昭和の薫りを残す男。
私は太っているので人より多く汗をかくんだと思う。
あまりに汗をかくと、自分の汗が原因で肌がかぶれてしまう。
いわゆる「あせも」に近いものだと思う。
さすがは赤ちゃん肌の持ち主だ。(アホ)
なので、汗を各部分にはパタパタと粉をはたくことが多い。
この「粉」をなんと呼ぶだろうか?
ベビーパウダー?
シッカロール?
我が家では「天花粉」と呼んでいたのだ。
おばあちゃん子だったしね。
先日も仕事場で「汗をかく」、って話題になったとき、「だってオレだって天花粉はたくよ」ってつい言っちゃったのだ。
そしたら、周りがキョトーンとして、「てんかふんってなんですか?」って。
天花粉は天花粉だよ。
シッカロールか?
ベビーパウダーか?
「あー、ベビーパウダーならわかります」だって。
年配の人もいたんだけど、「天花粉なんて言葉何十年ぶりに聞いたわ」だって。
「くうみんちゃん、古いわねぇ」。
失礼な。
大体、ベビーパウダーにしてもシッカロールにしてもあれは商品名でしょ?
ベビーパウダーってどっかの登録商標なんじゃないの?
シッカロールは和光堂の登録商標のはずである。
なので、あれは天花粉と呼ぶのが正しいのだ。
…たぶん。
その後、暑い話からこないだもこのブログに書いた、はみ出した半ズボンの話になった。
メンバーの一人が「半ズボンっていったって子どものころ小学生の男の子が横からハミパンしてた半ズボンとはワケが違うわよねぇ」って。
そしてその場にいた男性に「小学生のころ半ズボンって履いてた?」って聞き始めた。
もちろん私は履いていた。
とゆうよりも、男子は半ズボンを履かなければならないと決められていたのだ。
長ズボンが履けるのはカゼをひいたときなんかに限られていて、しかもお母さんが連絡帳に書いて先生に見せなければならなかったのだ。
長ズボンを履くと「不良」とまで言われた。
ほかは知らんが田無はそうだった。
でも、私はこの半ズボンがどうにも気恥ずかしく、小学校5年生のころに長ズボンに切り替えたのだが、同級生にやっぱり「くうみんは不良だ」って言われてた。
そんな話をしたら、「へぇ」って。
今どきの子どもだって半ズボンくらい履くだろ?
私は不良だったけどね。
特にコール天の長ズボンを履かせたら…。
そこまで言ったら、全員に「コール天?」って突っ込まれた。
あー、コール天だよ。
コーデュロイか?
「コール天も久しぶりに聞いたわぁ」だってよ。
私は昭和の男なのだなぁ。
じゃあ、キャミソールはなんて言うよ?
スリップか?
ズロースか?
「ランニング?」
モノが変わっとるやないかい。
あー、もーあたしゃしゃべんない!
次はどんなミラクルワードが飛び出すやら。
もっとも私にとってはミラクルワードじゃないわけだから、どれがミラクルワードかもわかんないんだけどね。
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