「ごめんなさい」の用法。
以前にテレビで「ごめんなさいは子どもの謝り方」って言ってました。
確か東野幸治が言ってたんだっけな?
「大人はすみませんと謝るもの」だと。
ふーん、そんなもんかね、と。
でもね、私はこの意見に大いに疑問があるのです。
謝罪の気持ちを込めるには「すみません」より、「ごめんなさい」だと思ったりするのです。
なんて言えばいいのかな。
「すみません」っていろいろ使える便利な言葉だな、と。
謝罪だけではなく、呼びかけなんかにも使いますよね。
「ちょいとすみませんが」なんてね。
英語で言えば「excuse me」ですよ。
「excuse me」って「すみません」とか、訳し方によっては「失礼」ってなると思います。
これって謝罪の気持ちも感じますが、明確な感じではないですよね。
「ごめんなさい」は「I’m sorry」ですよね。
これって、「ごめんなさい」にしか訳せないですよね。
明確に謝罪の気持ちが含まれています。
それに、大人が「ごめんなさい」って謝るのってけっこう勇気がいりますよ。
子どもっぽいかもしれませんが、謝罪の気持ちが現れる言葉だと思います。
なので、私はあえて「ごめんなさい」って言うようにしています。
それどころか、道を譲ってほしいときなんかにも「ごめんなさい」って言ってます。
あれ?
ここは「すみません」でいいんだろうか?
「ちょいとごめんなさいよ」って言うと江戸っ子らしく聞こえるかも知れない。
そう考えると、「すみません」と「ごめんなさい」は東京と大阪の文化の違いもあるのかもしれませんね。
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