今日は七夕です。
今日は七夕です。
年に一度織姫と彦星がデートできる日で、この日は機嫌がいいからついでに人間のお願いも聞いてくれる、と人間が勝手に決めちゃった都合のいい日です。
…なんちゅうことを言うんじゃい。
お義母さんが元気だった頃には、どこからか必ず笹を(いや、ありゃたぶん竹かな?)調達して来て、短冊に願いを書かせていたものです。
今考えりゃお義母さんもなかなか芸が細かかった。
やっぱり、季節の行事を大事にしてこそ四季のある国に暮らす日本人の良さじゃないですか。
でも、実は今日が七夕ということに気づいたのはさっき。
慌てて花屋さんなんかを探してみたんですが見当たらない。
じゃあ、どっかで竹薮を…なんて思っても世田谷じゃそうカンタンに竹薮はない。
そんなことで、結局笹は用意できなかったのです。
でも、「そんなんじゃぴのこのおねがいはどうするちゃん!!」と愛犬のピノコに怒られるに決まってます。
うーん、でもないものはないのだよ。
しょうがない。
ないよりはいいだろう。
とゆうことで取りいだしましたるは、洗濯物を吊るす洗濯バサミのたくさんついた物干道具。
だって、ないよりはいいだろ?
気は心だよ。
これに、短冊におのおのお願いごとを書きまして吊るしました。
私は毎年「この短冊に書いてある願い事が叶いますように」などと書いて神様を混乱させているのですが、今年はなんたって軽量化に励んでいるので、素直に「人並みの体型になりますように」としました。
女房はなんだったんだろ?
見るの忘れちゃったな。
毎年のように見事な煩悩を見せつける具体的な願い事を書いているに違いありません。
さて、ピノコちゃん。
あなたはどうするの?
「んーんと…、んーんと…」
どうせオマエは毎年同じお願いだろ?
「まいにちおいしいえさがたべられますように」だろ?
ちょっとピノコ!
聞いてんの?
「あ、ちょっときいてなかったちゃん…じゃないちゃん!ちゃんときいてたちゃん!しつれいなこといわないでほしいちゃん!」
そんで、ことしはどうするの?
「ことしは『まいにちおさんぽにいかれますように』にするちゃん。」
それってとおちゃんに毎日散歩に連れていけ…ってことじゃん。
「さらに、ぴのこのおかげでとおちゃんのだいえっとにきょうりょくするちゃん。」
へえへえ、それはありがたいこって。
そんで、エサのお願いは今年はしなくていいのかい?
「うーん、それもいちおういれておいてほしいちゃん。」
…一応、じゃなくてこっちがメインだろ?
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