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2011年9月13日 (火)

秋の味覚であります。

先週、「徳島に帰省した人からこんなのもらった~」と女房がお土産をもらってきた。
それはつやつやの「すだち」。
漢字では「酢橘」と書くそうである。
徳島といえば、坂東英二、アンジェラ・アキ、徳島ラーメン、そしてすだちだ。
私は東京の人間なので、あまり触れる機会はないのだが、いかにも「新鮮!」ってゆう感じがする。

10個ぐらいあったのでどのようにして使うかを考えていたのだが、やっぱりこの時期ならサンマだろ、サンマ!
そんなわけで、サンマを買ってきた。
今年は豊漁で大き目のサンマが採れるらしい。
私は尿酸値が高いのであまり青魚は食べてはいけないらしいのだが、それでも青魚は好きだし食べたい。
それでも、まだ出始めとゆうこともあり、1匹250円とかなりお高い。
しかし、初物を食べると寿命が長くなると言うし、せっかくこんないいすだちがあるんだからそれに見合うサンマを買わにゃならん。

サンマっておいしいよねぇ。
特にこのキモの苦味が最高なのだ。
焼けるに従って滴る油に、立ち上る煙。
焼きあがったサンマに大根おろしを添えて、すだちをかけて…。
うま~い!!
やっぱり値段相応の味はするぞ、このサンマ。

そして何よりもやはりすだちの力である。
しょうゆだけとはもちろん違うのだが、ポン酢ともレモンともまた違う、なんとも穏やかな風味で非常にうまい。
サンマを食べるためにこの時期にすだちが採れるのか、それともすだちが採れるのに合わせてサンマがやってくるのか、と思うぐらいだ。

するとまたしても女房が言った。
「これならかぼすサイダーがおいしいと思う。とおちゃんピノコのお散歩の帰りに三ツ矢サイダー買ってきて。」
三ツ矢サイダーは女房の好物である。
とゆうことは、散歩に行くのも買い物するのも確定なのね…。
と思ったりするのだが、めんどくさいから反論せずに黙ってお散歩に行く。
いこ、ピノコ。
もちろんピノコははちゃはちゃの大喜び。

買ってきたサイダーにかぼすを絞って入れてみる。
…ん、んまいね。
もっと柑橘系柑橘系してるすっぱい味がするのかと思ったのだが、これが丸いまろやかな味なのだ。
うーん、ホンモノのすだちはこうゆう味がするのねぇ。

私は柑橘系が好きなのだが、実は皮の部分は非常に苦手だ。
マーマレードもレモンピールもユズも一切ダメである。
だって皮って食うところじゃないだろう。
このブログでもよく書いているが、そのためか特にユズがダメでニオイもダメだ。
でも、あれは皮だけの話であって果肉や果汁はうまいのかもしれない。
すだちを通してユズについても考えてみることになった。

でも、このすだちはいいね。
徳島といえば坂東英二と…、あ、しつこい?
あ、あと忘れてたね、徳島といえば阿波踊りじゃないか。
「どうして阿波踊りなの?」
だって阿波ってくらいだから徳島じゃないか。
「え?徳島って阿波なの?」
徳島って阿波なの。
ってゆうか阿波に徳島があるの。
「眉山」ってゆう映画一緒に見たじゃん!
「あ、あれって徳島だっけ?」
もう、オマエ…。
いいや、もう。

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