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2011年10月29日 (土)

優しいタイの人。

タイが洪水で大変なことになっている、と連日ニュースが報じている。
実は私たち夫婦が唯一行ったことのある海外がタイということもあり、今でもタイが好きで、タイ料理もタイ米も大好きだ。
あ、女房はタイ米はニガテだけど。

バンコクはとても綺麗な街で、人も親切だった。
物売りは確かに多いけど、商売熱心なんじゃないかと思う。
みんな勤勉なのだ。
日本によく似ている。
だから、日系企業が進出するのだが。

だから、行ったことのあるアユタヤの遺跡群や、ワットプラケオ(エメラルド寺院)、ワットアルーン、ワットポーなんかが水に浸かっていたり、浸かりそうになっているのをニュース映像で見ると、非常に心が痛む。
ワットポーの涅槃像なんかどうしているのだろうか?

ガイドさんにもお世話になったのだが、あの時のパパはどうしているだろうか。
とても心配している。

先日、ニュースでタイの現地の人にインタビューをしていた。
その中の何人もが「なにを言っているんだ。大変なのは日本じゃないか。日本の方がよっぽど大変だ。大丈夫なのか?いつも心配している。頑張って欲しい」と口々に言っていた。
ニュースとてテレビ番組であるし、演出があるだろうけれど、それにしたって自分たちの状況よりも日本のことを心配していることがたくさんいるのは事実であり、それを見ていた私と女房は甚くカンゲキしてしまった。

日本人からすると、「いや、日本も大変だけど、まさに現在進行形で今のいま、大変なのはタイでしょ?」って言ってあげたくなる。
タイには日本企業が多いためなのか親日家が多いと聞く。
そのせいもあるんだろうけど、こんなに優しい人たちがたくさんいるタイがまた好きになってしまった私たち夫婦なのでありました。

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