お彼岸の中日。
今日は、秋分の日。
昼と夜が同じ時間になる日です。
以前から思っていたのですが、この日を祝日にした日本人って風情があると思いませんか。
休みが増えるのはなんにしてもいいことです。
さて、今日はお彼岸なワケですが女房に聞かれました。
「お彼岸ってなに?」
お彼岸は墓参りに行く日だろ?
「じゃあご先祖様が帰って来る日?」
それはお盆なんじゃないの?
「じゃあ、お彼岸ってなに?」
うーん…、と私も考え込んでしまったので調べてみました。
元々、「彼岸」とゆうのは岸のあっち側のことだそうです。
対してこっち側の岸は「此岸(しがん)」と言うそうです。
「彼」はあっちで、「此」はこっち。
「あっち側の土地」のことを「彼の地」なんて言ったりしますね。
「此」は読んで字のごとくです。
そんじゃあ、岸のあっち側ってなんじゃらほいってゆうと、要するにあの世です。
お彼岸の習慣は「彼岸会」といって、春分と秋分を真ん中にした7日間にした暦の一種で、ご先祖様を大切にする日なんだそうです。
なんで、春分と秋分なのかとゆうと、この日は昼間と夜が同じ長さ、つまり太陽が真東から出て真西に沈むので、西方浄土にいるご先祖様を思って大切にする、ってことなんだそうです。
だから西方浄土って言うんですね。
わかったかね?
「西方浄土ってなに?」
お前んち浄土真宗だろ!
そんなのもわかんねーのか?
…って関係があるのかどうかわかんないけど。
そうそう。
お彼岸と言えばおはぎですよね。
おはぎは秋分の言い方で、春分の言い方はぼたもち。
季節に合わせて呼び方を変えているワケですね。
お義母さんがいた頃はいつもおはぎを作ってくれました。
そういえば魔女(私の母親)も作ってくれてたかな?
お米をはんごろしにしてね。
この「はんごろし」って言い方、物騒ですがこう呼ぶんだから仕方ない。
私は餅米もあんこもニガテなのですが、やはり季節のものは食べないとなんだか損をしたような気分になるのが不思議です。
もっとも、私はダイエットの真っ最中なので、彼岸からおばあちゃんが「アンタは食べなくていい」って言ってるかも知れませんね。
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