黒いタクシーのヒミツ。
最近、道行くクルマを見ていて不思議に思うことがあります。
それは、「タクシーに地味な色が増えたこと」。
東京には「グリーンキャブ」とゆうタクシー会社があり、世田谷にも営業所がいくつかあるため、よく目にします。
その車体は社名の通り緑色に塗られていて、もちろん今でも緑色のタクシーはあるのですが、最近では黒塗りのタクシーが多いような気がします。
気のせいかな?
先日、たまたまグリーンキャブに乗る機会があったので、ズバリ聞いてみました。
そしたら、「不景気で今までハイヤーを手配していた会社がタクシーに切り替えているからなんです。派手な塗装だと敬遠されるんですよ。高級感がないんでしょうね」と運転士さん。
なるほど、そんな事情があったのですね。
「だからほら。防犯ボードも外してあるでしょ?」
確かに、運転士さんの背中にある透明のボードが設置されていません。
どおりで雰囲気が違うと思ったワケだ。
でも、これって運転士さん不安じゃありませんか?
「不安には不安ですが、需要がなくなったら困りますので…」だそうです。
タクシー会社も運転士さんも大変なのですね。
頑張ってくださいね。
ちなみに東京でハイヤーといえば会社がお抱えでチャーターする黒塗りの高級車のことで、タクシーといえば街中で手を上げて拾うものです。
北海道ではタクシーのこともハイヤーと言うらしく、最初に北海道の人と話してていまいち会話が噛み合わなかった覚えがあります。
ま、よく聞いてみればなんのことはないんですけどね。
最初に聞いたときはずいぶんと違和感があったモンです。
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