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2011年10月 2日 (日)

「ごめんなさい」の用法。

以前にテレビで「ごめんなさいは子どもの謝り方」って言ってました。
確か東野幸治が言ってたんだっけな?
「大人はすみませんと謝るもの」だと。
ふーん、そんなもんかね、と。

でもね、私はこの意見に大いに疑問があるのです。
謝罪の気持ちを込めるには「すみません」より、「ごめんなさい」だと思ったりするのです。
なんて言えばいいのかな。
「すみません」っていろいろ使える便利な言葉だな、と。
謝罪だけではなく、呼びかけなんかにも使いますよね。
「ちょいとすみませんが」なんてね。
英語で言えば「excuse me」ですよ。
「excuse me」って「すみません」とか、訳し方によっては「失礼」ってなると思います。
これって謝罪の気持ちも感じますが、明確な感じではないですよね。

「ごめんなさい」は「I’m sorry」ですよね。
これって、「ごめんなさい」にしか訳せないですよね。
明確に謝罪の気持ちが含まれています。

それに、大人が「ごめんなさい」って謝るのってけっこう勇気がいりますよ。
子どもっぽいかもしれませんが、謝罪の気持ちが現れる言葉だと思います。

なので、私はあえて「ごめんなさい」って言うようにしています。
それどころか、道を譲ってほしいときなんかにも「ごめんなさい」って言ってます。
あれ?
ここは「すみません」でいいんだろうか?
「ちょいとごめんなさいよ」って言うと江戸っ子らしく聞こえるかも知れない。
そう考えると、「すみません」と「ごめんなさい」は東京と大阪の文化の違いもあるのかもしれませんね。

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