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2011年6月14日 (火)

お役に立つワンワン。

こないだ夜にクルマで走っていた時のこと。
信号待ちで停まると、反対側の歩道にハーネスをつけたラブラドールがいました。
連れている人は黄色いベストを着ています。
どうやら盲導犬の訓練中のようでした。

夜の訓練は初めてなのでしょう。
「うーんと…、えっと…」と迷っているのがこちらにも伝わってきます。

ちょうどそのラブちゃんのいたところが工事中になっていました。
そこには上部に電気がついたポールが立ち、ガードマンが立っていました。
もちろんラブちゃんにとっては初めてのことでしょう。

歩道側に行こうか車道側に出ようか迷っています。
そして意を決した様に車道側へ。
歩道側は人が多くてすれ違うのに待たなければいけないとゆう難しい状況でしたがもちろん不正解。
「違うよ」って感じで訓練士の方に方向修正されていました。
頑張ってるなぁ、とその光景を見て顔が綻ぶのを抑えられませんでした。

訓練をしてもみんながみんな盲導犬になれるとは限らないんだそうです。
でもせっかく訓練しているのだからリッパな盲導犬になってほしいですよね。
心からのエールを送らずにはいられませんでした。

盲導犬とゆうのはとてもハードらしく、他のイヌと比べて非常に寿命が短いんだそうです。
相当なストレスなのでしょう。
命を削って人のために尽くしてくれるんですね。

以前にテレビで盲導犬の特集をやっていました。
盲導犬にも引退の時期があります
加齢して盲導犬として働けなくなると施設で余生を送ります。
飼い主としても手元に置いておきたいのはもちろんなのでしょうが、大型犬を複数養うのは難しいでしょうし、あとから新しい盲導犬も来るワケですからそうはいかないのです。

以前にテレビで、引退した盲導犬を訪ねて、かつての飼い主が施設を訪ねる、という企画が放送されていました。
引退した盲導犬は、みな本当に老犬でヨボヨボなワンコばかりです。
本当にハードなのでしょう。
普段はずっと横になっているような状態なのです。

そこにかつての飼い主が訪ねてきました。
そしたらそのワンコはそれを見つけると、細くなったシッポをフラフラ振って、痩せているにもかかわらず体が重そうではありましたが立ち上がったのです。
その表情はなんとも言えず安らかというか、とても嬉しそうでした。

言うまでもなく、盲導犬は目の不自由な方にとっては命綱であり、頼るべき存在です。
だから思いは飼い主からの一方通行かと思われがちですが、盲導犬にとっても飼い主でありご主人様なのですね。
飼い主も泣いていましたが、私はその何倍もテレビの前で号泣してしまいました。
自分のために長い間頑張ってくれた相棒を訪ねるというのはなんとも言えない気持ちなんじゃないでしょうかね。

うちのピノコにも…。
まさか同じようなことは要求しませんが、何かの拍子で誰かのお役に立って欲しいものです。
「なにいってるちゃん!ぴのこはまいにちとおちゃんとかあちゃんにいやしをあたえているちゃん!」
ああ、そうでしたね。
へえへえ。

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