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2011年8月 1日 (月)

用もないのに…はいつものことだ。

女房がたくさんの手紙を手に「懐かしいなぁ」と言っています。
何かと思ったら、子どもの頃にいとこにもらった手紙なんだそうです。
女房のおじさん一家は転勤族で、けっこうあっとこっち引っ越しています。
その手紙は前橋に住んでいた頃のものだそうです。

「前橋にはさぁ、何回か遊びに行ったことあって、近くの水道局のツツジがキレイなんだよねぇ。」
確かにその前橋のツツジが有名なのは、以前にニュースで見たことがあります。
「近くに神社があって、そこのブランコでよく遊んだんだぁ。」
へぇ。
「あそこって今どうなってるのかなぁ?」
…さぁ?
「見たい。」
…はぁ。
「行こう。」
…はい。

ということで、特段何の用もないのに前橋まで行ってきました。
ナビというのは、大変便利なもので住所さえ入れればちゃんと案内してくれます。
当時の住所は20年以上前のもの。
地番なので、住居表示が実施されていれば住所が変わっているのでナビに入れても分からないのですが、幸い当時のままのようでナビでちゃんと案内が出ました。

迷うことなく現地に到着。
「わぁ!変わってないよ!懐かしい!」と女房は満足した様子です。
ですが、当然のごとく私は当時のことを知らないので共感できません。
ふーん、って感じです。
まぁ、でも女房が満足したからいいか、と。

なんせ前橋ですからね。
来る時は高速で来たんです。
でも節約のため、帰りは当然一般道です。
ナビに自宅を入れて、「一般道で帰る」を入れるとちゃんと案内がしてくれます。
いやぁ、ナビってホント便利。

しばらく走ってみるのですが、群馬県内は道路の案内も「関越のインターあっち」って出てきます。
途中太田で晩飯ついでに休憩。
愛犬ピノコは、涼しいし車の中でお留守番させていたのですが、店に入った途端半端じゃない雨とカミナリ。
そういえば群馬県はカミナリの名所だったことを思い出しました。
普通のイヌは大抵カミナリが苦手ですが、うちのピノコもカミナリが大の苦手。
クルマに戻った途端、「ぴのこをひとりにしてどこにいってたちゃん!こわかったちゃん!」と怒られてしまいました。
ゴメンね、ピノコ。

そんでしばらく走って、やっと埼玉県内に入りました。
ここからは関越道が一般道から離れます。
ナビは自宅までどう案内するのか、と思い「一般道で帰る」から「推奨ルート」に切り替えてみました。
すると「与野から首都高」と。
おいおい、ここってまだ妻沼だぜ。
花園だって羽生だって埼玉県には関越のインターはあるだろうに与野まで一般道とは…。
でも、我が家の「ケチだからしばらく行ってから高速に乗るパターン」ナビも理解してくれているのかもしれません。

さらに走ってようやく与野まで来ました。
ここはおじさん一家が現在住んでいる場所の近くです。
遊びに来た時も首都高を使うのですが、首都高埼玉線は美女木まで400円が別にかかるのでその先から首都高に乗ることが多いのです。
でも、前橋から高速に乗るよりはかなり安いですし、それよりもピノコの様子がヘン。
「ぴ、ぴのこうんちょっちょしたいちゃん…。」
ピノコは以前は外でオシッコもできない子で、それでも今はするようになったのですが、今でもウンチはなかなかできません。
「ぴのこはせれぶなれでぃだからおそとでうんちょっちょなんてできないちゃん!」
なので、今日は迷うことなく与野から首都高に乗っちゃいました。

帰宅後、ピノコは脇目も振らずハウスに直行しブリブリ…。
よかったね。

そして女房が言いました。
「おじちゃんちは前橋の前は水戸に住んでたんだよね。」
気のせいか、また何の用もないのに水戸に行く予感がビンビンしてます。
ハイ。

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