男気を見せた話。
こないだの維新祭りの前日の飲み会に行くときのこと。
家を出て、店まで歩いて行こうと思ったら、雨が降り始めたので傘をさして出かけました。
途中、女の人とすれ違ったのですが、彼女、傘をさしていない。
しかも、妊婦さん。
ちょっとまった。
あなたお腹大きいの?
ダメだよ、妊婦さんが雨になんか濡れちゃ。
これあげるからさして帰んな。
オレんちすぐそこだから。
とっさに出た行動でした。
相手が「え…、でも…」って言うので、
いいから持ってきな。
オレからの少し早い出産祝いだよ。
一番大事にされるはずの妊婦さんが雨に濡れてていい算段があるワケがありません。
「でも、お礼しないと…」とまだ彼女が言います。
そんなモンはいらないよ。
あ、そうだ。
そんじゃさ、こうしよう。
オレ、毎日ここら辺ウロウロしてるから、今度会ったらお礼してよ。
縁があったらまた会えるよ。
そんときは元気な赤ちゃんを連れててね。
じゃ。
そんなこんなで、傘をあげて立ち去りました。
我ながらいいことしたなぁ、と。
カッコ良かったのではないかと。
でも、ここでカッコつけきれないのは、直後に雨がひどくなり、彼女が見えなくなった途端にそばにあったコンビニに駆け込んで傘を買ったことです。
うーん、ま、私らしいかな?
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コメント
くうみんさん
うわぁ…!!!
良い話ですなあ…。
その男気にやられましたよ。
私の涙腺もうボロボロです。
是非一杯おごらせて下さい。いやマジで。
これ以上言葉は要りませんよね?
ではまた!
投稿: シュウ | 2011年10月31日 (月) 21:11
シュウさん。
いやぁ、そうなんですよ。
とっさに出た行動でね。
ついやっちまったんですよ。
今から考えると、相手の女の子は不審がっていたのかも…。
でも、悲しかったのは傘をあげた後に「あれ?ひょっとしてオレいまメチャメチャカッコ良くない?」と思って賛同を求めても誰もいなかったことですかね。
情けは人のためならず。
そのうち自分にも帰って来るんじゃないかと、期待しないで待ってます。
投稿: くうみん@管理人 | 2011年11月 3日 (木) 16:38