?
向こうさんもあまり聞かれたことがないようで、しばらく考えていましたが「まず、いまの名義の人に委任状をもらってね…。」
死んじゃった。
「え?死んじゃったの?」
ええ、亡くなった母親の自転車なもんでね。
職務質問とかされたらアタシの名義じゃないじゃないですか。
困ったことになりゃしないかと思いましてね。
「まぁ自転車くらいなら遺産相続でも揉めたり、税金がかかったりすることもないしね。自動車なら困るけどね。別に名義変更する必要はないんじゃない?」
ほぉ、そうすると母親の名義でかまわないと。
「かまわないでしょ」
そうすると職務質問の時はどうすればいいですかね?
「母親の自転車なら自分で名前と住所言えるでしょ?言えれば問題ないじゃない。」
ああ、確かにそうですね。
かっぱらった自転車なら登録されてる住所とか名前がわかるワケないですもんね。
なるほど、よくわかりました。
でも、冷静に考えたら、「どうしても防犯登録をしたければ自転車屋さんでもう一回自分の名義で防犯登録すればいい」ってことに気がついたのは自宅に帰ってだいぶ経ったあとでした。
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