こりゃ便利だぜ!
前々から存在は知っていたのだが、使うことのなかったモノ。
それは「消せるペン」。
どんな仕掛けになっているかというと、60度以上になるとインクが透明になるんだそうな。
書いたところを擦る摩擦熱でインクが透明になるってことで、インクがそこからなくなるワケではない。
逆にマイナス10度になると色が復活することもあるそうで、東京の人が北海道に手帳を持ってったら消したはずの文字が全部出てきて大騒ぎ、ってことも考えられるので注意が必要ではある。
…ないかな?
今まであまり必要性を感じることがなかったので使うこともなかったのだが、先月たまたまノベルティで黒、赤、青の3本セットをもらったのだ。
これが案外便利なのだ。なにしろ発色がいいし、インクなのである程度の走り書きにも使える。
それに色が複数あるのがいい。
手帳なんかに使うにはなかなか便利だ。
私もこのブログに使う原稿を手書きで作ることもあるのだが、後から気づいた部分は赤で直せばいいし、もっと行き詰まったら消しちまえばいい。
イザとなったらドライヤーにでも当てれば全部消えちゃう。
ま、全部消すならその前に捨てちゃうだろうけどね。
でも、紙は再利用できるし、環境にもやさしいかもしれない。
あまりの気に入りっぷりにもらった翌週に渋谷の銀座伊東屋に行って緑とオレンジを買い足してきちゃった。
そしたらサインペンとか蛍光ペンなんかもあるのね。
それに、高級モデルのペンもあったよ。
種類はかなり充実してるし、なんせ店頭にこのペンの特設コーナーが設けられているくらいだからね。
店側も気合が入ってるみたいよ。
ただし、インクが消える限りデメリットもあるわけで、使っちゃいけない場面も当然ある。
中にはこのペンで公文書を書いちゃうようなおバカちゃんもいるそうな。
いいわきゃないだろ。
やっぱり消えちゃいけないものは消えちゃいけないのだ。
でも便利には便利なので自分用のアンオフィシャルなモノに使うようにしよう。
使用上の注意としては、インクが乾かないうちに擦るとインクがびよよよよ〜んと伸びて汚れてしまう。
まあ伸びた分も擦れば消えるのだがちょいとめんどくさい。
また、擦った直後に書き込むとまだ紙面が60度以上あるのか、うまく書けないことがあるので、何事も慌てないようにすることが必要だ。
ま、旧人類の悲しさでね、擦った後を手で払っちゃたりするのよね。
消しゴムじゃないからカスは出ないの。
インクが透明になるだけなんだからカスの出ようがないの。
で、払った後に「あ、そうだそうだ」となるわけ。
でも、ついついやっちゃうのよね。
とにもかくにもこれはなかなかのスグレモノであり、これから先、どのように発展しどんな展開を遂げて行くのか楽しみである。
新製品が出たらまた飛びつくかも。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント