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2011年10月28日 (金)

腰を据えて挑むべし。

仕事ってなんだろう?
いきなり重い書き出しで始めてしまったのだが、ちょっと考えてみた。

私は「自分が世の中でどれだけ必要とされていて、どのぐらい役に立っているかを感じることのできる尺度のひとつではないか」、と思っている。
仕事でしか自分の存在を実感できないのはさみしいが、あくまで尺度のひとつとして、である。
自分に能力があってそれが必要とされているならば活かすべきではないかと思う。
毎日のおぜぜを稼ぐことも大事だけれど、仕事って単純にそれだけのことではないような気がする。

さてさて。
そんなマジメな書き出しだったワケだが、今日の記事の中身は非常に軽い内容である。

仕事の中身とゆうのは様々であり、私の仕事の中身もいろいろである。
山のような書類に追い立てまくられることもあれば、頭を使わなければいけないことも、ひたすら同じ作業を繰り返すこともある。
今日のお仕事はその中でもかなり地味目。
封筒の中に手紙を入れ、宛名シールを貼って、封をする。
その数、数百枚。
しかも一日中。

仕事の中身に地味とか派手とか言ってちゃいけないんだけど、だって地味なんだもん。
少なくても派手ではない。
こんなのタモリが「これ貼っといて」って言うみたいに誰かに頼んじゃえればいいんだけど頼むにも誰もいない。
自分のことは自分でやらなきゃいかんのだ。
ドラマの中のエラい人みたいに「コピーとって来て」なんて言ってみたいモンだ。

実際、始めてみればひたすら同じ事の繰り返しなのだが、実は私、こうゆう作業、決してキライではない。
いや、むしろ好き。
年を重ねるごとにこうゆう仕事はやらせてもらえなくなるものなんだろうけど、案外楽しかったりする。

これも、数をこなしているとノリの付け方とか、段々とこだわりが出てくる。
「こっちからこう付けるときちんと端までノリが付くな」とか。
それに、封をするときも最初の方は曲がったりシワが寄っちゃったりしてたんだけど、こちらも段々と上達してくる。

でも、飽きて来ちゃってね、ノリに書いてある注意書きなんか読んだりするワケ。
そしたら「接着以外の用途に使わないでください」って書いてあったりするの。
使っているのは、スティック型の口紅ノリってヤツ。
このノリって接着以外の用途に使えるの?
他に使い道ってあるの?
使い方があるからこう書いてあるんだろうけど…。
すっごい気になる…。

それはそれで、頭から離れないんだけど、やらなきゃ終わんないから再開する。
しばらくすると「よっしゃあ!もう達人レベルだぜ!ナンボでも来い!」って気になって来るのだが、こうなる頃にはもう終わってしまい、忘れた頃にまた同じ仕事をすると、すっかりズブの素人さんに戻っちゃってたりするのである。

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